未合格でもできる診断士活動!?　～筆記試験合格から1年後に気付いたこと～

21 12月, 2015 診断士活動

こんにちは。
多年度生合格ナビゲーター、キッラーンです。

昨日で口述試験も終わりましたね。口述試験を受けられた方は、ほっとした方も多いのではないでしょうか？　一方、今回残念だった方は、来年に向けていろいろと考えている人も多いと思います。

合否によって翌年の生活が大きく違うのは事実ですし、資格試験を受ける以上「合格」に向けて全力を尽くすのは当然です。しかし、もう少し広い視点で見てみると、合否とは別の次元で私たちが目指すことが見えてくるのではないかと思います。

今回は、キッラーンが最近になって気付いた大切なことについて書きたいと思います。

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２次筆記試験の合格発表があった翌日、キッラーンは、とあるイベントに参加しました。そのイベントを主催した団体は、１次試験の中小企業経営・政策にも出題されたこともあり、中小企業診断士との関連も深い団体です。いろいろなお手伝いをさせていただく中で、全国各地の中小企業の方や、それを支援する方たちと接することで、来年からの活動のキッカケをつかむことができました。

というのは、ただの前フリで、本題はここからです。

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その活動に関わる中で、中小企業診断士を目指している方にお会いしました。代表理事に「彼女も診断士を目指しているからアドバイスしてやってくれ」と紹介されたのです。ご想像がつくと思うのですが、この時キッラーンは先輩面してアレコレと分かった風なことを語ってしまいました。。。

しかし、少し時間をおいて考えてみると、「アレ？　何かヘンだな？」と思うようになったのです。確かに試験についてはキッラーンの方が先輩です。でも、その団体での活動ではキッラーンは全くのゼロレベルの経験値で、彼女が先輩です。試験の面ではキッラーンがちょっとエラそうなことを言いましたが、彼女が合格した瞬間に立場は逆転します。

キッラーンは試験に合格してから活動をしようと考えていました。逆に彼女は中小企業診断士に関連する活動をしている中で、中小企業診断士にチャレンジしようと思うようになったのです。実は同じような経緯で試験を受けようと思った方も意外といるのではないでしょうか？　つまり、中小企業診断士になるには試験に合格する必要がありますが、診断士的な活動は合格しなくてもする方法があるのです。

実はキッラーンも、合格の１年前からこの活動に参加するチャンスはありました。しかし、前述のように「とにかく合格しないと何もできない」という思い込みがあり、合格前に参加するという発想はありませんでした。今から思えば、合格前から参加していたら、今の時点でもっといろんな道が見えていたのかもしれないな～、と思ったりもします。

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最後にこれと関連する話をもう一つ。

先週の水曜日にふぞろいでは口述セミナーを開催しました。そこに、以前の勉強仲間が参加してくれて懇親会では祝杯を上げました。実は彼も合格前から東北地方の支援活動を続けている人です。懇親会では、先日キッラーンが参加したイベントの話もしながら「これから何か一緒にできると楽しいね」などと語り合い、とても楽しい夜を過ごしました。

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筆記試験に合格したみなさん。これから１年でいろんな経験や出会いがあると思います。そうした経験や出会いを通して、自分の進むべき道を探してください。

そして、残念だったみなさん。まずは合格に向けて全力を尽くしましょう。でも、もし診断士的な活動に関われるチャンスがあったら、躊躇することなく（可能な範囲で）関わりましょう！　きっとそれは、合格後に大きなアドバンテージになるはずです。

試験はただの試験です。大切なのはそれをどう活かすかです。今回紹介した人達のように、最初から活かす方向が見えている人もいます。一方、キッラーンのように合格してから見えてくる人もいます。そこには、どちらが良いとか悪いとかはありません。どちらが先か後かがあるだけです。

今年の合否に関係なく、みなさんの未来が

キッラーン☆と輝くことを願っています。

北極星 ★