自分の課題、見えていますか?

同友館
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2月中旬に実務補習を受けてきました。


実務補習がどんな内容かは、おはこがまとめてくれていますので、そちらに譲りたいと思いますが、私としては直接経営者の方とお話しする機会を頂けたのがなにより貴重な経験でした。明治創業の企業だったのですが、祖先からの歴史に対する誇りと、それを子どもの代に引き継ぎたい、という思いがひしひしと伝わってきて身の引き締まる思いでした。少しでも貢献できたであろうか…。

みなさんこんにちは、「勉強は無理せず少しずつ」がモットーの、アラフォー受験生応援団のヌワンコです。自己紹介はこちら

今回から「自由に書いていいよ」とのことなのですが、実際そう言われると困るもの。ここ数日、一次試験の話題が続いていますが、ここはあえて違う話題にしましょう。

■今回のターゲット:今年、「2回目の2次試験」を迎えるリベンジ組の方

■お伝えしたいこと:自分で課題を設定して取り組むことの重要性

んじゃ、本題。

さて、このブログを読んでいるということは「10月の試験に向けて早速勉強しなきゃ」という意識の高い方たちだと思うのですが、その前に「自分の課題」は棚卸しできていますでしょうか?
私は一昨年度の試験が不合格となり、昨年1月から2次試験の勉強を開始しました。その時に最初にやったのが、自分ができていないことを明らかにすることでした。以下、当時の私の例です。


<事例共通の課題>
・時間切れで解答を書ききれない設問が出てくる
・一日で四事例を安定して解く体力・精神の備えができていない
・与件文の引用でしか解答を構成できないため、文章が冗長になり、解答に多面性が欠ける
<事例固有の課題>
・事例Ⅳ:問題の難易度の見極めが遅い、幅広いジャンルに対応できる知識が不足している(平成30年度は対策不足の企業価値が出てきて撃沈。。。)
・事例Ⅲ:工場やメーカーの世界がイメージできず、問題点や課題の指摘に自信が持てない
とかとか。

とはいえ、実際に考えてみると以下のような方もいるのではないかと思います。
■「課題なんて全部だよ!」という方
私と違ってあなたはとても謙虚で自分に厳しい方のようです。
そういう方は、たくさんあるように見える課題の中に「これがクリアできれば他の課題は同じ要領でなんとかなるかも?」というものがないかどうかを考えてみてください。

■「課題なんてないよ!」という方
自分に自信があることはとても大事です。ですが、自己の認識と他者の認識にズレがあるおそれがあります。一度客観的な視点を入れることをお勧めします。具体的には、
① 勉強仲間がいれば指摘してもらう
② 得点開示請求を行い、実際の得点と自分の予想の乖離を確認する
でしょうか。特に②がまだの方は、ふぞろい12の☆はる☆さんの記事を参考にしてください。

さて、課題を棚卸しできたら、次に考えていただきたいのは、
「その課題、いつまでにクリアしようか?どうやってチェックしようか?」
です。さすがに「本番の前日までに全部!」という訳にもいかないので、すぐできること・重要なことから早めに着手するようにしましょう。
そしてそのチェックとして日々の答案練習や模試を活用してください。漫然と受けるより毎回テーマを設定して受けることに意味があると思います。

最後、口うるさい上司みたいになりましたが(普段のヌワンコが想像できますな)、
モチベーションを維持しながら10月の本番まで走り切るには、「達成感の積み重ね」が重要です。そのために私は定期的に課題に沿った勉強法を取り入れました。

また日をあらためて、私が実際にどんな勉強法を行ったかを紹介しますので、それまでに自己の課題を棚卸ししてみてくださいね。

さて次回は、かーなの登場です。彼女は一発合格道場でもブログ書いているのですが、ネタのストックどんだけあるんやろう。(こっちは一回書くだけで知恵熱出そうなのに。。。)

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