“知足”から始める2次試験対策!

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読者のみなさま、こんにちは。名古屋から情報発信!頑張るあなたと伴走します!ストレート合格ナビゲーターのテリーです。

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早いもので、もう3月。1次試験本番までは、残り4ヶ月と少々ですね。1次試験対策にそろそろ本腰を入れようという方も多いことでしょう。昨日のまっつのブログにもありましたが、ぜひ自分なりの勉強計画を立ててみてくださいね。

本日は、ストレート生向けに、この時期の2次試験対策についてお伝えします。少しでもアドバンテージを得たい方は、是非試してみてくださいね。

さて、タイトルを見て、いきなり“足知”って何? となられたのではないでしょうか。つい先日、京都にある龍安寺を訪れる機会があり、つくばい(茶室前におかれた手水鉢)に刻まれている「吾唯知足(われ、ただ、たるをしる)」を見て、方丈庭園でぼーっとしながら、これは2次試験対策にも通ずるものがあるのではと、少し考えに耽ってみました。

“知足”の意味は諸説ありますが、自分なりには「己の本分を知り、欲を捨てれば心に平安が訪れる」といったところかなと解釈しております。

こと診断士の2次試験において、他の受験生は、どんな勉強をしているのか、効果的な2次対策はないか、効率的な勉強方法はないかなど、気になることも多いことでしょう。

いろいろと調べることはもちろん大事ですが、その前に、まずは現在の自分の状況をしっかりと把握し、“己の本分を知る”ところから始めれば、その後の試験合格までのやるべき道も明確になり、慌てることなく、落ち着いて試験勉強に取り組めるのではと、「吾唯知足」から想像を膨らませてみました。龍安寺で、こんなこと考えるやつもそういないと思いますが(笑)

少々前置きが長く、かつ強引な結びつけになってしまいましたが、2次試験対策において、自分の現状を知る第一歩として、この時期に、次の3つをぜひ実践してほしいと思います。

①2次試験を体感してみる

②2次試験を解いた後の感覚・感触を知る

③対策の方向性を考える

いたってシンプルなことですが、少し具体的にお話しします。

①2次試験を体感してみる

まずは、解かなければ何も始まりません。手っ取り早く、令和元年度の2次試験を1度解いてみてください。解く事例は、自分の好きな事例でよいと思います。ちなみにですが、過去問は、中小企業診断協会のHPから入手できますので、ググってみてください。

とくに、1次試験対策でいっぱいいっぱいの人も、80分の時間を取りましょう(いつかやろうでは、おそらくやらないので、チャレンジする日時を決めて実行に移しましょう! まぁええか、その一言であと1年ですよ←しつこい)。すでに、解いたよって方は、第1ステップはクリアですね。素晴らしいです!

②2次試験を解いた後の感覚・感触を知る

おそらくですが、過去問を初めて解いた方は、「おやっ、これはちょっとヤバいかも……」となるかもしれません。そうなんです、これこそが大事なんです。

私も、初めて2次試験に触れたときは衝撃が走りました。えっ、設問の意味・意図がわからない、何書いていいかわからない、しかも80分で終わらない(白紙ばっかり)、解くプロセスも定まっていない等、2次試験の手ごわさを思い知った瞬間でした……。

さらに、予備校の模範解答を見たときには、こんなの絶対書けないと絶望的になりかけました。2次試験って、こんなに難しいんだと。それでも、これをクリアしないと、診断士にはなれないんだなと知れたことが、じつは一番の収穫でした。

みなさまも、解いた直後の感覚・感触を知り、せっかくですので、それを書き留めておくことをおすすめします。この後の対策にきっとつながります。

③対策の方向性を考える

対策の方向性と言われても、正直、何から対策すればいいかわからないかもしれません。当然といえば当然ですが、先ほど感覚や感触を書き留めてと言いましたが、それがヒントを与えてくれるはずです。

ちなみにですが、私は、80分間の時間配分から考えることにしました。というのも、2次試験の事例は、それぞれ80分と決まっていますので、どの受験生も同じ条件で解くことになりますが、80分どころか、120分あっても、このままではまともに解答が書けないと思ったからです。

書くのが苦手な私は、どのタイミングで書き出すのか、そのためには与件文を読む時間はどれぐらいにするのか、設問解釈はどれぐらい時間をかけるのか、解く順番はどうするのか、そもそも与件文からいくのか、設問解釈からいくのかなど、時間の使い方についての方向性をあれこれと考えました。

とは言っても、この時期に細かいタイムスケジュールを決めるというより、どんなことに気を付ければいいかレベルで考えていました。80分間の解答プロセスについては、紆余曲折をへて、最終的に固めていきましたが、それについては、別の機会でご紹介させていただきます。

対策の方向性は、事例によっても違うと思いますし、人によって気になる点も違うと思いますので、ここでは省略しますが、あまり根を詰めず、大きな方向感だけ掴んでいただければと思います。本格的に考えるのは、1次試験が終わった後からでも十分ですので、あれも、これも決めないといけないのかと焦る必要はまったくありません。

ということで、本日のまとめになりますが、2次試験を1度解いて、まずは自分の状況を知りましょうということです。きっと、これからの2次試験対策の足掛かりになると思います。

明日は、大人の学び直し実践家のYumaの登場です。ぜひお楽しみに!

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