失敗のパターンと原因を正確に把握していますか?

同友館
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毎度ふぞろいブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日はマリがお届けします。夏ですね。

1次試験が終わってから、2次試験対策をされている方とお話しする機会が一気に増えました。
そのなかで、「ケアレスミスが無くならないんです」というお声をよく聞きます。
2次試験まであと80日です。ご自身のクセや失敗のパターンを早めに把握し、対策を考えましょう。

私の失敗談

数年前、私は簿記1級の勉強をしていました(診断士試験の話じゃなくてスミマセン)。
某予備校に通っておりまして、その直前答練でどえらい失敗をやらかしたことがあります。

解答用紙の試算表右上に(千円)の記載があったにも関わらず、すべてを円で計算して記入し、そのまま最後まで気づかず、まるっと失点してしまったのです。

直前期ですよ、ありえないですよね。当時通っていた予備校の先生にも、けちょんけちょんに言われました。

「この直前期にこんな間違いを犯すなんてありえない」
「試合放棄しているのと同じ、スタートラインにすら立てていない」

論外」と吐き捨てながら答案用紙を返却した先生の冷たい目が、今でも忘れられません。

そりゃもう、猛省しました……。
以降、最初に解答用紙の単位を必ず確認し、それに合わせて問題文や資料の単位を換算・整理してから計算するクセをつけました。また、『私はとんでもない失敗をやらかすポンコツである』という意識を常に持ち、必ず途中と最後に見直す時間を作りました。その結果、二度と同じ間違いを犯すことはありませんでした。

ミスと向き合いましょう

皆さんはご自身の間違いやすいパターンを正確に把握されていますか?

たとえば『計算ミス』とひと言でいっても、色々あります。具体的にどのような計算ミスを犯しやすいのでしょうか。
よくよくお話を聞いてみると、実は計算ミスではないケースがあります。条件の見落としや意図の読み違い、単なる知識不足であることも……。

まずはミスの内容を正確に把握しましょう。そして、ミスと真摯に向き合ってその重大さを認識しましょう。「ただのうっかりミス」「このケアレスミスが無かったら合格していたはず」という意識では前に進めません。ミスを受け止め、その原因がどこにあるのかを考えて、具体的な対策を立てましょう。

それでもミスを完全に無くすことは難しいと思います。
完ぺきな人間なんていませんし、本試験では緊張もあります。これまでではあり得なかったようなミスを犯すことも考えられます。
「自分は絶対にミスを犯す人間だ」という意識を持ち、必ずそのミスを見つけてリカバリーできるような対策も必要ですネ。

まとめ

①ミスのパターンと原因を正確かつ具体的に把握しましょう
②ミスを犯さないように対策し、ミスを減らしましょう
③ミスは必ずあるという前提で見直し、リカバリーしましょう

つまりは、当たり前のことを当たり前にやりましょうということですネ。
本日は以上です。

明日は夏セミナーの動画でも大活躍のだいちがお届けします。
お楽しみに~☆

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