誰でもできる!2次試験勉強法:時間の使い方

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1人でこっそり勉強するあなたを応援したい!事務局&事例Ⅱ分析チームのたかしです。

8月もあっという間に終わるということで、勉強の進み具合はいかがでしょうか。

これまで、私のブログ記事では2次試験勉強法について書いてきました。

今回はその続編ということで、勉強にあたっての時間の使い方について書いていこうと思います。

事例を解くときは2時間~2.5時間確保する

2次試験の勉強の中心は過去問演習です。

時間に制限を設けずに解くという方法もありますが、私の場合は本番同様に80分で解くようにして、そのうえで答え合わせ+復習の時間を十分とるようにしていました。

できれば演習80分+復習70分は確保して、与件文で読み取れていなかった部分どこなのか、必要だった1次知識は何なのか、考え方の枠組み・切り口は正しく機能していたのかなど、できていたこと・できていなかったことを振り返れるよう心がけていました。

どうしても時間がとれないときは、演習の80分だけでもなんとか確保して、答え合わせと復習を後で行うのも有効だと思います。

時間がなければないほど、どうしても演習を優先しがちですが、復習の時間を設けて再現性を高めていくことが大切です。

どうしてもそんなにまとまった時間はとれない…という方は、後述する40分勉強法がおすすめです。

通勤電車で知識の定着を図る

2次試験の特性上、通勤電車での勉強が難しいという声をよく聞きます。

確かに、与件文に線を引くなど作業も多い2次試験の演習は、通勤電車には向いていません。

そこで、私は通勤電車をインプットの時間と割り切って、そこでは過去問演習の復習ノートや『全知識』を読んで、関連する知識を定着させることに専念していました。

こうすることで、他の時間は演習+復習の時間に充てることができ、結果的には効率的な勉強ができたと思っています。

個人的には、1次試験のテキストの再読は効率がよくないと感じていたので、「復習ノートにまとめた2次試験でよく使う知識」を中心にインプットしていました。

ちなみに、今は在宅勤務で通勤電車に乗る時間がない方も多いと思います。その場合は、例えば朝仕事を始める前の時間をインプットに充てるなど、何かしら枠をつくってみるとメリハリがつくのではないでしょうか。

昼休みを有効活用する

働きながら試験勉強するにあたり、時間の捻出は本当に難しいと思います。

仕事が忙しい、家族との時間も大切、でも勉強しないといけない。そんな思いの中、私が有効活用したのは会社の昼休みの時間です。

とはいえ、私の場合、周りに勉強していることを打ち明けているわけではなかったので、会社の中で勉強するのは考えづらく、考えた末に編み出したのが「頭の中だけで40分過去問演習」という勉強法でした。

昼食をさっと済ませたあと、「与件文の冒頭を読む→設問文を読む→与件文を読む→解答骨子を作成する(ざっくりで、こんな要素を書くというのを頭で整理する)」をいうのを40分で終わらせる訓練をしていました。そして『ふぞろい』と照らし合わせて、何ができていて何ができていなかったのかを振り返り、反省するというまでがひとセットの勉強法です。

時間がない中で苦肉の策として編み出した勉強法でしたが、骨子を素早くまとめたり、与件文の内容を頭に残したりといった面で非常に有効だったと思います。

自分にあった時間の使い方を!

時間の使い方というと、そこまで重視されない方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、何にどれだけ時間を割くのかというのは、ボディーブローのように実力に反映されてくると思います。

勉強法に迷う時間、何をしようか迷う時間をできるだけ切り捨てられるよう、自分にあった時間の使い方を固めてしまうことをおすすめします。

さて、明日はふぞろいのスーパーリベロことRYO@福岡です。実務補習で忙しくしているようですが、今回はどんな話題を提供してくれるでしょうか?お楽しみに!

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