こんにちは。
本記事では、受験当時の私のように不安で仕方ない方に向けて、「これが効いた!」という勉強法を紹介します。
試験まであと約2か月。不安を感じ始めている方も多いのではないでしょうか。不安って、何もしてない時よりも、ちょっとやってみた時に芽生えるものなんですよね…。
「今のままでほんまに大丈夫やろか?」「勉強時間が足りひんかも…」そんな漠然とした焦りに襲われるのは、ごく自然なことです。
私自身も、昨年の6月末に受けた模擬試験で全科目50点以下という、まさに絶望的な結果を叩き出しました。
「このままでは落ちる未来しか見えへん」と感じ、本気で勉強法を見直すことに。
この記事では、そんな私が短期間で巻き返すことができた学習法を、同じような悩みを抱える方に向けてお伝えします。
こんな方に読んでほしい
・試験に対して漠然とした不安を感じている方
・忙しくて、まとまった勉強時間が確保できない方
目次
一次試験の本質は「どれだけ記憶できたか」に尽きると私は考えています。
試験科目は7科目と多く、仕事で直接関係がある内容はせいぜい1〜2科目程度。
ほとんどの受験生にとって、初めて学ぶ内容ばかりです。
また、知識が定着しているかどうかの判断も難しく、不安が拭えないまま時間だけが過ぎていく…そんな状況に陥りがちです。
私自身も残業が多く、学習時間が不安定な状況でした。
その中でも、どうすれば効率よく知識を定着させられるか、私なりに工夫して取り組んだ方法を以下でご紹介します。
① 勉強量
使用教材
・TAC出版「みんなが欲しかった中小企業診断士の教科書・問題集 上・下」
みんなが欲しかった!中小企業診断士の教科書・問題集 | TAC出版オンラインストア
→ 4月〜6月中旬:インプット用
・TAC出版「過去問題集(R1〜R5年度)」
【2025年度版】中小企業診断士 第1次試験 過去問題集セット | 資格本のTAC出版書籍通販サイト TAC出版オンラインストア
→ 6月中旬〜試験直前:アウトプット用
学習の流れ
② インプットの工夫
主なインプット方法
ポイント
単語帳を作ったり、書いて覚えたりはしませんでした。
用語の意味や使い方を具体的なシーンでイメージすることを意識しました。
長時間の移動や自宅では教科書、通勤中や家事の合間には動画を活用しました。
視聴していた動画チャンネル
③ アウトプットの実践
アウトプット=過去問に全力集中しました。
診断士試験は過去問から出題傾向を掴むのが非常に有効です。
ある程度歴史のある試験ですから、「よし、来年からガラッとテイストを変えよう!」なんてことにはならないと思います。
過去問を一通り(範囲は人によります)こなすことで対策は十分です。
解き方と復習の工夫
ノートの一例(投資判断の評価方法を間違えた場合)
収益性評価
・正味現在価値法 (NPV): NPV – 投資額 > 0 → 投資実行
・内部収益率法 (IRR): IRR > 資本コスト → 投資実行
・収益性指数法 (PI): CF / 投資額 > 1 → 投資実行
+ 回収期間法、確実性等価法の概要やメリット・デメリットも記載するとなお良い◎
復習タイミング
診断士試験の一次試験では、「完璧にすべて覚える」ことよりも「限られた時間で、合格ラインを越えること」が重要です。
科目ごとの相性もあるため、苦手科目は割り切って“選択と集中”を心がけるのが良いと思います。
私自身、「経営情報システム」は早々に見切りをつけていました(本番スコアは44点…)。
焦りや不安はつきものですが、だからこそ“やるべきことを明確にする”ことが突破口になります。
無理なく、でも一歩ずつ着実に積み上げていきましょう!
体調に気を付けながら、残りの時間を有効に活用してください。応援しています!