ブログをご覧の皆様、こんにちは。
「配られたカードで勝負するっきゃないのさ」ストレート合格ナビゲーターのちーたーです。
皆様、1次試験の勉強は順調でしょうか? そろそろ模試の季節ですよね。手応えはいかがだったでしょうか。もしあまり手応えがなくても、ここから十分に巻き返せると思いますので、頑張っていきましょう!
特に、財務会計が苦手だという方は、繰り返し練習して、是非、得意科目にして頂きたい!何故ならば、得意にすれば高得点を狙えますし、2次試験にも役立つからです。
1次試験の戦略を考えると、運営管理や企業経営理論は頑張っても点数が伸びにくいですし、法務、情報はむしろ足切りを回避することに重点が置かれる科目です。よって、残る3科目、経済学、財務会計、中小企業経営政策で、法務、情報の穴埋めをしなければなりません。経済学はよほど腰を据えてやらないと点数が伸びません。中小企業経営政策も得点源になりえますが、2次試験の役に立ちません。では、診断士試験合格のために最も勉強の効率が良い科目は? そう、財務会計なんです!
・・・まぁ、多少偏った考えであることは認めます(笑)
では、1次試験の財務会計で高得点を取れれば、2次試験の事例Ⅳでも高得点が取れるか?というと、これはまた別次元のお話し。
1次試験の財務会計と2次試験の事例Ⅳとでは色々と違いがありますが、大きな違いの1つに電卓使用の可否があります。「電卓が使えるんだから楽になるじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが中々どうして食わせ者で、最後までビシッと答えを合わせるには、電卓と信頼関係を築くことが必要なのです。
信頼関係がないと、試験中に「数字を打ち間違えているのではないだろうか・・・」という疑心暗鬼に苛まれることになります。そして、事例Ⅳではそのような精神的な揺らぎが失点を招くのです。
というわけで、今回は、事例Ⅳにおいて最も重要な武器である「電卓」をテーマにお送りしたいと思います。
と言っても、特にどこのメーカーがオススメということはありません。
何故なら、私自身、そんなにたくさんの電卓を使用した経験がないからです。
ググってみると、世界シェア1位はCASIOのようですが、あまり気にする必要はないかと。
私自身は、税理士試験時代からCASIOのDF-120GTという電卓を愛用しています。
電卓自体の大きさやキーの配置、ディスプレイに表示される数字の見やすさ、ディスプレイ部分が曲がるか否かなどを考慮して、4つか5つほど電卓を試して、最終的にこれに決めた、という感じです。以来、10年以上、共に人生を歩んできております。
財務会計は所詮は加減乗除の世界なので、特段、高機能は必要ありません(高機能な計算機は持ち込み不可ですしね)。個人的には、数字部分がPCのテンキーと同じ配置で打ちやすいのがポイントでした。
皆さんに是非やって頂きたいのは、いくつか試して、ご自身の感覚に馴染む愛機を見つけること。
価値観は人それぞれですが、値段で決めないで欲しいですね(笑)
1度ひとつの機種に慣れてしまうと、他の機種は打ちにくくて仕方がないです。それだけ、馴染む、慣れる、という感覚は大切なことなんです。
ちなみに、数字の打ち方なんですが、私は右利きで右手人差し指の一本指打法です。税理士試験だと、左手で複数の指を巧みに使って打つ人もいましたが、私には無理でした。不器用なんですよね、なにかにつけ。診断士試験においても、左手で打つ必要は全然ないと思います。利き手の一本指で正確に打っていきましょう(笑)
そんな不器用な私は、電卓の機能も十全に使えているわけではありません。
しかし、そんな私でも使用していたのがメモリー機能。CASIOだと、M+、M-、MR、MCと表記されています。これは必須でしょう。是非使いこなして欲しいです。
例えば、NPVを算出する上で割引計算をする際に、N年目のCFの割引現在価値を算出したらM+でその値を記憶しておいて、N+1年目のCFの割引現在価値を計算し、更にM+すれば、合計値が記憶される、という具合です。MRで記憶されている値が表示されます。MCで記憶されている値が消えます。
途中式で小数点が走ってしまうと紙に書いておくというわけにもいかないので、メモリー機能は必須になります。メモリー機能の良いところはMC以外では記憶された値が消えないところ。GT(グランドトータル)だと、勢い余ってACとかCとか押したら消えてしまうので、私は全く使いませんでした。
メモリー機能さえ使えるようになっておけば、個人的には十分だと思います。
よく「計算ミスをした」という言葉を耳にしますが、
事例Ⅳに計算ミスはあり得ません。
何故なら、計算は電卓が行うからです。
誤った答えが出てしまうのは、そもそもの理解の不足、数字の取り違え、日本語の解釈の誤り、税率や四捨五入、単位などの前提条件の見逃し、電卓の数字の叩き間違え、などが原因です。「計算ミス」ではありません。
私は前回、数字の取り違え、税率等の前提条件の見逃しなどの凡ミスを駆逐するためのブログを書きました。
今回は、電卓の数字の叩き間違えなど、不慣れからくる凡ミスを駆逐するブログを書いたつもりです。
理解を深め、人為的なミスを駆逐していけば、事例Ⅳの点数は自ずと上がっていきます。修練あるのみ。頑張っていきましょう!
次回は、まったりゆっくり独学派★多年度生合格ナビゲーターのかずさ です。
お昼時の猫のように安静にお休み中のかずさは、どんなブログを書いてくれるのでしょうか?
そもそも、ブログを書けるのでしょうか?(笑) 乞うご期待!