これから2次試験当日までの過ごし方

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1人でこっそり勉強するあなたを応援したい!事務局&事例Ⅱ分析チームのたかしです。

気がつけば2次試験まであと2週間強となりました。最後の追い込みの期間、この時期の過ごし方によって本番の出来も変わってくるはずです。

今回は、これから2次試験当日までの過ごし方について、私なりのおすすめを書いていこうと思います。

その1.再現性を意識した過去問演習

これまで、過去問演習を中心に2次試験の解き方を積み上げてきたことと思います。

これから当日までは、「積み上げたノウハウが、問題を解くときにちゃんと使い切れているのか?」という点をより意識しながら過去問演習を行い、漏れている点があればそこを見直すという勉強法をおすすめします。

例えば、以下のようなイメージです。

  • 事例Ⅰでは、基礎知識(組織種類ごとのメリデメ、多角化のメリデメ、オーナー会社のメリデメ、M&Aのメリデメ、組織力が低下したときの対策、能力向上や士気向上、人材活用のための人事戦略など)が反射的に出てくるか?知識に偏り、与件文を無視していないか?
  • 事例Ⅱでは、誰に・何を・どのようにの観点で抜け漏れなく、かつ与件文に則った解答を書けているか?効果や戦略に関しても考えられているか?
  • 事例Ⅲでは、生産管理と生産性改善の違いを踏まえた書き分けができているか?それぞれの具体的な施策はすぐ思いつくか?知識に偏り、与件文を無視していないか?
  • 事例Ⅳでは、同じような計算ミスをしていないか?簡単な問題ほど丁寧に解いているか?解き方に不安のある分野は残っていないか?

新しいことを覚える、というよりは、これまで学んできた知識・考え方・切り口を十分に使えているか?を確認していく期間だと捉えるのがよいと思います。

その2.毎日事例を解く(特に事例Ⅳ)

1日だけでも勉強しない日があると、それだけで時間感覚が鈍ったり、知識や考え方を忘れてしまったりということが起こりやすくなります。

仕事が忙しいという人も多いと思いますが、1事例だけでもいいので、毎日勉強する時間を確保したいところです。

事例のなかでも、特に事例Ⅳは毎日解くことを強くおすすめします。他の事例の勉強もあると思うので、1・2問でも構いません。問題を解くことで計算の感覚を鈍らせないことも大切ですし、何より「事例Ⅳは毎日勉強した」という事実が本番の自信と余裕につながり、計算ミスを防いでくれる効果があると思っています。

事例Ⅳが得意ではない人も、最後まで問題演習を繰り返せば確実に底上げが図れるはずです。気分が乗らない時こそ事例Ⅳの問題をとりあえず解く!を実践してみてはいかがでしょうか。

その3.ちゃんと休む(根詰めすぎない)

人によっては、これが1番難しいかもしれません。

2次試験の勉強は、いくらやってもゴールに近づいた感覚が持ちにくく、それゆえに試験が迫るほどに「これが足りない、あれも足りない」となりがちです。独学・初受験の方はよりそうだと思います。実際、私も本番当日まで「これで本当に大丈夫なのか?」という感覚はありました。

ただ、これまでを振り返ってみると、最初は全く解き方が分からなかったのに、演習と復習を繰り返すことで少しずつ安定した解答が書けるようになってきたのではないでしょうか。

これまでやってきたことに自信を持って、本番に向けたコンディション調整を行っていくことも大切なタスクです。

風邪+今年はコロナ、過労、睡眠不足は本番の出来に大きく影響してしまいます。万全の状態で臨めるよう、くれぐれも無理だけはしないようにお願いします。

最後は開き直る!

今回は試験までの過ごし方について書きました。

これまでやってきたことは嘘をつきません。積み重ねた努力は、確実にみなさんの中で力となっています。自信を持って、余裕を持って、その力を発揮してきてください。

本番当日、「これまでで1番の解答」とまではいいませんが、「普段通りの解答」をみなさんが書けるよう強く願っています。

さて、明日はふぞろいのスーパーリベロことRYO@福岡です。お楽しみに!

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