ピークの状態で当日を迎えるために41日前の今日からやるべきこと

同友館
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今日もお疲れ様です!

「頑張りたい!けど、モチベーションが長続きしない……」そんなあなたを応援したいじょーきです!(※じょーきとは……2.5年で2次試験に合格した独学多年度生。目の前にあるものに次々と興味が移るその精神年齢はいつまでも5歳のまま。診断士試験でも見落とし多数、制約条件漏れで大いに苦戦。本業は金融業。2020年10月1日付で転職するけど、次もやっぱり金融業。ちなみに適性は感じていない。)

試験まであと1か月と少しですね。残り日数が少なくなってくると、「1日」の価値が相対的に高まってくる気がしますよね。

……「1か月と少し」って具体的に何日ですか?その1か月と少しでしっかりと仕上げて試験本番を迎えられますか。

予断ですが、私は学生時代、陸上競技をしていました(ちなみに400m)。陸上競技は個人競技で、よく「自分との闘い」と表現されます。敵は自分自身だからこそ、コンディションを整えることが何より重要で、試合当日のその1レースから逆算して生活リズムや練習メニューを考えることが必要です。当日スタートラインに立った時点で大体勝負が決まっているといっても過言ではないと思っています。

試験も、出題者の揺さぶりや当日の緊張感に負けることなく、自分が準備してきたものをどれだけ出し切ることができるかが試されるという点ではかなり似た「競技」だと思っています。

というわけで今日はピーキングについて取り上げます(※「ピーキング」とは「重要な局面を最高の状態で迎えられるように調整すること」という意味)。

当日まで「あと〇日」とカウントダウンする

毎日、「あと〇日」とカウントダウンをする。私のピーキングの手法はこれだけです。

カウントダウンの効果には精神的な面物理的な面があります。

まず精神的な面では当日に向けて気持ちを高めていくことができます。それと同時に勉強以外の時間の使い方を考えるきっかけにもなります。

例えば私なんかはアレルギー持ちなので、大事なイベントがあるときは数週間前に耳鼻科に行って薬を処方してもらうなど準備をするのですが、そういった予定をどこに入れ込むか考える必要があります。

体調管理の観点でも、仕事や飲み会(今年に関してはそんな心配はないかもしれませんが)での切り上げ方を考えるきっかけになります。期限まで時間がある仕事や、融通が利く私的な予定を前倒しで済ませておくということも大事だと思います。

物理的な面では、残された勉強時間が明確になることで、取り組むべき課題の優先順位を付けるきっかけになります。

今日から起算すると残り41日です。今くらいの時期だと残り時間を明確に意識できつつ、まだ不足している内容の取り返しが利く、ちょうどいい時期だと思います。

これまでの学習リズムを基にすると、残された勉強時間を具体的な数字として捉えることができます。平日〇時間、休日〇時間……さて、あなたには何時間残されていますか。そして、その時間でこれから何ができるでしょうか。

何を極めて、何を捨てるか

・与件文のマーカーによる色分けを身に着けたい
・設問解釈は出題の趣旨を外さないように極めたい
・解答骨子もしっかりと固めて再現性を高めたい
・レイヤーも使いこなしたい
・与件文の読み込みの精度も高めたい
・一次試験の知識にも磨きをかけたい……

合格をつかみ取るためにやるべきことは山ほどあります。しかし試験直前になって、「あれもできなかったしこれもできていない……あーどうしよう」という精神状態になってしまったら、そこから試験当日までにピークを持っていくことは難しくなります。残された勉強時間が明確になった今、重要なことは何を極めて何を捨てるかということです。

特に多年度生は、これまでに何百、いや人によっては千を超えるような長い時間、この2次試験と向き合ってこられたと思います。これまで長い時間を費やして習得できなかった解法やアプローチを、残り41日で突き詰めることができるでしょうか。

ちなみに私は去年のこの時期、タスクの取捨選択をしました。与件文のマーカー色分け、精緻な設問解釈、レイヤーを用いた解釈……この辺りの内容を突き詰めることを諦め、自分に足りなかったポイントを集中的に補填する勉強に取り組みました。

以前のブログでも触れましたが、私は「自分に足りないのは与件文を漏れなく精読する力だ」と確信して、9月中頃から大学受験の現代文の問題集に取り組みました。2週間ほどの間、事例Ⅰ~事例Ⅲについては自分で作ったメモを見返す程度の勉強しかせず、ただひたすら現代文の問題を解いていました(事例Ⅳの計算問題は毎日していた)。

もちろん色々な解法の習得を目指すこと自体は悪い事ではありません。使いこなせるようになればそれは大きな武器になると思います。また昨日のブログでおはこが言っていたように、試験3日前に大きな気づきを得ることもあると思います。しかし、解法はあくまで合格に近づくための手段に過ぎません。その手段が目的化して、自分が合格のために本当に必要なことを見失うということはないようにしてほしいと思います。

まとめ

ピークの状態で当日を迎えるために、毎日カウントダウンしてみてください。残された勉強時間を明確にし、その上でタスクの棚卸しをして、取捨選択を考え始めましょう。

診断士試験への向き合い方は人それぞれですが、このことは得られる情報が多岐に渡ることとも同義であり、結果的に情報に惑わされることにもつながりかねません。いろいろな勉強法を試して自分に合っているものを見つけることは非常に重要ですが、試験まで残り41日に迫った今、特に多年度生は拡散から集約にシフトして、自分の型を固めにいくことをオススメします。

ストレート生におかれましては、まだまだ情報を集めて新たなことに挑戦する時期にあると思いますが、「いつまでに方針を固める」という目安を持っておくことをオススメします。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
明日はマリの登場です!!明日もお楽しみにー。

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