こんにちは!ふぞろい11事務局長のオクムーです。
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先日、ふぞろい11大阪春セミナーに参加するため、大阪に行ってきました!
色々な属性の受験生の方たちとお話させていただきましたが、個人的にはストレート受験生が複数いたことに驚きました。
オクムーがストレート受験生だったときは、今の時期1次試験対策に追われて、2次試験の2の字も頭に入っておらず、「ふぞろいな合格答案」の存在すら知らない状況でした。
この時期から2次試験を意識した勉強ができている時点で、ストレート合格を目指すうえでは、大きなアドバンテージとなるでしょう!
ぜひ、彼等のストレート合格を期待したいと思います。
さて、前回のブログでは2年目生向けの事例Ⅳ対策についてお話しました。
今回は、2年目生向けの事例Ⅰ~Ⅲの対策についてお話ししたいと思います。
2年目生は、1次試験の呪縛から解放されているので、時間的には余裕があるはずです!
その中で、確固たる2次試験の解答プロセスを確立することが重要です。
過去問を解いたら、その復習に時間をかけて少しずつプロセスを改善していくのがよいと思います。
オクムーの事例Ⅰ~Ⅲの勉強サイクルは以下のとおりでした。
① 過去問を解く
② 合格やA評価の再現答案の解答内容と自分の解答内容を比較する
③ なぜ合格やA評価の再現答案に記述されている要素が解答欄に記述できなかったかを分析する
④ 改善策を考える
⑤ 改善策を講じて新たな過去問を解く
詳しく内容を説明します。
【①過去問を解く】について
まずは、80分で過去問を解きます。
【②解答内容の比較】について
合格やA評価の再現答案に記述されている要素と自分の解答の要素を比較します。
必ず、自分には書けなかった要素、キーワード、文章構成があるはずなので、それを見つけることが目的です。
【③分析】について
②で見つかったことについて、何故、自分に書けなかったのかを分析します。
自分が80分の間で行った解答プロセス1つ1つを振り返って分析し、どこで発生したミスが原因なのかを特定します。
設問文を読む段階でのミスなのか?(制約条件を見逃すなど)
与件文を読む段階でのミスなのか?(与件文と設問の対応付けを間違えるなど)
解答要素を考える段階でのミスなのか?(解答の想定に必要な1次知識が不足していたなど)
解答を編集する段階でのミスなのか?(因果関係が難解な文章構成になっていたなど)
【④改善策を考える】について
特定したミスを2度と発生させないため、解答プロセスにおける改善策を考えます。
改善策(マーカーの引き方など)は自分に合った方策を探すことが大事です。
制約条件を見逃す→ラインマーカーを使い制約条件を必ずマークする
与件文と設問の対応付けを間違える→設問ごとに違う色のマーカーでマークし、対応する与件文に設問と同じ色でマークして整理する
1次知識が不足していた→1次試験のテキストなどを読み返して必要な論点の理解を深める
因果関係が難解な文章構成になっていた→合格やA評価答案の文章構成をパクる
【⑤改善策を講じて新たな過去問を解く】について
④で考えた改善策を自分の解答プロセスに取り込んで、過去問を解きながら実践してみます。
もちろん、最初は慣れない工程が追加されることで時間が足りなくなったりすることもあるでしょうが、何度も繰り返すことで確固たる解答プロセスを確立できるはずです。
以上が、勉強サイクルとなります。
オクムーは実務補習が終わって初めて気づいたのですが、実はこのサイクル、実務補習の診断プロセスと似ているのです。
実務補習の診断プロセスは、大体以下のとおりです。
① 現状分析
② 理想と現実のギャップを課題として抽出
③ 課題を解決する改善策の提案
診断士試験も最終的には実務補習に必要な能力を備えた人材を選別しているはずです。
2次試験対策を行うことは、無意識に診断プロセスをトレーニングすることに繋がっていたのかもしれません。
最初は、解答が発表されないふざけた試験だと考えていましたが、今は、なかなかよくできた試験だなと感心させられています(笑)。
さて、次回の登場は、ストイックな貴方を強力サポート超速合格ナビゲーターゆうちゃんです。
なにやら、ストイックな方向けのモーレツな勉強スケジュール(例)を紹介してくれるそうです。お楽しみに!