牛の歩みも千里、事例Ⅱ分析&企画チームのみずのです。
いつ衣替えをしようか迷っていたら、急に夏が本気を出してきた気がする今日この頃です。
さて、本日は前回の「絶対取りたいSQL(その1)」の続きを書こうと思っていましたが、急きょ予定を変更して自宅学習のコツをお送りします。
昨今、諸事情で予備校の自習室やカフェなどで勉強できなくなった方も多いのではないでしょうか。
身近でも「自宅だとなかなか集中できない」「捗らない」という悩みを聞く機会が増えてきました。
私は、診断士試験の勉強をしていた4年間含め、以前から主に自宅で勉強していたのですね。それが割と少数派だったと知り、何か書けないかなと思った次第です。
目次
この記事を書くにあたり、自宅で勉強を続けられた理由を考えてみたところ、最大の理由はおそらく「ものすごく出不精だったから」でした。
「図書館などに足を運ぶ労力 > 家で勉強する環境を整える労力」だったんですね。
(度々ダメっぷりを晒して、そろそろどこかから怒られないかどきどきしながら書いております)
いかんせん性格的なものに起因していると、皆様のお役に立てるような汎用的なことは書けないかもしれないという危惧はあります。
また、私はストイックに猛勉強したタイプではないため、ストイックな方にとっては既に実践されている当たり前なことかもしれません。それでも何か一つでも参考になれば幸いです。
全く参考にならなかった場合は、11代目ちーたーさんの名言「神は崇めるものであって、 参考にするものではない」ならぬ「出不精は崇めるものでも参考にするものでもない」と生温かい目でご容赦いただけますようお願いいたします。
自宅学習だと、なかなか捗らないと壁を感じるポイントは主に以下の2つではないでしょうか。
そこで上記2点に関連する点を中心にご紹介したいと思います。
自宅には勉強に関係ないものや誘惑されるものが山ほどあるんですよね。
学習中も無意識に色々なものが視界に入っていて、つい気を取られてしまいます。
私も本や漫画を読むのが好きで、つい手を伸ばしてしまいがちです。人によって対象は異なるかもしれませんが対策は概ね変わらないと思います。
目の前にお菓子があると、つい食べてしまうように、視界に興味のあるものが入っているとつい手を伸ばしてしまうんだと思います。逆を返せば視界に入らないと、大分誘惑されにくくなると思います。
お父さんがお手洗いで新聞を読む、なんてネタを漫画などで見かけることがありますが、お手洗いには余計なものがなく新聞に集中しやすいのかもしれませんね。
「気が散るものを視界から遠ざける」と共通していますが、パーティションで空間を作ると集中しやすいかと思います。図書館の個人ブースも集中しやすいですよね。
「デスク用パーティション」や「机用卓上間仕切り」で検索すると色々見つかります。
そうは言っても「そのために買うのもなあ」とためらってしまい、私はファイルボックスを置いて代用していました。
視界を遮るだけでなく、なんとなく職場にいる感覚もあって集中しやすくなったと思います。
(職場でも視界を遮るためにファイルボックスを置いていたのは内緒です)
また、パーティションは厚紙で作る自作レフ版で代用する方法もあります。
「代用していました」と過去形で書いたのは、気が散るものが視界に入らないようにしたり、自宅での勉強が習慣化することで、ファイルボックスがなくても集中できるようになって置かなくなったためです。
今は勉強が捗らず悩んでいる方もいずれ自宅での学習に慣れる可能性があると思います。
カフェに行けないならカフェの音を聞けばいいじゃない。
カフェで流れているBGMは、静かすぎず騒がしすぎず、会話するにも本を読むにも邪魔にならない丁度良さがあるんですよね。私は作業中、Wired Cafeというカフェチェーンから出ている「Story」のCDをよく聞いています。1曲目で音楽の陰にドアの開く音や足音が入っていて、カフェにいる気がして「さあ、やるぞ」という気持ちになれるので気に入っています。
また、雨の音(ゆいも「受験勉強アイテムのご紹介」でお薦めしています)や波の音など、水の音もたまに聞いています。
静かなものでは、本屋の音もあります。こちらの音を公開されている東京Neiroさんは他にも色々な音を公開されているので、好みの音が見つかると良いですね。
無音だと静かすぎるけれど、かと言ってTVをつけてしまうと集中できない、そんな方は丁度良い雑音を探してみてはいかがでしょうか。
ご家族、特にお子様がいらっしゃる方は、自宅での勉強の難易度が大幅に上がると思います。
申し訳ありません。私の場合、この点の苦労が少なかったので、なかなか書けそうにありません。
子育てをされながら合格された方から「子供の寝かしつけ時に仮眠を取った後、家族に起こしてもらい勉強していた」「過去問や暗記したいことを壁に貼って子供をあやしながら読んでいた」などのお話を聞くと、尊敬の言葉しか出てきません。
普段は伸ばせない髭を伸ばす! お化粧しなくて良い!
テレワークになった方は、なかなかない機会ですよね。貴重な機会を堪能したり、ストレスに感じてた要素を排除するのもありだと思います。
一方で、身だしなみも思いの他、モチベーションに影響すると思います。きっちりした服装って気が引き締まりますよね。
私は、堅苦しい服装が苦手なので、とことん楽な服装で勉強してましたが、どうにも気が緩んでるな……と感じた時は、服装を変えることで結構気分が入れ替えられました。
毎日、コンスタントに勉強する習慣ができていると言う方は飛ばしていただいでも大丈夫かと思います。億劫になって、なかなか着手できないという方にご紹介したい記事が2本あります。
1本目は、だいちの「あなたを確実に勉強に駆り立てる目標設定」です。
モチベーションを維持し、実行するための目標の設定方法が紹介されています。
2本目は、先代いとー事務局長の「ずぼら向けオススメアプリ」です。
こちらの記事で紹介されている「継続する技術」を私も使っています。ええ、ずぼらなのでとても合っているみたいです。
また、アプリ内で紹介されている継続するコツも勉強になるので、もしダウンロードされた方はそちらも読んでみてはいかがでしょうか。
もしも使わないのであれば、スマホは鞄などにしまい、PCは電源を落とす、ノートパソコンであれば画面を閉じるのが手っ取り早いと思います。
(私はPCを調べものや進捗管理に使っていたので出来ませんでしたが……)
勉強を継続するためのアプリと言えば、ゆいも紹介していたStudyplusが定番ですが、今回は「Forest: スマホ中毒の解決法」というアプリをご紹介したいと思います。
Android / Apple Store
モバレコの紹介記事:スマホ依存をアプリで解決!触らせないアプリ「Forest」の使い方
ただただ「スマホを触らずに集中できた。えらい!」と言ってくれるアプリです。集中した時間に応じて木が育ち、庭がにぎやかになってくのも楽しいです。逆にスマホを操作してしまうと木が枯れてしまうので罪悪感から頑張れるような気がします。
「勉強とはまったく関係ないけど○○について調べたい」「そう言えば、あれやらなきゃ」みたいな雑念がよぎることが多々あります。
図書館などにいると大体はその場でできないので勉強に戻りやすいのですが、自宅にいるとできちゃったりします。
そんな時はひとまずメモを取り、後で行動するようにしていました。メモを取ることで「後になっても忘れない」という安心感が得られますし、「メモを取った!」という達成感をまあまあ味わえて再び勉強に集中しやすかったです。
自宅に学習用の机と椅子が残ってる方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
普段生活するには気にならない椅子も長時間勉強するとなると、地味に体に堪えます。
クッションはすぐに変えました。ポイントは、お金をかけるなら机よりも身体を支える椅子やクッションだと思います。今は買うとなると通販中心になるのが難しいところですね。
また、休憩時にはストレッチなどで身体を動かすよう気を付けてました。血行がよくなって頭もすっきりしますし、自宅にいると運動量が少なくなりがちなのも緩和できます。私はこの4年間は特に運動不足の結果が如実に現れてきました。年々、受験票に貼る写真が着々と……この話はこの辺でやめておきますね。
変な感じで終わってしまいましたが、明日は高得点秘話の続き!
とうへいの登場です。