みなさん、こんにちは!
「やるときゃやれば何とかなる!」大和の国の2年生合格ナビゲーターたくじです。(たくじの自己紹介はこちら)
新年あけましておめでとうございます。2019年がスタートしましたね。年末年始はゆっくり過ごすことができましたか?今年の目標を決めることもできたでしょうか?
年明けから早速、スポーツイベントが行われましたね。ニューイヤー駅伝、箱根駅伝、テニスのブリスベン国際、大学ラグビー、高校サッカーと様々な大会が開催されましたね。アスリートが競技しているのを観ると、自分も頑張ろうと思います。やはり、スポーツで結果を出すには継続的な努力が必要です。そして、その成果を短い競技時間の中で出さなければならないプレッシャーの中で戦っているアスリートに敬意を表します。今年も継続的に取り組んでいきたいですね。最後は自分との戦いになると思います!
それでは、今回は前回の続きで「たくじの実務補習と合格後の選択肢」について書きます。ふぞろい11メンバーでお送りするブログもあともう少しです。最後までよろしくお願いします。
1.たくじの実務補習
私は、5日間コースで3回受講しました。合格後の2月、7月、9月に受講しました。
受講間隔としては、ちょうどよいぐらいだと感じました。間隔が空きすぎると前回の実務補習で学んだ内容を生かせないことがあるため、間隔は空けすぎない方がいいかなと個人的には思います。実務補習の間にインプットを行い、次の実務補習で生かすというような意識で取り組みました。
○1回目
・業種:飲食業(高価格帯商品)
・従業員数:20人
・財務状況:良(財務について特段指摘する点はありませんでした)
・指導教官のタイプ:トップダウン型
1回目の実務補習で(他のメンバーも1回目の方が多数)何もわからない状態でした。指導教官はなかなかストイックな方らしく、企業診断のイロハを一から叩き込んでいただけました。この経験が今後の企業診断の基礎になりました。社長への報告の時は非常に緊張しました。
○2回目
・業種:印刷業
・従業員数:8人
・財務状況:良(特に安全性・流動性は○、課題は収益性・効率性)
・指導教官のタイプ:ボトムアップ型
1回目から5月後の2回目でした。少し間が空いて、しっかりできるか不安でしたが、意外とできました。やはり、真剣に取り組んだことは身に付くということなのでしょう。2回目では、こんなチャンスはめったにないと思い、思い切って班長をしました。周りの方は年上の方ばかりで不安もありましたが、診断先のためにできることを精一杯取り組むこと、メンバーの意見を引き出し、方向性を示すことを特に意識して取り組みました。班長はやはり考えることも多く、負担は増えますが、やりがいがあると思いました。
○3回目
・業種:金属加工業
・従業員数:10人
・財務状況:悪(過去の多額の借入により負債比率高し、保証協会の代位弁済を受けた)
・指導教官のタイプ:並走型
3回目は提案の難しい企業でした。初めて、財務状況が悪い企業の診断をすることになり、あえて財務を担当することにしました。これまでは定性面での議論が多かったですが、今回は定量面(財務面)で議論することが多かったです。数字に落とし込むのは難しい面は多いですが、説得力を持たせることができるため、報告書を作成できた時は達成感を強く感じました。また、事業承継というテーマも絡んでおり(通常の各担当分野の中に事業承継はありません、教官次第です)、今後の実務に生かせる内容でした。
私の場合は、3回とも新しい経験をすることができ、非常に勉強になりました。各回とも補習中はなかなか大変でしたが、その分得られたものも多かったです。また、担当分野も人事、経営戦略、財務を経験できたこともよかったです。
2.合格後の選択肢
合格後には以下のような選択肢があると私は考えています。
・各都道府県の協会に入会する
・会社内で経営企画や新事業開発の部署を目指す
・独立する
・コンサルティングファーム等に転職する
・公的経営支援機関に転職する等
これらをいくつか並行して行うことも可能です。やりたい人はとことんやることができます。
合格後の選択肢はたくさんあります。また、人脈も広がります。
ただし、それを生かすためには一つの条件があります。
それは、「行動力」です。
資格を取得しただけでは何も変わりません。資格をどう生かすかを考えて動きましょう。
中小企業診断士に独占業務はありませんが、様々な専門分野・得意分野を持つ方がいます。
さあ、明日はまったりゆっくり独学派★多年度生合格ナビゲーターのかずさの登場です。シンゴではありません。一体、何が?お楽しみに!