おはようございます、多年度生合格ナビゲーター×プロレスマニアのシローです!
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1次試験も終わり、いよいよ2次試験まで約2か月。これまでの勉強の成果を叩き付ける最高の舞台はもう目の前です。この時期、私は来る日も来る日も過去問ばかり実施しておりました。1日2事例、週末4事例、とにかく事例! 事例!! 事例!!!
目次
というわけで。
総合格闘技の黎明期を支え、かのヒクソングレイシーとも戦った中井祐樹選手が生まれた本日8月18日、「事例Ⅲ攻略」についてお伝えいたします。
シローは1次試験の運営管理を独学で合格したのですが、意味や背景もわからないままに各用語を暗記して合格しました。合格は喜ばしいのですが、暗記に終始してしまった結果、運営管理を体系的に理解することを怠ってしまいました。つまりは、事例Ⅲで四苦八苦してしまったのです。
そんな「事例Ⅲに四苦八苦したシロー」ですが、知識の定着を進めるとともに、事例Ⅲの攻略パターンをつかんだ結果、得意科目に早変わりしました。得点開示でもおかげさまでA評価、演習評価がそのまま本試験でも同様の結果になった嬉しい科目だったりします。
ではそのパターンは何か。
平成27年度の事例を使って、見ていきましょう。
【第1問(設問1】】
C 社が自動車部品分野に参入する場合、強みとなる点を2つあげ、それぞれ40 字以内で述べよ。
はて、「強みの問題」…、最近どこかで見たことはありませんか?
そうです!
前回の「事例Ⅱ攻略」で説明した「経営資源」のことですね。
実は事例Ⅲも事例Ⅱと同様に「経営資源」をまず見つけることがスタートです。しかも「C社の強み」を聞く問題はほぼ毎年出題されるため、ここは押さえておくと加点しやすいでしょう。
さらに嬉しいことに!
その見つけ方も事例Ⅱと同じです!
与件文を見ていきましょう。とても簡単に見つかります。
【第3段落】
こちら2つの与件文の根拠に共通するのが、C社が保有する経営資源は事例Ⅱと同じく結果を出していることです。整理すると、
<因>生産能力の増強と一貫生産体制の確立
<果>農業機械部品と産業機械部品の受注獲得に成功
<因>営業部の設立
<果>新市場の開拓の達成
見事な因果関係ですね!
事例Ⅲも事例Ⅱと同じく、診断先の企業は経営資源を保有し、特に強みとなる経営資源はほぼ必ず「過去に大きな成果」を獲得しております。80分という制限時間内で問題を処理する際に、「成果を獲得した経営資源を引っ張る」ことを覚えておけば1分程度で処理できるでしょう。
当たり前の話ばかりで大変恐縮でございます。
ただ、敬愛するアントニオ猪木氏はこう言っておりました。
珠玉の名言でございます。
残すところ約2か月で本試験、私も今週末から最後の実務補習でございます。ハードな時期ではございますが、お役にたてれば幸いでございます。次回は事例Ⅲをさらに切り込んでいこうと思います。
明日は、読みやすく、身になりやすく、そして合格しやすくなる、そんな3拍子そろったブログが好評の「かおりん」の登場です。
ぜひお楽しみに!
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シローさん
いつもプロレスの話題を絡めた記事楽しく読ませていただいています。
今年初めて二次試験を受ける者です。
今回の記事で「過去問は1日2事例、週末4事例」とありましたが、80分で事例解いた後にふぞろい等で他の解答と比べたり自分なりに振り返りの時間も含めると1事例にどのくらいの時間をかけていたのでしょうか。振り返りの内容も教えていただけると大変助かります。
宜しくお願いします。
やまんちゅさん
コメントありがとうございます。シローでございます。
事例にかけた時間でございますが、下記の通りでございます。
①朝2時間くらい早く起きて事例Ⅳを毎朝行い、採点まで終わらせる。
→お昼休みに間違えた問題についてプロセスを追い、備忘録に残す。
→備忘録を寝る前や移動時間中に見直し、再発を防止する
②仕事を終えて帰宅してから事例Ⅰ~Ⅲを行う。
→私は予備校に通っていたので予備校の解答例を踏襲しつつ、
ふぞろいでキーワードを抑えているかをチェック
→備忘録に残して、①と合わせて毎日見る
③週末は模擬試験と称して事例Ⅰ~Ⅳを行う。※疲れた場合は事例Ⅰ~Ⅲで調整
こんな取組でした。たぶん平日は1日3~4時間くらい、土日は10時間くらいになると思います。
合格してから振り返ると大切なことは
①1次知識を2次試験で使えるようにする=つまりは知識を万全に積んでおくこと。
②要求に素直に答えること=つまりは過去問になれること。
③階層構造を意識すること(過去記事をご覧ください)
④事例Ⅳは特に凡ミスをなくすこと=上記の備忘録が有効です。
と思います。本試験まで時間はあまりございませんが、ストレート合格の記事なども合わせてご覧ください!
何卒よろしくお願いします!
シローさん
丁寧に説明していただきありがとうございます。過去問を数多く取り組むことで事例ごとの特徴や80分の使い方を自分なりに体得していきたいと思います。