こんにちは。事例Ⅲチームのアヤカです。
二次筆記試験に合格された方は、もうすぐ口述試験ですね。
口述試験を突破するだけでは、中小企業診断士を名乗ることはできません。
中小企業診断士を名乗るためには、中小企業診断士登録(経済産業大臣登録)が必要です。
登録するためには、実務補習もしくは実務従事を合計15日以上修了もしくは従事し、申請する必要があります。
実務補習にするか、実務従事にするか、何日間ずつにするか、迷う方も多いと思います。
ふぞメンの選択は、過去にさちがまとめていますので、よろしければご参照ください。<こちら>
私は実務補習を5日間、実務従事を10日間の組み合わせにしました。
今日は、私の体験から感じた実務補習と実務従事のメリットとデメリットをご紹介します。
目次
初日のヒアリングから、最終日の診断先企業への報告日まで、11日間の付き合いです。
初日と最終日以外はすべてオンライン(zoom会議やLINE連絡等)で進めていましたが、それでもとても仲良くなり、もうすぐ1年たちますが、今でも時々オンライン飲み会を実施しています。
実務補習は、戦略、営業、生産管理、人事、IT等の担当に分かれて、総合診断を経験できるので、診断業務の全体像を知ることができます。
15日コースに比べると、5日コースの負荷は少なめです。
15日コースだと1か月半くらい平日夜の作業&土日がなくなる生活が続くので、働きながらだと、少し負荷が多めかもしれません。
さらに2月は私の好きなスノボのシーズンです。スノボにも行って、実務補習も、、、となるとスケジュールが破綻しそうです。
担当する企業や先生にもよると思いますが、2時間程度のヒアリング結果から11日間で報告書を作成する必要があります。私のヒアリング力不足もありますが、何回かヒアリングを実施して、じっくりと話を聞きたかったなと思いました。
実施場所は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡に限られます。
私は地方在住なので、新幹線で出向く必要があり、結構な交通費がかかります。
今回は初日と最終日以外はオンラインになったのでまだ良かったですが、それでも万単位の費用がかかりました。
実務従事サービスではなく、同期合格者の友人の企業で実務従事を実施させていただいています。
以下、民間の実務従事サービスとは異なりますので、その点はご了承ください。
日程や内容を診断先企業と自由に決められるので、お互いの都合に合わせて実施することができます。
今の実務従事先は財務面を特に掘り下げて実施していますし、少しのんびりと数か月かけて実施しています。
診断先の意向にもよりますが、お互いに満足するまでじっくりと実施することができるのは、とても気に入っています。
自分で実務従事先を見つけた場合でも、誰かに声をかけてもらった場合でも、知った仲の人と実施することになります。知ったメンバーで実施するので、コミュニケーションは取りやすく、進めやすいです。
先生はいないので、メンバーの自己流になります。
実践という意味ではとてもいい経験になりますが、並行して勉強することも重要だと感じました。
実務補習にするか、実務従事にするか、どちらにすべきかは、早く登録したいのか、居住地、本職の忙しさ、土日の空き具合、実務従事案件を得られるか等、人それぞれの事情によると思います。
ご自身に合った組み合わせを選んでくださいね。
明日はミナトが口述試験の経験を語ります!