初めてのふぞろい ~初年度にどう使う?~

同友館
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皆さんこんにちは。成長目指して奮闘中!ストレート合格ナビゲーターのとっくんです。

 

今回はふぞろい13の発売記念特集として、去年初めて受験に臨んだ私が『ふぞろい』を使ってどう2次試験に向き合ったかについて書きます。

 

1次試験前でなかなか2次のことまで手が回らない、という方もいるかもしれません。

 

一方、「絶対に今年合格したい」という方にとっては、最難関といわれる2次試験への心構えとして、積極的に情報収集していくことも大切かと思います。

 

私の体験談も、そんな情報の1つとして参考になれば幸いです。

 

ふぞろいな合格答案13表紙

 

購入編

まず私が『ふぞろい』の存在を知ったのは、2019年2月の時です。勉強会で知り合った友人から、「受験生の約半分が使っている参考書がある」と聞いたのが最初でした(本当かどうかは未知数です、すみません…)

 

その時は「ふ~ん、そんなにメジャーな本があるのかぁ」という程度の感想しか持ちませんでした。

 

しかし友人が同時に、1次試験が終わると、『ふぞろい』が書店から消える」と言ったことに対しては強く印象に残りました。

 

正直「そんなことありえるのか?」と半信半疑でしたが、もし本当に1次試験後に買えなかったら嫌だったため、それから約1カ月後に、episode11(平成29年度版)を本屋で見つけ、購入することとしました。

 

活用編(1次試験前)

とりえあえず購入してみたものの、最初は使い方に迷ってしばらく放置していました。

初年度だったために1次試験の学習が優先となり、なかなか2次の過去問に手が回らない、という言い訳を作ってしまっていたと思います。

 

でもこのままずっと手を付けないのもまずいと焦った私は、予備校の友人に「プチ勉強会をしよう」と提案しました。

 

その内容としては、以下のとおり基本的なものです。

 

 ① 平成29年度の事例を1つ、80分で各自解答する

 ② 『ふぞろい』または予備校の解答例を確認する

 ③ 自分の解答と解答例について意見交換する

 

誰もが経験されることと思いますが、まず慣れない中で2次の過去問を解こうとしても、全く歯が立ちません。

 

私も友人も同様で、最初は予備校の解答例に対して「こんなの書けるわけない」と文句を言い続けていました(←予備校の先生にそれを話すと、叱られました)

 

一方『ふぞろい』の答案に対しては、少なくとも「同じ人間が書いた答案っぽい」と感じることができ、親近感を持てたのを覚えています。

 

そのうち、解答例の確認は『ふぞろい』一本に絞り、意見交換の後に初めて解答例を確認するなど、勉強会の内容をちょいちょい変えていきました。

 

活用編(1次試験後)

1次試験前は、直近2年分の過去問しか解けませんでしたが、その後は過去問を解くペースを上げていきました。

 

あらゆる年度の過去問で意見交換する時間はなかったため、1人で解く場合は『ふぞろい』の【80分間のドキュメント】を熟読するようにしました。

 

こちらには、合格者の方々が「本試験で実際にどう事例に立ち向かったか」の思考プロセスがリアルに記載されています。

 

再現答案だけでは見えにくいアプローチ方法を参照するのに、大いに役立ちました。

 

また、自分が解答で迷った時の判断基準としても、『ふぞろい』を頼りにしていました。

 

過去問を解いていると、設問の切り分けに迷うことが多々あります。

 

そのような時、『ふぞろい』を見ると「合格者のうちどれくらいの人数が各キーワードを当て込んだか」がわかります。

 

不透明な2次試験の解答に対し、唯一定量的な根拠を持って解答の方向性を導いてくれたのではないかと思いました。

 

編集を通じて

昨年は以上の学習を経てギリギリで本試験を通過し、今年はありがたくもふぞろいのメンバーとして、活動する機会に恵まれることとなりました。

 

実際に編集してみると想像以上に大変な作業もありましたが、先代も同じように苦労して執筆されてきたからこそ、多くの受験生に支持される書籍になったのだと思います。

 

また何より、多忙の中ともに編集を頑張ってきたふぞろい13のメンバーに感謝です。

 

何やら卒業っぽい感じを出しちゃいましたが、我々の活動はまだまだ続きます 笑

 

まずは皆さんが目の前の1次試験を突破し、各々ふぞろいなやり方で2次試験も通過されるよう、心より応援しています!

 

今回は以上、明日はタニッチです。

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