皆さんこんにちは。ふぞろい13のとっくんです。
まずはお詫びがあります;
先月出版しました「ふぞろいな合格答案 エピソード13」ですが、Amazonをはじめネット書店では品切れの状態となっています。
購入をご希望の方々には大変ご迷惑をおかけしておりますが、現在第2刷を準備しておりますので、もう少々お待ちいただけると嬉しいです(一部の本屋さんにはまだ在庫があるようです)
さて、昨日から夏セミナーがスタートしました!
お忙しい中ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました(__)
今回は「私が去年ふぞろいの夏セミナーに参加し、そこでの学びをどう活かしたか」について書きます。
去年は今年のようにオンラインではなく、会場にて事例ごとの対策やパネルディスカッション中心のセミナーが実施されました。
今年セミナーに参加できないという方も、この記事が勉強方法などの一助となりましたら幸いです。
では本題↓
目次
セミナーでは、ふぞろい12の先輩方から多くの経験談を伺うことができました。
その中で私が2次の勉強方法で取り入れたのは、先代いくみんさんによる次のアドバイスです。
「過去問を解いて迷ったことは、その対応方法と伴に記録していく」
理由は、本番で迷った時に、自分の対応法を確立しておくことで「大きな失点・時間のロス」を回避できると考えたからです。
それ以来、過去問を解く度に自分が迷った内容をメモし、次に類題が出現した時に取るべき対応を明記するようになりました。
自分自身のマニュアルを作るような作業ですが、本番で安定した得点を獲得するために奏功したと思っています。
2次試験では、制限時間内に適切な診断と助言を紙面上で行うことが求められます。
ただそのプロセスは、人によって千差万別。使うペンの種類や時間配分など、自分に合った方法を見つけて得点を伸ばすことが鍵となります。
私が夏セミナーで印象的だったのは、先代おかじさんの次のような手法です。
当時の私は、自分のベストなやり方を固めるという概念すらありませんでした。
ただ何となく過去問を解き始めていましたが、自身の解法プロセスを探る必要があるんだなと気づくきっかけとなりました。
結果的に、上記の方法をそのまま取り入れた訳ではないのですが、私が最終的に行き着いたのは、以下のものです。
ペンについては、夏セミナー後に私もマーカー5本を購入して何度か過去問で試し、それ以前より手応えを感じることができました。
ただその後巡り巡って、マーカーからボールペンに切り替えることになりました。
それについては、また別の機会に書きます。
また時間配分については自分で試行錯誤した結果、28分が最低限解答要素を盛り込むことができ、かつ80分以内で書き終えるための限界と感じて設定しました ※個人差があります
答案用紙に書き始める時間を遅らせるほど、与件解釈に割ける時間が増えます。
ただ一方で、時間内に書き切れないリスクが高まるので、自身の書くスピードなどを考慮してベストな配分を見つける必要があると思います。
去年の夏セミナーの後には、懇親会が開かれました。
そこではふぞろいの先輩方だけでなく、受験生の仲間からも貴重な経験談を聞くことができました。
偶然同じテーブルにいたのがとうへいだったのですが、会話の中で次の言葉が印象に残りました。
「本番は難しい設問が出ても、決して解答欄を空欄にしてはいけない」
特に事例Ⅳに言えることですが、毎年ほぼ誰も解けないような難問が出ます。
そこに時間をかけ過ぎるのは賛成できませんが、難問には多々「計算過程」を解答するケースがあります。
そこはとうへいの言うとおり、空欄にせず何かしら書くべきだと思いました。
「計算過程」は言わば協会が与えてくれた部分点のチャンスとも考えられるので、解答がわからなくても「最低限ここは理解してるよ!」とアピールできる絶好の機会だと捉えるようになりました。
さて、シリーズでお伝えしてきたこの企画も、今回が最終回となります。
ふぞろいでも多くのメンバーが、一発合格道場の記事や書籍を参考に自身の勉強に磨きをかけてきました。
私自身、ノウハウだけでなく気持ち的にも励まされた経験があります。
特に2次試験直前の記事で、10代目makinoさんの言葉が強く印象に残っています。
「試験の結果はわからないけど、自分に勝った」。そう思えるまで努力を積み重ねたあなたは、きっと大丈夫ですよ。
この記事を見た瞬間、私は「本当に自分に勝った」とは言えないと痛感し、最後の最後まで学習し続ける力をもらいました。
先日、現11代目の道場メンバーの皆さんと交流する機会に恵まれましたが、今年も受験生第一主義で記事を書かれている、素敵なメンバーばかりでした。
今後も協力しつつ、受験生の方々に役立つ情報を共有できればと思いますので、何とぞよろしくお願いします。
明日は頼れるブログリーダー、タニッチです。