1次試験の科目合格狙いって実際どうなの?

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1人でこっそり勉強するあなたを応援したい!事務局&事例Ⅱ分析チームのたかしです。

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今年は東京オリンピックの関係で1次試験の日程が前倒しになる予定です。特に初挑戦の場合、7科目も勉強する時間がない!科目を絞って受けようかな?と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は「1次試験の科目合格制度って実際どうなの?」という点について、個人的な考えを書いていきたいと思います。

まず前提として、1次試験の合格基準は(ざっくり言うと)以下の通りです 。

  • 総点数の60%以上(7科目合計で420点以上取る)
  • 1科目でも40%未満(40点未満)のものがないこと

そして、仮に1次試験に合格できなくても、60%以上取れた科目については、翌年と翌々年の受験を免除されます。これが科目合格制度です。

私は1次試験を2回受けていますが、結果はこんな感じでした。

(2018年)

  • 経済学・経済政策:88点
  • 財務・会計:72点
  • 経営法務:48点
  • 経営情報システム:76点
  • 中小企業経営・中小企業政策:82点
  • 企業経営理論と運営管理は未受験

(2019年)

  • 経済学・経済政策:92点(科目合格制度使わず。)
  • 企業経営理論:81点
  • 運営管理:80点
  • 経営法務:84点
  • 他は科目合格制度を使って免除

これだけ見ると「あ、科目合格制度使ってる!やっぱりおすすめなんだ!」と思われるかもしれませんが、ちょっと違います笑

実は、勉強し始めたころは2018年に7科目受ける気でいました。そんな中、年末年始に弟から「8月(1次試験1日目)に名古屋で結婚式するよ!」と連絡があり…(めでたいことなのでいいんですが)。

1年受験延期もちょっと考えましたが、「せっかくなら科目合格を目指そう!」と気を取り直して、時間帯的に受けられる科目に絞って勉強したものの、結果として経営法務は不合格。また1年経営法務を勉強しなおすことに…。幸運(不運?)にも他科目の出来が良かっただけに、残り2科目受けてればもしかして…と思ってしまうこともありました。(途中から5科目に集中したから取れた点数だと分かってはいるんですけどね。)

もちろん、勉強する科目が少ないと負担も少ないです。さらに、得意科目があると、そこで貯金を作ることができ、計算しやすいです。(私は経済学部だったので経済学・経済政策が得意でしたが、仕事的に経営情報システム楽勝!という方も多いでしょう。)

ただ、「得意科目と思って受けたのに、その年めちゃくちゃ難化した」ということもありえるので、「難易度のばらつきに極力振り回されることなく、努力相応の成果を得る確率」を高めるためには、やはり科目数を増やしてリスク分散する方が安全だと思います。

行ったり来たりで長くなりましたが、個人的結論です。

  • 難化/苦手科目の影響を分散させるために、基本は7科目まとめて受験がおすすめ
  • 得意科目がある人には、科目合格制度も有効(得意科目は免除せず、貯金を作る)

準備期間が例年より短いので大変ではありますが、(特に初めて受ける方は)まずは全科目合格するつもりで進めるのがいいのでは、と思います!

1次試験の勉強法や、2次試験については、今後また改めて記事にします。(たぶん…)

さて、明日はRYO@福岡です。1次試験のおすすめ補助教材などについてまとめてくれているようなので、参考になること間違いなし!ぜひご覧ください!

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