こんにちは!ふぞろい11事務局長のオクムーです。
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さて、今回はセミナーでの相談会等で反響の大きかった2次試験の時短勉強法について詳しく書きたいと思います。
2次試験は、80分勝負の試験です。過去問をやろうと思っても平日などは80分+復習時間のまとまった時間を確保するのが難しいことが多いかと思います。
そんな忙しいアナタにおすすめしたいのが、40分で過去問を解く勉強法です。
40分で解くといっても、もちろんすべて解けるはずはありません。
解答プロセスの「読む→考える→書く」のうち、「読む→考える」のみを40分で終わらせるというものです。
具体的には、解答用紙に記入する部分を完全に省略し、解答骨子を作成する段階で止めます。
解答骨子は、問題ごとに解答要素を箇条書きにしたメモ程度でかまいません。
オクムーはこんな感じでメモしていました。字が汚くて誠に恐縮です。
解く際には、必ず40分ですべての問題を解き終わるよう時間配分します。
解答要素が不十分だと感じていてもこだわらずに、40分ですべての問題の骨子を作成することを優先しましょう。
もちろん時間内であれば、本番同様に、別の設問を解いてからの気付きに従い、問題間をいったり来たりして要素の補強や入れ替えを行ってください。
解き終わったら、「ふぞろいな合格答案」を使って解答要素をチェックします。
まったく気づけていない要素があれば、なぜ書けなかったのかの原因を特定しましょう。
制約条件を無視した?与件文の情報を見逃した?などなど必ずどこかにエラーが生じていたはずです。
例えば与件文の情報を見逃している場合は、見逃さない人と比較して頭で意識している内容が異なるケースがあります。
同じ問題でも、組織構造が怪しいと思って与件文を読んでいる人と、人事制度が怪しいと思って読んでいる人では当然に着眼点が違ってきます。
A評価の答案と見比べて、どういう切り口を意識して読めば自分がその情報を逃さないのかというところまで検証しましょう。
そこまで原因を掘り下げて改善できれば、初見の問題への対応力が高まります。
ただただ、解答要素だけを見比べて終わると、過去問の論点を覚えるだけの復習になってしまいます。
必ず原因を掘り下げて、思考法などプロセスの改善につなげましょう。
以上40分+復習を1セットとして、繰り返し過去問を解きまくります。
数をこなしていくうちに、明らかに違いが出てくるはずです。
とにかく、事例1~3においては、最初の40分の使い方で勝負の8割は決まると思います。
なぜなら、40分で解答要素が大方決定し、あとは残りの40分で制限字数内の文章に編集するだけだからです。
時間がない方は、40分間のクオリティを高めることで効率よく得点力アップが図ることができます。
忙しいアナタ!ぜひこの勉強法を参考にしてください。
※もちろん、勉強時間が確保できる方は、80分で解くことをオススメします。
さて、次回の登場は、ストイックな貴方を強力サポート超速合格ナビゲーターゆうちゃんです。お楽しみに!