選択肢は無限、次の一手はどうする!?

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読者のみなさま、こんにちは。名古屋から情報発信!頑張るあなたと伴走します!ストレート合格ナビゲーターのテリーです。

先週末、2次筆記試験を受験された皆さま、まずはお疲れさまでした。1週間が立ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。これまで、試験勉強に時間を費やしてこられたかと思いますので、しばらくは試験のことを忘れて、やりたかったことを思う存分満喫ください。

とは言え、試験結果が気になる方もいるかと思います。これから合格発表の日をどう迎えるかは人それぞれですし、選択肢も無限です。本日は、試験結果が出るまでに、昨年どうやって私が過ごしていたか、ご紹介したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。それでは早速いきましょう~。

■再現答案は作る? 作らない?

まずは、再現答案の話をしたいと思います。受験生によって、作る派・作らない派のどちらかに分かれると思いますが、みなさまはどうするか決めていますでしょうか。もうすでに2次筆記試験を受ける前から決められていた方もいると思いますが、これも選択の1つです。私は、最初から作ると決めていましたので、試験が終わった当日に再現答案を作りました。

作った目的は、結果はどうであれ、どこかのタイミングで振り返る可能性があると思い、それならば記憶が鮮明なうちに、書いておこうと決めていました。後ほど説明しますが、予備校の解説会に参加した時に、自分の解答と予備校の解答を比較することが出来ましたし、口述対策でも自分がどんなことを解答していたかも振り返ることが出来ましたし、作っておいて損はないかと思っています。

ただし、作ると決めていたものの、かなりの苦痛を伴ったのも正直なところです。手ごたえがなかった試験問題をあらためて開き、文字を起こすことは、結構大変です。実際に、再現答案を作成することも初めてで(模試などは写メが取れるので書き起こすことが不要)、あれを書けばよかったかなとか、これは全然違うことを書いてしまったなとか、ダメなところに焦点がいってしまい、なかなか進捗しなかったのを覚えています。再現答案を作る目的を考えた上で、作る・作らないを決めるようにしましょう。

とここまで書いておきながら、1つお願いをさせていただきます。それは、作成された方・される方は、是非ふぞろいへご提出いただけませんでしょうか。皆さまの再現答案で成り立つふぞろいですが、貴重な皆さまの答案を次につなげていきたく、ご協力をお願いできれば幸いです。

■予備校の解説会に参加する? 参加しない?

再現答案を作成した後、次に取った行動は、11月上旬に自分が通っていた予備校の解説会に参加しました。どうしても、解答が気になってしかたがなかったので、少しでもモヤモヤを解消するために参加してみました。結果的に、モヤモヤがさらに増幅することになってしまったのですが・・・。

予備校の先生も言っておりましたが、予備校が出す模範解答は、80分間では到底たどり着けない解答で、予備校の先生があーでもない、こーでもないと議論に議論を重ね作成したものだそうです。そのため、特に事例Ⅲの解答を聞いたときは、愕然としたように思います(マシニングセンタって・・・)。もちろん解答の方向性があっている問題もあり、その問題は安心したのですが、やはり自分と違い過ぎる解答を聞いて、完全に自信をなくしました。予備校の解説会(今年はオンラインとかでやるかもしれません)に参加するのもしないのも自由ですが、もし参加されるのであれば、これも1つの解答かという軽い気分で聞きましょう。

それと解説会で、自分の解答はいいのか悪いのか、確認されている方が結構いたように思います。予備校の先生も本当の解答を知っているわけではなく、言葉を選びながら回答されていたように思います。誰かにお墨付きをもらいたくなる気持ちは凄く分かります。自分も聞こうかと迷いましたが、先生が合格の判断をされるわけでなく、あくまでの解説会であって、自分の解答がいいか悪いかは別物だと思い、会場を後にしました。

■ジェットコースターな毎日を過ごす? 過ごさない?

解説会が終わってからは、あとは結果を待つのみと思っていましたが、心のどこかでは常に試験のことが気になっていたようで、他の予備校の解答はどうなんだろうとか、いろいろと調べていました。模範解答を見るたびに、やっぱり今年はダメなのか、いやちょっとでも可能性があるのか、そんな気持ちの揺れ動きが激しく、なかなか落ち着かない日々を過ごしていました。気分はまさにジェットコースターに乗ったような感じです。

模範解答を見ないと決めておいた方が、平穏無事な日々を過ごすことができたかもしれません。先ほどの解説会もそうですが、予備校の模範解答を見る、見ないのも決めておくといいでしょう。気持ちの揺れは激しかったですが、唯一良かったのは、問題文を何度も見返していたため、口述対策を始めるときには、与件文や設問文が自然と頭に入っていたことです。一から頭に入れる必要はなかったので、その点はよかったかなと思っています。

■予備校を探す? 独学でいく?

それともう1つやったことは、もしダメだったことを想定して、来年の学習方針を決めたことです。それは、予備校に通うのか、それとも独学でいくのかです。私は予備校に通学していましたので、同じ予備校に通学するのか、それとも違う予備校に通学するのか、あるいは独学でいくのかを考えました。実際に、違う予備校の説明会に行ったり、どういうカリキュラムなのかを確認しました。また、独学にするならば、どんな教材を使うのか、またいつから学習をスタートさせるのか、具体的なプランを練っていました。結果的に、予備校に通うことも独学で勉強することもなくなったのですが、時間がある内に、次の一手を考えてみてはいかがでしょうか。なかなか計画が練れない場合は、いつから考え始めるかだけ決めておけば、それまでは何も考える必要がありませんので、それも一つかもしれません。

■口述対策セミナーを受講する? 受講しない?

そうこうしているうちに、次は予備校の口述対策セミナーを受講しました。合格発表の1週間ぐらい前だったかと思います。対策セミナーと言っても、実際に面接をするわけでなく、口述試験全体の概要説明や、合格者から昨年度の雰囲気や、どういった質問だったかを聞くような、緩めのセミナーでした。ほぼ100%通ると言われている口述試験ですが、あまり情報もなかったため、筆記試験に合格した時のために、早めに情報を入手するようにしました。合格発表後から対策するのもいいと思いますが、可能なら早めに情報を入手するといいかもしれません。

とここまで、合格発表までの日々をご紹介しましたが、これ以外にも中部地域の企業が集まる異業種交流会に参加したり、慌ただしい日々を過ごしておりました。考えてみると、2次筆記試験が終わってからも案外やることが多かったなと思います。もちろんそういう選択をしなければ、もっとゆっくりと過ごすことはできたのですが、ずっと勉強してきて、明日からフリーだよと言われても、正直何をやればいいか分からなかったので、何かしようと行動していました。合格発表後は、口述試験対策、口述試験、ふぞろいの活動、実務補習など、それ以上にもっと忙しくなったのですが、2次筆記試験が終わったこのタイミングで、次の一手をじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。明日はYUMAの登場です。お楽しみに♪♪

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