こんにちは! 多年度合格ナビゲーターのとうへいです。
2次筆記試験の合格発表から6日経過しました。
私の過去を振り返ってみると、①去年は仕事に追われながら口述対策が進まない日々を、②2年前は不合格のショックを引きずりながら仕事に追われる日々でした。
さらに振り返ると、③3年前は「来年が勝負」と予備校選びを、④4年前(受験開始後3か月)は仕事と並行して試験対策を進める大変さにようやく気がつき、学習意欲が低下していたように思います。
今回は、私の2次筆記試験合格発表直後の時期①②③④の頃の心境を振り返りつつ、当時の自分に助言してみようと思います。
その前に、最初はお願いから。
目次
そして今日最もお伝えしたい(お願いしたい)ことがタイトルの2点。
です。
合格した方には、すでに口述試験の通知が届いているかと思います。
残念ながら不合格だった方には、本日12/17(木)に筆記試験の結果(事例ごとのABCD評価)が発送されます。
毎年発売される『ふぞろいな合格答案』の執筆に必要な答案分析には、再現答案と事例ごとの評価が欠かせません。合格者の「合格」の旨はもちろん、残念ながら不合格だった方の評価も事例ごとのABCD評価が特定できるため分析には必要不可欠です。ぜひ、お力添えいただきますようお願い申し上げます。受験生仲間がいる方は、声を掛け合っていただけるとありがたいです。
(1)の方向けに、明日以降は再現答案募集フォームに筆記試験の結果もあわせて登録できるようにします。再現答案は作成済みでふぞろいに未提出の方は、ぜひ分析精度向上のため、ご協力をお願いします!(氏名はもちろん、ハンドルネームや再現答案を誌面に掲載しなくてもOKです。その場合は分析にのみ活用させていただき、A~D評価をご連絡いただいた方への採点フィードバックをお送りします)
(2)の方向けに、12/20(日)に再現答案提出時にご登録いただいたメールアドレス宛に入力用のフォームをお知らせします。短時間で済む簡単な入力にぜひご協力をお願いします!
2次試験合格発表直後の心境を4年分振り返ってみて、その時の自分に向けて助言をしてみようと思います。同じ境遇の受験生の方々にとって少しでも参考になれば幸いです。
合格おめでとうございます。きっとこれからあわただしい日々が待ち受けていると思います。体調管理には気をつけつつ頑張ってください。
口述試験は、試験会場で試験を受けられればほぼ合格するから、無理せずきちんとご飯を食べて寝る生活をしましょうね。(言われなくても、そうしているみたいだね、口述試験対策していなさすぎてそれはそれで心配になるけど。。。)
合格したかもしれない、と思っていたあなたにとってこの結果はつらいですね。
会社で仕事をしながら、ふとした時にため息をついたり考え込んでしまう気持ちはよくわかります。今まで他にないくらい、時間を投じて合格するために勉強してきましたものね。もっとやれたのでは、と考え込んでしまっているようですが、悔やんでもすでに出た結果は変わりません。
今は、どんな言葉をかけられて説明されても、受け入れるのは難しいかもしれませんね。ただ、しばらく経った後に受け止められると信じて、お伝えしておきます。
きっと、不合格だったことにも意味があると思います。人間万事塞翁が馬。また試験を受け直すのか、いったん試験から離れるのかはそのうち決めればよいと思うけど、この経験は絶対役立ちます。気を取り直して、試験にトライしたことに胸を張りましょう。
ちなみに1次試験の受け直しで気が沈んでいるようですが、大丈夫。安心してください。
先代のそうちゃんも書いているとおり、意外と少ない時間で突破できるケースが多いようです。
やっぱり不合格か、と思っているあなた。さすがにラッキーで合格点に到達できるような甘い試験ではないと再認識したようですね。
でも、なんで不合格だったか、ちゃんと原因と改善策を掘り下げて考えていますか? 「勉強不足」みたいなざっくりとした振り返りで済ませようとしていませんか? それだとまた来年「勉強不足」と振り返るかもしれませんよ? なぜ「勉強不足」になったか、その要因を十分に考えてみましたか? 試験結果の評価(BBBA)をみて「意外と惜しかった、次はいけるかも」なんて楽観的に考えていたりしませんか?
診断士2次試験攻略の鍵は、学習の質の確保、だと思います。あなたは質が高い学習を行うために必要な情報を取るためにアンテナを広げていますか? 『ふぞろいな合格答案』をほとんど読んでないあなたが、自分に合うかどうかよく考えずに特定の予備校のメソッドに従おうとしているあなたが、限られた時間で効果が高い学習ができるのか、かなり心配です。まずは受験生支援団体のブログを読み漁ることから始めることをおススメします。
1次試験対策でいっぱいいっぱいになる気持ちはわかります。でも、まずは2次試験の問題を解いてみませんか? 誰しも、最初に解いた時には絶望すると思います。必ず通る道なら、早いタイミングで絶望することをオススメします。
このペースではやばい、という適度な緊張感が得られ、時間を無駄にしない、という意識が醸成できるメリットがあります。また、2次試験での活かし方をイメージしながら1次試験の知識をインプットすると頭に定着しやすくて一石二鳥です。特に2次試験の事例Ⅳの勉強を早期に行うと、1次試験の財務・会計が難なくできるようになり効率的です。
ちなみに、今のあなたはテキストを読むのに時間使いすぎですね。アウトプット中心の方が頭に入りやすいし、本試験での得点獲得力がつくので、過去問や問題演習を先にやったほうがいいですよ。テキストは問題を解いた後に眺めましょう。(テキストを先に読んでも頭に入りにくいから、それに時間使うのもったいないかも)
と、今日はこんなところで。
結びに、大事な事なのであらためてお願いさせていただきます。
皆さまからのお力添えがなくては書籍『ふぞろいな合格答案』が発刊できません。
ご協力のほどよろしくお願いいたします!!
明日は、とっくんの登場です!