二次試験対策としての一次知識復習について

同友館
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こんにちは。さすらいのストレート合格ナビゲーター、金型屋のかーなです!

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8月中旬、お盆休みの時期ではありますが、皆様いかがお過ごしですか。

先日の夏セミナーおよびzoom懇親会にご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。

私は実家が東京の地方在住なのですが、いろいろあって今年の帰省はあきらめました。

そんな中でのzoom懇親会、普段のセミナーではお会いできないような遠方の方も参加して下さったのが、個人的にはとても嬉しかったです。

 

帰れないぼくらの夏のzoom飲み

(無駄にエモい感じになった……)

 

 

さて本日は、質問相談会でもご質問を頂いた、「二次試験対策としての一次試験知識の復習」について書いてみたいと思います。

先日、相談会に参加された受験生の方から、「一次試験の知識を復習するのが大事だと聞いたのですが、何をすれば良いんでしょうか」という質問を頂きました。

 

これには「事例Ⅰ~Ⅲに関しては、用語の意味や対義語、特徴、メリット・デメリット等を自分の言葉で説明できるレベルまで理解を深める必要があります。そのために、必要に応じて知識を入れ直しましょう」とお答えしたのですが、言葉では少し分かりにくかったかと思います。

 

そんなわけで、本邦初公開、私が受験生時代に作っていた暗記カードをお見せいたします。

正直、腕に覚えのあるふぞメンには「これじゃまだまだ甘い」と言われそうですが、一次と二次で違う、求められる「知識の定着度合い」みたいなものが伝われば幸いです。

 

 

例:ポーターの成長戦略について。

 

▼一次試験用に作った暗記カード

これだけです。薄っ。

一次試験は範囲が広く、選択式のため、質より量を重視していました。

そのため、頭の中は「ポーター → 差別化、コストリーダーシップ、集中」「差別化 → 独自性、価格以外の優位性」というように、瞬発的に点と点をつなぐトレーニングをしているイメージでした。

正直、用語や概念の深い理解を目指すというよりは、「この単語がきたらこの単語がくる」「この単語とこの単語の組み合わせは誤り」というパターンを覚えている意味合いの方が強かったと思います。

そして、一次試験通過後に点取り虫だった勉強法のツケをはらうことになります。

 

 

▼二次試験用に作った暗記カード。6倍になりました。

以下、ここに至るまでの経緯を少しお話しします。

 

二次試験の勉強を始めてすぐ、日本語が書けないことに気が付きました。

いや、こういうエッセイみたいな文章は書けるんですよ。

でも、診断士試験で求められるような、論理的で要点を押さえた文章が書けない。

なまじ読み書きには自信があったので、愕然としました。

 

仮に同じ点を問題と感じたとしても、解決策は人それぞれだと思いますが、私の場合は「そもそも前提となる知識が単語でしかインストールされていないため、文章にできない」ことが原因でした。

(単語では思い付くんです。ただ、言いたいことを文章にする方法がわからない。新しい外国語を学び始めた時の感覚にも似ていました)

 

そのため、用語をフルセンテンスでインストールする必要を感じて、上記のように暗記カードを追加で作りました。

 

その結果、日に日に「文章が書ける=知識を文章の形でアウトプットできる」感覚がついてきたので、私の場合はこれで良かったと思います。

 

なお、冒頭に書いた「自分の言葉で」というのは、好き勝手に書くという意味ではありません。

「カンペを見ず正確に、かつ、自分でも納得できる言葉で」書くという意味です。

知識があやふやだと、解答用紙を埋めていても違和感がありますし、

実際の診断業務では、こっちが納得していないことに相手が納得することは、ほぼ無いからです。

 

よろしければ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

さて明日は、解法の解説がとにかく分かりやすいと評判の、頼れる紳士、まっつの登場です。お楽しみに♪

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