試験勉強もまた経営診断である

同友館
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炬燵から離れたくても離れられない、そんな日々が徐々に遠のき、薄紅色の花びらが舞い散る中で人々が宴に興じる季節が近づいてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。互いに持ち寄るものを決めず、他者の打つ手を読みつつ自分の持参物を決めるという友人との心理戦花見大会に向けて、何を用意しようかと悩んでいるみゆきちです、こんにちは。さすがに全品炭水化物は避けたいところ…!

ということで、改めてブログ読者の皆様、初めまして。
ゼロから始めて駆け抜けよう!ストレート合格ナビゲーターの「みゆきち」です。

思いがけずブログ新メンバーの先陣を切ることになってしまいましたが、生暖かい目で見守って頂けたら幸いです。 

さて、本来であればすぐに自己紹介なぞすべきところではありますが、タイトル詐欺になってもいけないので、私がどのように「診断士試験」に挑んだのか、私の属性的な情報も織り交ぜつつ「経営診断」という切り口でつらつらと書きたいと思います。


突然ですが皆様、「経営診断」の手法はご存知でしょうか。
え、そんなの受験生が知るわけが無いよとお思いの方にはもう1つ質問です。

事例Ⅰ~Ⅳの正式名称はご存知でしょうか。
そう、「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例」です。

つまり2次試験=経営診断の手法を学ぶ試験ということなので、経営診断は事例の解き方と同じです。具体的には①社長の想いをヒアリング→②外部環境分析→③内部環境分析→④経営課題の設定→⑤経営戦略の立案→⑥具体的対応策の策定、といったところでしょうか。

そしてこれは自分を診断先の企業としてみると、試験勉強にも応用することができます
私の場合はこんな感じ↓

①社長の想い→診断士試験に受かりたい。
②外部環境 →機会:会社に診断士会がある。本業の残業が比較的少なかった(過去形)
       脅威:27年10月勉強開始から試験までの期間は約1年。
③内部環境 →強み:多少無理できる。自分で決めたらちゃんとやる。
       弱み:大学の専門分野は野生動物、仕事は食品の仕入れ担当。
          経営も経済もなにもかもが初学で応用できる基礎知識もなく、
          NO勉強で受かる科目はない
          大手予備校に通う軍資金もない
          1次はともかく2次試験の勉強方法が全くわからん。
④経営課題 →試験合格レベルまでの知識・技術向上
⑤経営戦略 →「お金をかけられない代わりに時間をかける」戦略
⑥対 応 策   →【1次試験対策】基礎知識がなく完全独学だと非効率+大手予備校には通えない
               ⇒マイナー通信教材を選択。
               タブレット学習でスキマ時間を徹底活用し、勉強時間を確保。
       【2次試験対策】会社の診断士会の先輩から紹介してもらった勉強会に参加し、
               試験関係の情報と事例の解答ノウハウの収集。

要は目標を定め、自分の立ち位置を知り、至る道を選択せよということです。

そして事例問題と同じく、
社長の想いに沿わない戦略にすると、点数がとれません。
経営環境にそぐわない戦略にしても、点数がとれません。

診断士試験に合格したいはずなのに、範囲的に被るからと別の勉強をしたりしてはいませんか。集中力が限られているのに、休みの日に沢山勉強すればいいかと思っていませんか。

多くの中小企業が置かれている状況と同じく、診断士試験は決して簡単な試験ではありません。人によって置かれている環境や、持っている資源は異なり、合格に至る道も1つだけではありません。

だからこそ、ぜひ熟考の上に、自分にとって最適な戦略をもって戦いに臨んで頂きたい。

そしてその一助となるような情報を、今後ふぞろい本冊やブログ等で少しでもご提供できたらと思っております。

かしこ。
 
 
…と、いうわけで。明日は超絶怒涛の独学現役大学生❤ストレート合格ナビゲーター「かい」の登場です!お楽しみに~★

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