春セミナーの話題あれこれ

同友館
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 先日の春セミナーにご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。有意義なセミナーとなったのは、みなさまが高い意欲をもってご参加されたおかげだと思っています。厚く御礼申し上げます。

 私はイントロ動画から出演(?)しておりますが、妙に軽いノリの動画で視聴された方は戸惑われたことでしょう。いまはじめて言いますが、実は「ふぞろい13」の某企画ページの世界観と連動して作った動画でした。「まだ発売されていない本の中身と連動する」というのはどう考えても伝わるわけないですね…。

 

 

 みなさんこんにちは、「勉強は無理せず少しずつ」がモットーのアラフォー受験生応援団のヌワンコです。自己紹介はこちら

 本日は、先日の春セミナーで出た話題が興味深かったので触れたいと思います(もしかしたら受験経験者向けの話題かもしれませんがご容赦ください)。

 

あれこれ①:解答の下書き書く?書かない?

 まっつと同じグループになった時に出た話題ですが、彼はブログの記事でも分かるようにプロセスが明確になっており、下書きも一度書いてから解答用紙に書くそうです。

 反面、私はいきなり解答用紙に書きはじめるタイプです(偶然にもまっつと私は生年月日が同じであり「人は同じ年輪を重ねてもこうも違うものなのか」と思わざるを得ません)。

 とはいえ、まっつと私の問題へのアプローチが違うかというとそうでもなく、むしろ共通点の方が多いと感じました。まっつは「書く内容を整理しないと論点が抜けてしまうので」下書きを書いており、私は(短期記憶には自信があるものの)とにかく書くスピードが遅いため、脳内で書く内容を組み立てて、それを解答用紙上でアレンジしていく、という「なにが自分にとって弱みなのか」の視点で最適なプロセスを選んでいると感じました。

 ですので、「それぞれ長所・短所があるので自分に合った方法を選んでください」が結論なのですが、もうひとつアドバイスするなら

 一度、自分の読む時間・書く時間を計ってみてください。

 読む時間と書く時間は80分の中で消費される時間なので、そのスピードが速いのか遅いのか、あるいはスピード自体を速められそうか、はひとつの方向性の指針になると思います。

 

あれこれ②:与件文へのマーク(色塗り)は?

 先日のうえちゃんの記事にもありましたが、与件解釈等でマーカーを使う人は多いかと思います。マーカーを使う人はさらに「設問と与件の対応付け」で使う人と、「SWOT分析」で使う人に分けられるようで、「どういう風にマークしていましたか?」という質問がありました。

 私の理解では、それぞれの使い方のメリットは以下のようなことかなーと思います。

 私の場合、両方やっていましたどっちかを採用したらどっちかを採用できない訳でもないので、だったら両方のいいところどりしちゃえばいいや、と思ってのことです。

 具体的には、

 (1)先に設問解釈を行う

 (2)一回目の与件文読解では黄色いマーカーを使って「大事そうぽいところ」に下線を引く。

 (3)二回目の与件文読解で、設問ごとに色を決めて設問と与件文の対応付けを行う。

 (4)(3)と同時に、SWOTになるところには水色のマーカーで「S」とか「W」とかメモ。

    メモする際は、それぞれの記号(SとかWとか)が同じ列に並ぶように極力揃える。

(4)については「ふぞろい12」のほっしーさんのやり方を参考に自分のやりやすいようにアレンジしていました。実際にほっしーさんの記事を見ていただいた方が理解しやすいかと思いますので、ご一読ください。

 ちなみに使っていたマーカーですが、「ペンが細いと見落とす」ことがあったため、FRIXIONの太いマーカーを使っていました。

 (紹介サイトはコチラ

 

あれこれ③:失敗することの重要性

 上述のとおり私は下書きをしないで書くタイプでしたので、「別のことを考えているうちに書くべき論点が抜ける」「題意が2つなのに解答では1つしか書いていない」などのミスがよく起こりました。

 ミスを起こさないようプロセスを見直すなどして対策することも重要ですが、一方で「人はある程度ミスをするものだ」との考えに立つと「ミスしても動揺しない心」というのも重要だと思うのです。そのために「平常心を保つ方法」などを本で読んで取り入れてもいいと思います。

 私は、模試などでミスをするたび、焦っている自分の心を観察するようにしていました。経験のある人は分かると思いますが、100文字の解答用紙の半分、50字くらいを書き直すだけでも相当精神的に疲弊します。そんなときに「うわ俺メッチャ焦ってるw」と自分を客観的に見て、それを覚えておくことで、何かあった時に取り出せる経験にしてしまうのです。

こう書くと「ミスに鈍感になる」と受け取られそうですが、そうではなく「ミスした経験を自分だけの武器にする」ことが重要なのです。

 実際に私は昨年度二次試験の事例Ⅱで、「理由と併せて」なのに理由を書いていないことに残り10分弱で気がつきました。その時も「あー、やっぱやっちゃったねー、だいじょぶだいじょぶ」くらいに思えたので、引きずることなくリカバリーできました。

 二次試験は微妙に揺さぶってきます。昨年度も事例Ⅰで「最大の理由」を2回聞き、事例Ⅱはネイルサロンで多くの男性受験生を戸惑わせ、極めつけの事例Ⅲは「新工場の在り方」。

 うがった見方をすれば、こうしたことに気を向けさせることで普段なら起こさないようなミスを誘発させているのかもしれません。

 当たり前ですが本番で大きな失敗はできません。そうならないためにも、模試などの機会を使って失敗と向き合ってみるのはいかがでしょうか。

 

おまけ:生問題用紙の公開

 最後に、私も令和元年度事例Ⅰの問題用紙を公開します(開示得点は62点です)。

 ご覧いただければ分かるのですが、よく言えば「与件文へのマークと脳内だけで情報処理している」ともいえますが、いま見直すと「もう少しメモ作った方がよかったかな」と思わないでもないです(笑)。

 「ふぞろい13」の購入者特典として今年も生問題用紙をプレセントする予定ですので、ぜひそちらをご参考にして自分なりのやり方を見つけてくださいね。

 

 さて明日は、近日発売予定の「ふぞろい13」のプロモーション活動のリーダーも務めているかーなの登場です。

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