私流ふぞろいの使い方―ひろし編― 〜与件文と設問の対応付けの設問解釈を重視した3か月〜 

同友館
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みなさん、こんにちは、ひろしです。 

1次試験お疲れさまでした。 

今回は、「ふぞろい」の使い方~過去問演習と採点方法~というテーマでふぞ17メンバーがどのようにふぞろいを使っていたかについてお伝えします。 

2次試験対策はいろいろアプローチ方法がありますが、ふぞろいを使ってこんな準備の方法もあるのかと、イメージをつかんでいたければと思います。

私自身1次試験が終わってから2次試験の準備をはじめました

・・・と、その前に重要なお知らせです。

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ふぞろいを使った過去問演習をどれくらいやったか?

①どのような戦略を練った?その理由や背景は? 

【戦略】 

限られた期間(3か月)で試験時間に解答を作成する手順を確立することとしました。 

【理由】 

主な理由としては下記になります。総じて時間がない!というところでした。 

  • 1次試験まで取り組めなかったので解法が確立できていなかった
  • 事例Ⅳ対策に時間がかかりそうな印象を持ったため事例Ⅳ対策の時間を確保したかった 
  • まとまった時間<試験時間(80分)+復習>の時間確保が難しかった 

②戦略のスケジュール 

試験当日に手を動かせるようになることを目標に試験日から逆算して取り組みました。 

8月■事例Ⅰ~Ⅲ (割合:20%) 
 80分間ドキュメント再現答案で解き方のイメージをつける 
■事例Ⅳ (割合:80%)  
 頻出分野を確認し、基本問題を演習する(時間は気にしない) 
9月■事例Ⅰ~Ⅲ (割合:40%) 
 直近4年分を週/1年分ペースで与件文の読み込み→解答に向けた案の作成を実施する 
■事例Ⅳ (割合:60%)  
 頻出分野の過去問演習と合わせて、頻度の少ない分野の基本問題を演習する 

※すぐ解けるようにならずここをコツコツ取り組むのがしんどかったですが、 
 結果的に合格点にのせることができたのでやっておいてよかったところです 
10月■事例Ⅰ~Ⅲ (割合:60%) 
 過去にさかのぼって解法の確立演習を実施+時間を測って過去問演習する 
■事例Ⅳ (割合:40%)  
 時間を測って過去問演習する 

③過去問の対象範囲

  • 事例Ⅰ~Ⅲ  : 過去10年分(時間を測っての演習は2年分) 
  • 事例Ⅳ   : 過去10年分 

【ひろし的】ふぞろいを使った過去問演習

①過去問演習を行う時の前提条件 

問題用紙、解答用紙は印刷した?No 
→印刷の手間と隙間時間での振り返りのため電子を前提にしました 
(iPad+Goodnotesが非常に便利でした!) 
受験番号の記入など、本番さながらに解いた?No 
80分間の中で必ず解いた?No
自分の解答とふぞろいKWがニュアンスはあっているけど…。その場合は 得点とした ? 与件文の関連個所を特定してキーワードを作成したので下記2つの観点で採点 
・本文から抜粋したキーワードをベースに採点 
・意図が合致していれば加点 
及第点をどこに設定した? 初回演習時 40点 / 同じ事例の2回目以降 60点
→全体を通じて流れが作れているか、上記点数を目標に確認

②特に意識していたポイントは? 

【初回演習】 

最初は取り組み方のイメージも沸いていなかったため、演習を通じて、設問分で問われていることと与件文にマーカーを引いて対応付ける解答キーワードをどれだけ拾えているかで習熟度を把握するようにしていました (時間は気にしない) 

【演習2週目】 

ある程度あたりがつく状態になっているため、

  • 設問で問われている解答になっているか
  • 高得点の再現答案と比較して、文章として整合しているか

も確認しました (試験時間80分に対して方針策定は30分と想定していたので時間内にできるかを確認) 

【演習3週目】 

与件文のイメージもつかめているため設問に対する解答の骨子をまとめること。
そして、理想の解答にどれだけ近づけられているかを確認しました
 (記憶に残っているところもあるので40分を目標に確認) 

③演習後の復習は何やった? 

  • 与件文で対応関係を拾えていなかった部分をマーキングし、設問との対応関係を確認する 
  • 設問解答で趣旨が外れていたものは関連分野の知識を再確認し、設問趣旨にあった解答キーワードをメモ帳にストックする(試験当日に見返すことでいくつか活用できました!) 

④その他(事例Ⅳの演習について) 

事例Ⅳは時間内に解ききることは難しいと判断し、他の事例とは少し観点を変えて取り組みました。 

  • 計算問題をいかに拾えるようになるかを軸に演習する 
  • 第1問について
    • 指標と数値の候補を計算できるようにする 
    • 与件文の全体的なテーマ(問題点&今後の方針) と合致するもの、第2問以降と関連する数値を拾えるようにする 
  • 第2問以降について
    • 前半の基本問題を間違えないようにする (計算が複雑なもの時間がかかるものを見極めて後回しにする) 
    • 文章問題含めて点を拾えるよう、解く順番を素早く判断できるように演習する 

終わりに

私のふぞろい活用法について紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。 

ふぞろいを通じた対策で感じたこととして、2次試験は限られた時間でいかに点数を拾えるようになるかだと考えています。 

試験当日は緊張・思ってもいなかったところが出た等もあり、思ったように取り組めないこともあるかと思いますが、試験時間内をあきらめずに取り組む・解答としてまとめきることを目標に3か月走り切りました!参考になれば幸いです。 

次回は、8月8日、引き続き「ふぞろい」の使い方~過去問演習と採点方法~ おかなつ編になります。
孤高の勉強法で結果を出してきたおかなつの使い方や如何に!? 

乞うご期待! 

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