残り1週間の使い方+ファイナルペーパー

同友館
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みなさん、こんにちは。事例Ⅰ&事務局担当、自信のないあなたの味方!はるかです。

いよいよ本試験まで一週間とちょっとですね。いかがお過ごしでしょうか。そろそろ仕上がってきましたか?

今日は本番直前ということで、私のやってよかった一週間前の勉強法をお伝えしたいと思います。

時間もないことですし、さっそくいってみましょう!

 

直近5年分の過去問を30分で解く

かなりオーソドックスですが、直近の過去問の確認は外せないですよね。

私の場合は5年分は5回以上は解いたので、書き出さずに「解答骨子を30分間で考える+ふぞろいで30分振り返る」という60分短縮ver.で苦手な年だけ解きました。

この勉強法で良かった点は、

①時間制限が厳しい中で優先して書くべき論点を外さず想起する訓練になること。

②自分の弱点や落としやすい論点を把握できること。

時間を30分と短めに設定することで、最優先で書かなくてはいけない論点を優先して探す訓練になります。時間に余裕があればなんとなく目についたり思いついたものから解答を組み立てがちですが、出題者が書かせたいものは何か絶対に外せない論点はどこなのかということにより意識することができるのでお勧めです。それに、何度も過去問を解いていると解答の完成度は上がってきますよね。しかし、本番もその完成度で解答を書こうとすると当然時間は足りません。頭ではわかっていても、いつもやっていることができないというのは精神衛生上よくないので、制限時間を短くして時間のない中での解き方に慣れておくのは非常に効果的だと思います。また、極限状態に追い込むことで自分の弱点や癖が浮き彫りになりますので、それらを把握しておくという意味でもいいと思います。

運営管理と企業経営理論の教科書を見る

今まで過去問を中心に学習してきたので、不安だったQC7つ道具や生産管理、コア技術戦略などについての知識を少し見直しました。知ってるつもりでも意外と抜け落ちている知識って多いものですよね。多く覚えようとせずとも、なんとなく頭の片隅に置くだけでも当日救われるかもしれません。(私はこの時のコア技術戦略に随分助けられました)そして、この時のポイントとしては、自分がこのテーマで問題を作るならどんな会社にするだろうか、と少し立体的に想像しておくと本番で迷った時のヒントになりやすいです。

例)事業部制組織が強みになる企業とはどんな企業が考えられるか?→①事業ごとのきめ細やかなニーズに対応できている(製品別、地域別など)②現場の状況に即応できるため市場の変化にうまく対応している③戦略的意思決定に多くの時間がさけるので新事業展開を戦略的に行えている④次期経営者や幹部候補の育成が行えている(事業承継を行いやすい、マネジメント人材を育成しやすい)などなど、色々考えられますよね。(教科書を見ているだけでは退屈ですしね)余裕のある方は是非。

ファイナルペーパーを作る

私は、上記に書いた過去問の早解きでできなかった論点や教科書で得た知識などを列挙する形で一枚の紙に書きました。

ファイナルペーパーは心を落ち着かせる最終確認のようなもので(携帯持った?財布持った?みたいな感じで)、そんなに凝ったものは作らなくていいと個人的には思います。

かーなも言ってますが、本番は想像以上に脳が疲れてるので、必要最低限にとどめることをお勧めします。

下に私のファイナルペーパーを載せておきます。

ちなみに、ふぞメンのファイナルペーパーはこちらから。↓

たかし→事例Ⅰ事例Ⅱ事例Ⅲ まっつ→ファイナルペーパーを作ってみた

テリー→事例Ⅰ+Ⅱ事例Ⅲ+事例Ⅳ 

事例Ⅰファイナルペーパー

絶対にフライングしない!書く前に再度森をみるように一読する。

どんな企業を目指すのか、そのために不足しているものは?

それを実現するための組織的人事的課題はなにかを考える

①現状(過去)分析は優先する。(与件に書かれている可能性が高い)

ない場合は過去や今と比較して類推する。

・今できているが過去にはできていなかった→真逆パターン

・××を強化するために○○した→××が弱かったと類推

②多面的に、だけど与件に寄り添うことは忘れない。

③新事業を始める理由

・単一事業に依存しリスク分散を図るため。

・関連多角化でシナジーをねらう。

・強みをより強化でき(技術力など)差別化が可能となる場合。

・課題の克服が可能となる場合。

④事例Ⅰ的強み→内部資源に着目(人モノカネ)

+外部との関係性+組織的なもの(意思決定が早い、対応力が高い、組織文化そのもの)

⑤経営管理とは、資源配分である。

⑥市場分析には競合も加える!

⑦工場長に権限→管理体制の強化

⑧製品の絞り込み→ブランド戦略、経営資源の集中を想起する。

⑨わからない時でも、失敗事例から考える

 経営資源の分散、内外性区分、ブランド力、シナジーなし、意識改革の遅れ(情報連携不足)

⑩時間を要すもの

・技術を広げる

・プロセス改善(高次学習)

・ノウハウ蓄積

・意識改革

⑪海外進出や新市場に多角化→事業部制に改変+権限移譲を示唆

⑫特定技術に特化し競争優位性を高め、それを応用し多様な製品に活用

 →コア技術戦略(技術に特化しつつ市場の変化やニーズにも応えることができる)

⑬事業を移管、分離させる理由

・シナジーや強みの強化につながらない。(全体戦略ブランドなど)

 ・すみ分けて士気を高める(ソフト面)

⑭OEM→資金は足りているのか?

⑮新卒社員採用

長期視点での幹部候補育成、組織の活性化(ソフト面)

最後に

この試験で、「よし、俺は(私は)間違いなく受かるだろう!」と自信を持って試験会場に向かい、

その自信をキープし帰ってきたという話を私は聞いたことがありません。

みんなどこかできっと打ちのめされます。

私の場合は、事例Ⅲで40点以下かもしれないなと落ち込みながら帰りましたが、

実際の点数は予想に反して70点でした。

これは、違う人の結果が誤って届いたのでは?と受験番号を何度も確認するくらい予想外でした。

そのくらい本人の手ごたえなんてあてにならないものなので、

このブログを読んで下さった皆さんは、できない……わからない……もうダメかも、と試験当日に思ったとしても、

絶対に気を落としたりしないでくださいね。

自分のできなかった問題は、きっとみんなもできていないはずだと自分を励まし続けてください。

皆さんが本番で力を出し切れるよう祈っています!

体調に気を付けて、残り一週間頑張ってくださいね!

では、また。

明日はいけぽんです★

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