半生の振り返り④ 中学校時代

同友館
doyukan_logo

 GW最終日、いかがお過ごしでしょうか。 こーし が担当します。

 1次試験まで66日。まだ2カ月余りあります。1次試験を受験される方は、この時期から2次試験のことは考えられないわぁと思われるかもしれません。

 1次試験終了後から2次試験への取り組みを始めて合格した人も数多くいるんで大丈夫ですが、中小企業診断士試験最大の関門といわれている2次試験について、少しの時間でお悩み相談ができる「ふぞろい13春セミナー」を実施しますので、ぜひご活用ください。

詳細、お申込みは こちら から。

 

 

GW明けから1次試験までの時間活用

 

 学習が計画どおりに進まなかったなぁ。〇〇の科目に思いのほか時間がかりすぎたなぁ。などなど、焦る気持ちが出てくるかもしれませんが、まだ2カ月余りあります。

 仮に順調に学習計画が進んでいなくても、十分立て直しはできます。そう、1次試験まで平日48日、土日18日あります。単純に平日48日×?時間、土日18日×?時間で、1次試験までに注げる総学習時間という資源を算出し、各科目にどの程度割り振るかを決めれば、やるべき事と捨てる事が見えてくるはずです。

 ちなみに、私は受験生支援団体(タキプロ)の勉強会が5月から始まりましたので、週1回は2次試験の問題に取り組むことにしていました。ちょうど1年前の5月6日に解いた(平成27年度事例Ⅰ)解答用紙を参考までに掲載しておきます。 まぁ、最初のうちはこんなもんです。今思うと、80分で解答用紙がそこそこ埋まっているだけでもたいしたもんかなぁと(自画自賛)。

 

 

 

 

閑話休題 中学校時代

 

 進学塾に通いながらも中学受験をすることなく、国立の中学校にエスカレーター入学しました。小学校も楽しかったけど、中学校も楽しかったし、モテモテの時期もあった(これも自画自賛というより自惚れ)。

 中学1年のころは勉強なんてこれっぽっちもしなかったんで、みるみるうちに成績が急降下し、さすがにこれではあかんということに気付き、中学2年からはテスト勉強というものをするようになったかな。テスト勉強なんでたった1週間ぐらいだけど、初めて勉強を計画的に取り組むことを覚えた。

 でも、中学2年ぐらいで気付いてよかった。そう、国立の中学校でありながら高校がないので、高校受験をしなければならなかったので。

 

 

 

 

 

 

運営管理の勉強

 

 運営管理は、みなさんご存じのように「生産管理」と「店舗・販売管理」に分けられます。

 製造業に携わったことがあれば生産管理は少しの勉強時間でマスターできるでしょうし、小売業や卸売業に携わったことがあれば店舗・販売管理について同じことがいえるでしょう。

 でも、私もそうですが、これらの業種に携わったことがなければ、テキストを読んだだけでは分からないことも数多くあるはずです。では、どちらが取り組みやすいかといえば、店舗・販売管理かと思います。実生活に身近な存在なので、比較的取り組みやすく1次試験では得点源にしやすいはずです。

 たとえば、スーパーやコンビニへ行けば、陳列方法やマグネットポイントなどを考えながらお買い物ができます。また、バーコードもほとんどの商品についていますし、POSシステムもレジなどで見ることができるので、学習したことを実践で振り返りができます。

 あとは、頻出論点である物流の仕組み、GMROIや値入率の計算問題をしっかり得点源にできれば、対策のとりにくい日本ショッピング協会などの出典による統計問題、少々細かい論点が問われる店舗施設に関する法律関係の問題はできなくても大丈夫です。

 ただ、2次試験を見据えますと、生産管理を苦手なままにしておくことはできません。苦手なままだと事例Ⅲで痛い目に合います。

 受注生産、内外作区分、バッチ処理、段取り時間、旋盤、フライス盤、研削盤、機能別レイアウト、生産計画、マシニングセンタ、外注かんばん、後工程引取方式、差立方法、工程計画……

 これらの語句、意味や特長をすぐに説明できますか。いずれも令和元年度の事例Ⅲで与件文に使われていた語句です。テキストに載っている語句だと思いますが、自分のものになっていなければ与件文を正確に読むことができませんし、80分間の中で深く考える時間を捻出できずに解答作成にも相当苦労します。1次試験の過去問演習で、分からなかった語句、曖昧な語句については、しっかりインプットし直すことが必ず2次試験にもつながります。

 あとは、うえちゃんの過去記事にもあったように、製造工程や製造現場で使われる工作機械がどんなものなのか、知らないよりは知っているほうがイメージが湧きやすく、2次試験で不利になることはありません。

 ふぞろい12メンバーのたっつんが試験合格後のセミナーで薦めてくれた書籍ですが、『文系出身者が2時間で製造業がわかる本』もいいです(受験生時代に知っていれば、もう少し事例Ⅲが得意になったいたかも)。

 2次試験でもよく出てくる、機械加工、プレス加工、板金加工、樹脂成型加工の4つについて分かりやすく説明してくれています。また、診断士として携わる業務の一つになるかもしれない補助金申請や事業計画作成についても説明してくれていますので、診断士試験合格後の世界をイメージしながら勉強のモチベーションアップにもなる書籍かと思います。

 

 明日は、ふぞろい13放送局担当でイメチェン中の いけぽん がお届けします。

 

 

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする