「ふぞろいな合格答案2009年版」の分析を担当した,自称,高年の受験生です.
1次試験の申込も間近となりました.これからは,1次7科目と2次筆記に向けてどのように時間を振り分けるか,悩ましいところだと思います.また,「ふぞろいな合格答案2009年版」の完成も,間近となっています.ここでは,1次と2次の関係について,今回の分析を通じて感じたことを記述したいと思います.
2次試験は,1次の通過が条件となります.この時期は,1次の知識のインプットとともに,問題集などでのアウトプットの訓練も必要です.それによって知識が定着します.そして,1次の知識は,2次試験に確実に応用できます.ただし,1つ留意することがあります.
2次では,与件が与えられ,それについて解答することになります.1次の理論をそのまま書くのではなく,あくまで与件にそって具体的に書くことが必要だと思います.
今回の分析を通じて感じたことは,合格者の答案は,具体的な助言や提案となっていることです.この方が,読んでいて迫力があります.採点者も同様に感じているのではないでしょうか.
今年度,合格を期す皆様,「ふぞろいな合格答案2009年版」をぜひ購入し合格者の答案を研究してください.合格のエキスが詰まっていると思います.