オールドルーキーの心の友、くろひょうです。マスターズでの松山英樹選手のイーグルを見てすっかり興奮してますが、長丁場での安定したパフォーマンスが重要なのは診断士試験もスポーツも一緒だなあと改めて感じております。
前回まで「机に向かいたくない」と言っていたお前が何を急に「模試」とか言ってんねん!しかも2次試験?と突っ込まれそうですが、2次試験対策上でやってて良かったことのTOP3に入るのが模試の受験でした。5月にはTACやLECで模試が開催されるようですので、このタイミングでお伝えさせていただきたい思います。今年の試験スケジュールによると、1次試験と2次試験の間隔が2020年度と比べて1ヶ月近く短いようですので、早めに2次試験を意識するに越したことはないと思います。
目次
私は合計3回の模試を受けました。最初に受けたのが2020年5月に開催されたTACの模試だったのですが、この時はまだ2次試験対策は事例Ⅳしかしてませんでした。その状態で無謀にも受験しようと思ったのは以下のような理由からです。
特に、80分×4事例の長丁場では、知識力の勝負というよりも、本番の320分間を通してできるだけ安定したパフォーマンスを出すための体調管理、メンタル、タイムマネジメントの方が重要だろうと思ったので、本番想定の試験を早めに経験しておきたいと考えたのは大きな理由でした。
(1)時間間隔を体験できた
問題を解く(事例を読んで、解答骨子を考えて記述する)上では、80分は短く、タイムマネジメントがきっちりできないと間に合わないことを身をもって経験できました。
(2)事例が進む毎の負担感が実感できた
「事例Ⅲでは眠くなって頭が働かない」、「慣れない記述の連続で腕や指がつらく、字が汚くなる」、「漢字が思い出せない」など負担感やトラブルを実感できました。
(3)文房具や食べ物の相性を確認できた
最初の模試では、脳にブドウ糖を補給しようと、休憩毎におにぎりやチョコレート、ラムネなどを食べていたのですが、事例Ⅲでは強烈な睡魔に襲われました。また、事例が進む毎に字を書くのが辛くなり、思い通りの短時間で記述できなくなる経験をしました。これを機に、休憩中の食事量、相性の良い文具(シャーペン、芯の太さ)、道具(計算機、眠気覚ましグッズなど)を意識するようになりました。模試毎に休憩時間の過ごし方や食べ物を変えて、自分に合ったものを試行錯誤しました。
ちなみに点数は下記のような感じでひどいです、合格基準を満たしたことは一度もありませんでした。。。要は、点数はあまり意識しなくていいとお伝えしたいです。
TAC2次実力チェック模試(5月) |
TAC2次公開模試(8月) |
AAS 2次公開模試(9月) |
|
事例Ⅰ |
44 |
54 |
47 |
事例Ⅱ |
32 |
32 |
40 |
事例Ⅲ |
27 |
39 |
49 |
事例Ⅳ |
38 |
55 |
60 |
合計 |
141 |
180 |
196 |
判定 |
D |
B |
C |
(1)本番想定の環境を整える
今年は会場受験もできるようですので、会場受験をおすすめします。去年はコロナ下で会場受験ができませんでしたので、私は安いホテルの日帰りプランを利用して本番のタイムスケジュールで受験しました。静かすぎるのも本番とギャップがあるので、YouTubeで探した「80分タイマー、試験会場のような騒音」を使い、できるだけ本番に近い環境を整えました。
(2)休憩時間も本番を想定した過ごし方をする
私の場合は、長時間集中するのが苦手だったので、眠気対策がとても重要でした。眠くならないための食べ物や、眠気対策の方法、外を歩く、音楽を聞く等のリフレッシュ方法を試しました。
(3)各プロセスでかかった時間や、苦労した点、感想をメモして対策を考える
次回以降の改善につなげるため、事例毎に、プロセス毎の所要時間、トラブル、感想等をメモして、次回以降の対策を考えるのが良いと思います。昨年のものを見返すと、下記のようなメモが書いてありました。
・残り時間40分で記述ギリギリ。下書きしている余裕はない。
・事例Ⅱですでに握力が無くなる。
・机の凹凸で解答用紙に穴が開いた。
・事例Ⅲ:強烈な睡魔に襲われた。
・事例Ⅳ:2問捨てて65分で解き終わる、残りを見直しに使った。
などなど
Webサイトで検索したところ、下記のような模試が5月に開催されるようです。
一日で4事例をぶっ通しで解くなんて、自分の意志ではなかなか難しいことだと思います。模試の場合は申し込んでしまえば受けざるを得なくなりますので、自分の意志ではやる気にならないという方にはお薦めです。
明日は、キャプテン翼が座右の書というステキな同世代たまちゃんです。俺もツインシュートがしたいから左利きに変えたくらいハマったよ!
お楽しみに!