こんにちは。チャンスを逃すな! 多年度合格ナビゲーターの、おはこです。
本試験まであと3週間です。このチャンスを逃さないために、勉強以外にどんな準備をすべき?
前回記事「2次直前対策(前編)力を出し切るための過ごし方」の続編として、2次試験本番で力を出し切るための事前準備について、「衣・食・住」の3つのポイントでまとめました。勉強の合間にチェックしてみてください。
目次
本番で力を出し切るため、勉強面以外で準備することは、外部からのパフォーマンス低下要因を想定し対策することです。
2次試験は(事実上)競争試験なので、当日のパフォーマンス低下は不利に働くからです。
そして、パフォーマンスを下げる要因の例は、①暑さ・寒さ・コロナ、②眠気・トイレ・疲労、③机・椅子・空間です。
それぞれ「衣」「食」「住」に関連するパフォーマンス低下要因です(勝手にまとめました)。しっかり対策して、パフォーマンス低下を防ぎましょう。
「暑さ・寒さ・コロナ」「眠気・トイレ・疲労」「机・椅子・空間」それぞれについて、具体的にみていきます。ご自身の状況に照らしてチェックしてください。
「衣」に関連するパフォーマンス低下要因は、暑さ・寒さ・コロナ対策です。身に着けるものはコンビニでは手に入らないので、早めに用意しておきましょう。
会場が暑いか寒いかは施設や天気の影響を受けるため、当日にならないとわかりません。外が冷え込む日は暖房が付いていたり、季節外れの暑さで冷房が効いていたりします。暑い場合と寒い場合を想定した服装を準備しておきましょう。
私はどちらであっても比較的快適な、スポーツウェアで受験しました。
また、平成30年度の試験ではエアコンの吹き出し口にあたり、「絶対頭が痛くなるやつだ……」と朝から悲しくなった記憶があります。その日はたまたま着ていたパーカーのフードをかぶって防衛しました(かなり怪しいですが)。そのため、昨年度も念のため薄手のパーカーを用意しました。
今年はマスク着用が必須のようなので、息苦しくないマスクを探しておきましょう。汚れたりしたときのために、予備も数枚用意しておきましょう。
「食」に関連するパフォーマンス低下要因は、眠気・トイレ・疲労です。日々の食事で試して、不安のない食べ物を探しておきましょう。
一度にたくさん食べると眠くなりやすいので、昼食のメニューは慎重に選ぶ必要があります。
私はすべての科目を同じコンディションにするため、各休み時間に少量の食事を分散してとりました。後味の残りにくいプレーンなスティックパンで、昼休み(事例Ⅱと事例Ⅲの間)はそれにサンドイッチを加えました。
水分補給は欠かせませんが、試験中にトイレに立つのは時間がもったいないです。炭酸やコーヒーなど刺激的な飲み物はトイレが近くなるので、避けたほうがよいでしょう。トイレが近くなりにくいドリンクの種類、摂取するタイミングと量を、普段の生活で試してみてください。
私はスポーツドリンクとミネラルウォーターをちびちびと口にしていました。
脳の疲労回復には糖分を摂取することが有効です。休み時間に食べられる手軽なお菓子などを用意しておきましょう。
私は後味が残るチョコなどは避けて、氷砂糖を持っていきました。「参考書をカバンにしまってください」と言われたタイミングで1粒口に入れて、試験問題が配られる時間(意外と長い)は、静かに糖分補給をしていました。
「住」に関連するパフォーマンス低下要因は、机・椅子・空間です。これらは自分でコントロールすることがほぼ不可能なので、パフォーマンス低下を最小限に抑える道具を用意しておきましょう。
机がガタガタと揺れるなら(試験官に言って)物を挟んだりして改善できますが、サイズが小さかった場合はどうしようもありません。
平成30年度に私が受験した会場は、机が小さくて文具を置くスペースがほぼありませんでした。私はシャーペンと赤ペンだけしか使わないので何とかなりましたが、ペンが多い人は胸ポケットにさしていたといった話を聞いたことがあります(ただし、どこまでOKかは不明。様子をみてご判断を)。
椅子の良し悪しはパフォーマンスへの影響大ですが、受験生は選ぶことができません。
平成30年度の会場は椅子が木の板でできていて、じわじわと腰に疲れが溜まり痛くなりました。そこで、昨年はスタジアムでスポーツ観戦をするときに敷く折り畳み座布団を持っていきました。幸い昨年の会場はクッション付きでゆったりとした椅子だったので、使用しなくて済みました。
当日の気温や湿度、座席レイアウト(今年は密集していないと思いますが)によって、ムシムシと不快な空間になるかもしれませんが、残念ながら室内環境を自分で改善することは困難です。
自分だけでもすっきりするため、夏に売っている制汗ウェットタオル(ビオレ、シーブリーズなど)を用意しておくとよいです。
2次試験で力を出し切るための事前準備のポイントは、パフォーマンス低下要因を想定し対策をとることです。3つの視点でパフォーマンス低下要因を想定し、準備をしておきましょう。
勉強面の直前対策をまとめた前回記事「2次直前対策(前編)力を出し切るための過ごし方【3つのポイント】」とあわせて、参考になれば幸いです。
あすは絶好調のじょーきです。