家庭と勉強のバランス

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今日もお疲れ様です!「頑張りたい!けど、モチベーションが長続きしない……」そんなあなたを応援したいじょーきです!(※じょーきとは……2.5年で2次試験に合格した独学多年度生。目の前にあるものに次々と興味が移るその精神年齢はいつまでも5歳のまま。診断士試験でも見落とし多数、制約条件漏れで大いに苦戦。本業は金融業)

今日は勉強そのものから少し離れて、「家庭と勉強のバランス」について書こうと思います。(注:じょーきの家族構成は私、妻、子(1歳)の3人家族)

このテーマについて書こうと思ったきっかけは2つあります。

1つはステイホーム環境下、家族と過ごす時間が以前より長くなったことです。自分が受験生だった頃を改めて振り返ると、家族(妻や義母)の協力あっての合格だったなぁとつくづく感じます。

もう1つは、最近診断士試験合格同期と「家族とのバランスをどうやって取るか」というテーマで意見交換を行ったことです。受験勉強に始まり、合格後も実務補習・従事、更には受験生応援活動と、好奇心を刺激することがたくさん待っています。しかし1日は24時間で体力にも限界がある。どうも同期は少しバランスを崩してしまったようでした。

以下、答えのない文章になりますが、ご家族一丸となって診断士試験(そしてその先の診断士活動)に向かっていくための契機になればと思います。

 

強烈な妻の言葉①

受験生時代、妻に言われて強烈に印象に残っている言葉があります。

「あんたが本気で取り組むなら応援する。しかし、あんたがたとえ仕事終わりの疲れた体で頑張って勉強もして『大変や』とか思っていても、それはあんたの自己満足や。その行動自体、こっちには1円のメリットもないってことを忘れるなよ」

言い方はもう少し柔らかかったように思いますが、概ねこのようなことを言われました。受験生だった期間中、幾度となく。いや、なんなら合格した今も似たようなことを言われています。

確かにその通りです。「自己研鑽」と言うと聞こえはいいですが、結局ベクトルは自分に向いているわけです。

 

強烈な妻の言葉②

さらに妻の言葉を1つ。

「今現在診断士ではないあんたが診断士になれんかったところで世の中の人間は誰一人として困らんけど、あんたが家のことをおろそかにするとこっちはめちゃくちゃ影響大きいんやからな」

まあこれもその通りですよね。人にはいくつも役割があると言いますが、「診断士としての私」よりも、優先して全うしなければならない役割が当然あるわけです。

(余談:昨日執筆のおはこは、2次試験当日がお子さんの運動会と重なる事象が4年も続いたそうなのですが、当然のように4年連続で運動会を優先したというエピソードを持っています。尊敬……)

そんなこんなで妻から釘を刺されまくった私は、(否が応にも妻のご機嫌と)家庭とのバランスを取りながら試験勉強に励むこととなりました。

 

受験生時代の取り組み

そんな私が家庭とのバランスを(辛くも?)保った取り組みは次のようなものでした。

○家事(料理・洗濯・掃除)や育児をする
⇒お子さんが小さいご家庭なんかは特に効果的ですよね。我が家に食洗器が導入されたのも診断士試験があったからと言っても過言ではありません。(注:家事や育児が妻の仕事というわけでは決してないですよ。結局私がしなかったしわ寄せは妻にいってしまうという意味です)

○外食や旅行の予定を入れる
⇒今の環境下では要注意ですが、少し先の予定を組んでおくと、それを盾にしばらくは言い訳が立ちます。もちろん、楽しい予定を入れておくとご自身のモチベーションにもなります。

○ちょっといいお菓子やお酒を一緒に楽しむ
⇒1個500円のケーキを家族分買って行ったとしても、飲み会1回分に満たない金額だと思うと安いもんじゃないですか。お酒が好きな方なら、普段より少しいいワインを買って帰って一緒に楽しむというのもいいかもしれませんね。

○相手にフリーな日を提供する
⇒家事や育児の負担を引き受ける一方で、自分が終日出掛けなくて済む(=勉強時間を確保できる)メリットがあります。自粛ムードが一段落したら効果を発揮してくれそうです。

○記念日に一工夫を加える
⇒誕生日、結婚記念日、母の日(もう過ぎたけど)、父の日……今まで書いたことのない手紙を書いてみたり、買ったことのないカーネーションをプレゼントしてみたり(もう過ぎたけど)。高価じゃなくても相手に喜んでもらえるものがきっとあるはずです。

……とまあいろいろ書かせていただきましたが、結局、妙手妙案なんてありませんね。

前回のブログでも書いたように「当たり前のことを当たり前に書くこと」を求められるのが診断士の2次試験なのであれば、その試験に挑む受験生は常日頃から「当たり前のことを当たり前に」できるような人間でなくてはならないのかもしれません。

少々打算的でもいいじゃないですか。不器用でもいいじゃないですか。

せっかく意欲高く資格試験に挑むわけです。ご自身もご家族の方も、気持ちよく一丸となって合格に向かっていただけたらいいな、と心から願っております。

さて明日はマリの登場です!!明日もお楽しみにー。

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