半生の振り返り⑤ 高校生時代

同友館
doyukan_logo

 ふぞろい西日本チームの こーし です。

 現在、ふぞろい13春セミナーの質問相談会を開催中ですが、相談会での質疑により、今後の学習をはじめ、みなさんに少しでもお役に立てれば幸甚です。私も本日・明日と参加いたしますので、よろしくお願いいたします。

 

 

(閑話休題)高校生時代

 

 今から思うと試験を受けるまで1回も学校見学をしなかったのはなんでやったんかなあと思うけど、地元の公立高校より少し難しい私立高校を受験して越境通学することに。まあ入ってみたら自分よりできる生徒ばっかりやし、おまけに男子校。あまり面白くない時代だったかな。
 そんなこともあり、高校時代はあまり勉強しなかった。というより、勉強についていけなかったので、どこから手をつけていいのかわからなかったというのが正しいかな。
 それにしても般若心経はよく唱えたし、写したなぁ(「仏説摩訶般若波羅蜜多心経 観自在菩薩 行深般若波羅蜜多・・・羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶 般若心経」)。こんな調子なので、大学受験をするも合格できず、浪人することに…

 

 

 

1次試験に向けてのラストスパート 暗記3兄弟の学習

 

 1次試験まで残り50日を切ったところですが、まだまだ点数は伸ばせます。というより、ここからです。特に暗記3兄弟といわれる経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策はここから記憶を定着化させていくことで、60点に近づけていくことはもちろん、得点源にすることも可能です。

 ちなみに、私は2回1次試験を受けましたが、こんな感じでした。

 経営法務であと1マーク正解していたら、得点調整で2次試験を受けられていた、いや急に受ける羽目になってしまっていたことを思うと、落ちていて良かったのかもしれないなぁと思います。

 

 

経営法務

 

 1年目に足切りとなる苦い経験をしたんで偉そうにはいえませんが、今からでも足切り回避で60点に近づけられる方法として4つアドバイスをします。

 ①会社法と知的財産権で点数を稼ぐ
 ②改正された法は必ず覚えておく
 ③英文を読まないと解けない問題は捨てる
 ④民法は手を広げすぎず、相続だけは押さえる

 

 ①会社法と知的財産権で点数を稼ぐ

 なんじゃ王道やんと思われるかもしれませんが、やっぱりこれが近道です。会社勤めの人は普段のお仕事では意識されていなくても、学習していけば会社法や知的財産権に繋がっていることなんだなあと気付きがあるかと思います。
 何より、この2つの分野で50%程度が出題されています。したがって、確実に押さえていれば、足切りは回避できます。
 また、株式会社の機関や種類、特許法・実用新案権・意匠法・商標法の共通点と相違点など、比較をして覚えられるものが多いので、1回正確に覚えてしまえば忘れにくいというメリットがあります。
 最後に、どうしてもわからない問題が出た時には、目的条文(たとえば、特許法が何のためにできたのかが法律の第1条に書かれています)に立ち返るという方法が有効です。


 ②改正された法は必ず覚えておく

 令和元年度では、自筆証書遺言、新規性喪失の例外規定(期間の変更)、著作権の存続期間についての論点が出題されました。
 本年度は民法大改正の年なので、債権についての改正点は出題される可能性は極めて高いです。また、意匠法の改正点も狙われるかもしれません。
 なお、改正法の論点は過去問では経験できませんので、模試がおすすめです。

 

 ③英文を読まないと解けない問題は捨てる

 これは、あくまで私の場合なので得点源にできそうな人はしっかりがんばってください。大学受験以降まともに英語という語学に触れていない中で、わからない単語はあるし、読むのに時間がかかってしまうくらいなら、他の設問を解く時間をしっかり確保しようという戦術でした。

 

 ④民法は手を広げすぎず、相続だけは押さえる

 民法は範囲が広すぎるし、細かい論点が出た場合はかなりの難問になります。実際、司法試験でも苦労されている科目の一つと言われているぐらいです。なので、他の科目との兼ね合いで時間がなければ思い切って捨ててしまうのも戦術の1つです(今年は②のとおり民法大改正の年なので、その論点を押さえておくほうが重要です)。
 ただし、相続関係は毎年出題されていますし、覚える範囲も少ないので押さえておいたほうがいいです。

 

経営情報システム

 

 アラフィフの私はこの科目が一番苦手なので、全くアドバイスできることはありません。そんな私でも一昨年60点取れたので、何とかなります。
 まず、統計解析は捨てました(得意な人は得点源にしてください)。テキストではさらっと説明されていますが、私にはさっぱりわかりませんでした。
 あとは、略語は正式名称で覚えるにつきます。正式名称で覚えれば、それぞれの英単語から何となくイメージがつかめて大外ししにくくなります。

 

中小企業経営・中小企業政策

 

 これは、絶対得点源にすべきです。だって、テキストも一番薄いから(白書まで突っ込んでやれば別ですが、1次試験対策と割り切ればそこまで必要ありません)、覚える分量も一番少ないはずです。
 私は、1年目のときは、中間・期末テスト勉強ではないですが、試験1週間前からこの科目の学習に取り掛かりました。それでも合格点はクリアできます(その影響が経営法務にいったのかもしれませんが)。
 得点源にするために、次の2つの方法で2年目は学習しました。

 ①中小企業政策は8割の正答率を目指す。
 ②中小企業経営は自分のイメージと違うものにフォーカスして覚える。

 

 ①中小企業政策は8割の正答率を目指す。

 

 中小企業政策は、薄いテキストの中でもさらに薄くなります。お使いのテキストにもよりますが、100ページないぐらいの分量です。
 診断士を目指されているみなさんなら、この程度の分量は頑張れば何とか覚えられます。
 この分量で50点分あるわけですから、コスパが非常にいいと思って頑張ってください(私でも2年続けて8割正答しました)。

 

 ②中小企業経営は自分のイメージと違うものにファーカスして覚える。

 

 一方、こちらは何でもかんでも覚えようとすると大変です。一度、統計資料を見たうえで自分が思ったものと違う結果が出ていたものだけ覚えれば十分です。同じイメージのものは覚えなくても答えられるわけですから。
 あとは、統計資料で1番になっている項目だけは覚えておいてください。2番・3番も気になるし、そこまで問われることも実際ありますが、1番を正確に覚えていれば選択肢を絞ることはでき、正答率は高まります。
 

 

 明日は、事例Ⅰの説明動画で大活躍 はるか の登場です。

 

 

 

 

 

 

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする