受験生のみなさん、こんにちわ。大阪チームのぁっです。
1次試験までいよいよ残すところ1週間となりました。1年に一度のチャンス、これまでの努力を考えれば緊張しますよね。私は1次試験、2次試験とも緊張することなく受験することができました。今日は、もともと緊張しぃであった私がやった緊張緩和法を、過去事例とともに紹介したいと思います。
若いころの私は、大事な試験や競技会などに参加するときはいつも緊張し、自分を見失って失敗ばかりしていました。そんな失敗を積み重ねることで知らず知らずのうちに緊張しない方法というのが身に付きました。どれも試験当日にできることですので、ぜひ試してみてください。
上から目線
20代~30代のころ、私、結構合コンに行きました。合コンの場では、女子たちが男子を評価します。当時の私は、女子から少しでもよく思われたいという思いから、失敗してはいけないとか失礼があってはいけないと考え、合コン前は常に緊張していました。
同じように試験でも評価されるということに意識が行き過ぎれば緊張につながります。この評価されるということを意識しない方法が、「上から目線」です。
中小企業診断士試験は、何を評価するのでしょうか?あなた自身を評価するのでしょうか?
否。
あなたの提出した解答を評価するのです。難関資格にチャレンジするあなた、1年間頑張り続けてきたあなたに対する評価は、すでに周りの人間がしてくれています。
試験会場で試験官を見るたびに私は「あんたなんかに俺を評価することはできねぇ」と上から目線で受験しました。後の診断士活動の場でその時の試験官を見かけることが度々あり、そのたびに申し訳ない気持ちになってます。
もちろん、合コンは上から目線でいきません。
合コン相手、募集中です。
ワクワク感
甲子園出場の切符をかけた、熱い戦いが各地で繰り広げられています。先日、ネットサーフィンしているときに一つの記事が目に飛び込んできました。劣勢で迎えた最終回の攻撃、2アウト満塁という状況で打席に向かう選手に主将がこう声をかけたそうです。
「ここで打ったらニュースになるで。」
極度の緊張状態にあった選手はそれを聞いて肩の力が抜け、逆転の満塁ホームランを放ちました。彼は主将の言葉を聞いて、ヒットを放った後の自分を想像したのではないでしょうか?
ワクワク感で緊張を克服したケースと言えます。
ワクワク感といえば日本を代表する漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空を思い出します。彼は強敵に出会うたびにワクワクすると言っていました。彼がクリリンとともに初めて天下一武道会参加した時のことです。不安や緊張を口にするクリリンに対し、彼は緊張した素振りを一つも見せていませんでした。
私は試験が終わった時のこと、7科目から解放され自由になった自分を想像し、ワクワクするようにしていました。
ワクワク感と緊張感は共存しません。私も合コン前は純粋にワクワクしていればよかったと後悔しています。
だれか私にもう一度チャンスをください。
感謝の気持ち
緊張感がワクワク感に変わる瞬間というのを過去何度も経験しました。緊張感に感謝という触媒が作用すると化学反応が起こりワクワク感が生まれてくるのです。最後にその方法を紹介したいと思います。
一次試験にファイナルノートを持参し望まれる方も多いかと思います。私の場合ファイナルノートは作りませんでしたが、前回のブログで紹介した計算問題集と、もうひとつ用意したものがあります。
1年間、平日夜の講義を週2回受けることができたのはなぜ?
周りが残業するなか、定時で帰れていたのはなぜ?
休日出勤しなくてよかったのはなぜ?
飽き性の自分が今日、この日を迎えることができたのはなぜ?
このような感謝の気持ちを呼び起こさせる問いかけをノート1ページに書きだしておきました。
この問いかけ一つ一つに答えることが、職場仲間や友人、勉強仲間対して感謝の気持ちを表すことになります。
感謝の気持ちや何かを守りたいという気持ちは、人に勇気を与えてくれます。勇気で不安な心を打ち払ったとき、こう思うのです。
「なんだかオラァ、ワクワクしてきただ。」
先ほど紹介した孫悟空は戦闘民族サイヤ人です。もともと戦う勇気をもっていたから、強敵に出会ってもワクワクしていたんじゃないでしょうか。
さて、過去事例と言っておきながら結局私の失敗談と漫画の話が7割を占めてしまいましたが、まとめるとこういうことです。
感謝して、勇気をもらって、試験が終わった時のことを考えてワクワクして、緊張感を克服しよう!
私の次回のブログは1次試験翌日です。
晴れやかな気持ちの皆さんとお会いできることを楽しみにしています!!
頑張ってきてください!!
明日は局長いとーがお送りいたします!