2次試験1ヶ月前!この時期にやっておきたいこと

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みなさん、こんにちは。独学・多年度サポーターたまちゃんです。

今年の2次試験は11月7日(日)。そして今日が10月8日(金)ですのでほぼ「泣いても笑ってもあと1ヶ月」となりました。
本日のブログでは、私なりの「1ヶ月前の今の時期にやっておきたいこと」をいくつかご紹介したいと思います。
ここから過去問演習のラストスパートに向けて、まずは「お作法」を確立してから臨むことで演習の効果を最大化しましょう。
なお、私は普段多年度生向けの記事を中心に書いていますが、今回は珍しく「どちらかというと初学者向け」の内容となっております。
もちろん、悩める多年度生のみなさんにもぜひ読んでいただき、迷いの霧を晴らすヒントになれば幸いです!

80分のタイムマネジメントを確立させる

初学者で、かつ1次試験後から本格的に2次対策を始めた方などは、今の時点で「とりあえず過去問をいくつか解いてみた段階」という方も多いかもしれません。
私は2次試験最大の関門は「80分で解くこと」であり、そのためにはある程度のタイムマネジメントを事前に設定しておく必要があると考えています。
自分に合ったスケジュール感を設定しておくことで、当日のサプライズや緊張による凡ミスを最小限に食い止めましょう。
ここから1ヶ月、まだまだ過去問を何問も何周も解いていく中で微調整はあって当然だとは思いますが、まだ時間の流れを意識して問題演習をしたことがないという方は、ぜひ一度この時期に検討しておくことをおすすめします。
「そんなことを言われても、何をどうすればいいのか全くわからない!」という方は「ふぞろいな合格答案」の「第3章ふぞろいな再現答案:80分間のドキュメント」に6名分の時間配分が掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。


自分の筆記スピードを把握しておく

上記のタイムマネジメントにも関連しますが、これもぜひ一度、この時期までに把握しておくことをおすすめします。
やり方は簡単で「1事例分の全解答をひたすら書いて、時間を計る」だけです。
自分が過去に解いた解答をそのまま使ってもいいですし、「ふぞろいな合格答案」の各事例解説の最後にある「ふぞろい流ベスト答案」などを書き写してもいいでしょう。
・頭は使わず機械的に転記すること
・本試験で使う筆記用具で、なるべく本試験の解答用紙に近い紙質のものに書くこと
・できれば文字数が多い傾向のある事例Ⅲがベスト
などがポイントです。
面倒な人は最低限「100字を書くのに何分かかるか」くらいは把握しておくといいと思います。

例えば私の場合は、550字(事例Ⅲの平均的な文字数)を書ききるのに約35分かかることがわかっていたので、試験終了45分前になったら、設問解釈の途中でも解答用紙の記入を始めるようにルール化していました。
私は受験初期の頃、長い文字数をひたすら解答用紙に書いている時に「これ時間内に書き終わるのか?」と思いはじめるとなぜか不安と恐怖から手がガタガタ震え、必要以上に時間がかかってしまったことがあります。
そのような経験から、「○文字なら△分で書ける」という根拠と自信を自分の中に持つことで、無駄なあせりを起こさないようにしていました。

なお、ひとつ上でエラそうに「80分のタイムマネジメントを!」と言っておきながら、私のルールはこの「45分前になったら何があっても解答用紙に書き始める」だけでした。これもいろいろと試行錯誤した結果、私はあまり複雑なルールに対応できない、とわかった上での決定です。


与件文のマーク方法を決める

こちらも十人十色だとは思いますが、そろそろ一度「これだ!」という作戦を決めておきましょう。
例えばSWOT分析でそれぞれに別の色を割り振ったとして、「えーっと、Sは赤だっけ、緑だっけ」などと一瞬でも考えてしまうようでは大きなマイナス要素となります。
そうならないためには、固定したやり方で演習を重ねて作法を体に覚え込ませるか、なかなか身につかないようであれば早めの作戦変更が必要です。

ちなみに私は蛍光ペン、4色ボールペンなど紆余曲折を経て、「男は黙って赤ボールペン一本!」の境地にたどり着きました。
他には「与件文の段落の横に関連しそうな設問番号を書く」
「解答に使ったキーワードは横棒で消す(使いモレ防止のため)」
などのルールを決めていました。


最後に

ここまで書いてきたことは、多くの方がすでに導入済みだとは思います。
ですが、セミナーなどでお話させていただいた初学者の方などで「そんなこと考えたこともなかった」という方も少なからずいらっしゃったので、ここにまとめさせていただきました。
当然、これらは受験生の全員必須というわけではなく、ふぞろいメンバーにもそんなことは気にもせずにサラリと合格してしまう強者もいることは事実ですが、やはり80分一本勝負の初見問題で事故の確率を少しでも減らすためには、最低限の準備は必要ではないかと私は考えています。

また、「まったく考えていないわけでないが、いろいろ迷っていて決めかねている」という方も多いようですので、本番一ヶ月前というこのタイミングをいい区切りとして、一度明確化してラストスパートに臨んでみるのはいかがでしょうか。
(ここで明確化したらもう絶対変えるなという意味ではありません。微調整や作戦変更を必要と感じたらぜひ柔軟に対応してくださいね!)

明日は、重めの副反応から無事復帰したイノシが、あの記事を用意してくれているようですよ!
お楽しみに!

 

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