皆さんこんにちは。サエコです。
私のブログもついに最後になりました。
実をいうと、私はオリジナルの何かを発信するということに若干の抵抗がある中でのブログ執筆でした。
ですが、私が受験生だったときにこのブログに力付けられたことを思い出し、これを読んでくださる受験生の誰かに、何かを少しでも届けられたらいいなという切ない思いで、これまで執筆してまいりました。
最後のこのブログでも、微力ながらどなたかに何かをお伝えできれば…という思いでPCに向かっております。
目次
あさってはいよいよ口述試験本番ですね。
体調管理を徹底し、当日は指定された時刻までに指定された場所に必ず行ってください。
そして、頭に叩き込んだことを2分ずつ話して帰ってきてください。もうそれできっと合格です。
合格率99.8%とわかっていても、消えない緊張感と不安感があると思います。
でも、多少の緊張や不安は、むしろちょうどよく頭を冴えさせてくれると思いますよ。
無理に消す必要はない感情だと思いますので、一緒に自信も携えて、気をつけていってらっしゃいませ!
実際に口述試験対策をやってみて、2分話すって意外と長いし難しいと感じた方も多いのではないでしょうか。
私も、何度か練習しましたがどうしてもショート気味で、結局最後まで1分半超~2分弱で解答完了していました。
本番では意外と緊張せず、落ち着いてゆっくりはっきり解答できましたが、練習どおりという感覚だったので、おそらく2分は切っていたと思います。
解答したあと、試験官から「他には?」とさらに突っ込まれるケースもあるということはご存じかと思いますが、私もこの「他には?」を3問目にいただきました。
今から思えば、前半の2問で少しずつショートしたことと私の解答スタイルから、時間が余りそうな見通しが立っていたので、解答ポイントが比較的たくさんありそうな問題で「他には?」をいただき時間調整がされたような気も若干します。
「他には?」と聞かれると、最初の解答がポイントを外していたのかと焦ってしまうかもしれませんが、そうとも限らないと思いますので、落ち着いて解答を続けてください。
ちなみに、こうして文字だけで「他には?」と書くと圧迫感を与えてしまうかもしれませんが、私の実際の試験では、えびす様のような試験官がお二人、終始笑顔で質問してくださり、圧迫感は皆無でした。(昼の12時前だったので、まだお疲れになる前でラッキーだったかもしれません。)
落とすための試験ではないと思いますから、先輩診断士の胸をお借りするつもりで臨むと少しは気持ちが落ち着くのではないでしょうか。
1年前の私は、口述試験1週間前に階段を踏み外し、右足首が重度の捻挫に見舞われ、松葉杖を1本携えて口述試験の会場に入りました。
あの日は雨で、傘と松葉杖で両手が塞がった状態でどうにか歩いて会場に向かったことを思い出します。
試験会場の大学の門をくぐるとすぐ、そこに配置されていたと思われる先輩診断士が声をかけてくださり、無線で建物内の別の場所に配置されている方に連絡を取ってお迎えを呼んだり、傘を畳んだり荷物を持ったりしてくださいました。
その後も、試験を終えて敷地から出るまで、会場内のあちこちに配置されている方々の手厚いサポートをいただき、無事に試験を終えることができました。
ずっと「ありがたいな」と感じていたことで、緊張感や不安感がほぐれていって、本番を迎える頃にはかなり研ぎ澄まされた状態になっていたように思います。
試験直前のケガを災難と思っていましたが、「緊張感や不安感を拭えないときは、別の何かに感謝し、今ここにいられることに感謝してみるのも有効」という気付きを得られた出来事になりました。
皆さんも、あさってどうしても落ち着かないときがあったら、少し試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、1年前にケーキ作りにはまっていた、事例Ⅳリーダーたくからのラストメッセージです。
最近はどんなケーキを作っているのかな?お楽しみに!