【事例Ⅳが得意な受験生に告ぐ！】絶対に舐めてはいけない！一次財務会計（ポンポロの失敗談を踏まえて）

15 7月, 2015 未分類

多年度生合格ナビゲーターのポンポロです。

本日は7月も半ばの15日、一次試験を受験される皆様はいよいよ第一関門まであと3週間強となりましたが、最後の追い込み状況はいかがでしょうか。え、まだ？…大丈夫です、約20,000人の受験生の殆どがそんなもんです。どっしりと構えて本番を迎えましょう。

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おそらく一次試験ネタを書くのも多くてあと2回、6月くらいから一次ネタばかり書いていた7科目受験マニアであったポンポロも少しずつネタが切れてきて何を書こうかと考えを巡らせていた所、まだ書いてないネタがありました。

1日目の第2関門、財務会計への取り組み方

今回はこれについて書こうと思います。

「ふぞろいな合格答案エピソード８」を御覧いただいた方はご存知かもしれませんが、私ポンポロは事例Ⅳの分析担当を行いまして、その理由はとても単純で「事例Ⅳがダントツで得意」だったからです（その割には平成25年度の事例Ⅳで”一発退場”評価をあびておりますが…その話はまた後日）。模試や演習などでも事例Ⅳは大体8割以上を安定して獲得しており、まさに「得点源」な科目でした。そんなポンポロ、その前哨戦ともいえる平成26年度一次試験はどうだったかというと…

52点（この年度は没問題で全員＋4点がありましたので、スクラッチだと48点）

貯金科目どころか借金科目だったわけです。

「本当に得意科目なの！？」というツッコミがありそうですがそれはさて置き、なぜこんなことになってしまったのか自分なりに反省の意味も込めて分析をしてみますと、原因は主に3つあるのではないかと思いました。

「財務は計算問題が命！」と思い込み、一次で意外に出題される簡単な会計基準などの知識問題を疎かにしていた
「計算方法がわかれば解けたも同然！あとは電卓にお任せ！」と電卓に頼りきった学習をしており、電卓が使えない（しかも時間も60分と二次より更に短い）一次に体が対応しておらず焦る
「簿記なら昔勉強した（簿記検定もとってる♪）し、簿記問題なら何とかなるだろう」と思っていたら意外に難しくて8～12点の失点

ポンポロ以外にも、誰にでもあてはまりそうなものは以上のような理由ではないでしょうか。

この要因はまた、ポンポロが本試験中にリアルに「まずい、失敗したかもしれない…」と感じたものでもあります。

財務会計＝計算問題で殆どイケる、とイメージではどうしてもそう思ってしまいがちですが、そもそも会計というものは「国や専門機関などで定められたルール（法令など）があって、それを拠り所にし四則計算等を用いて適切な数値を算出」するものであり、「ルールがあっての計算」です。そのルールの把握が疎かになっているのは実は計算問題を解く以前の問題なのではないかと思っています（合格してからそれに気づきましたが…）。効率的に試験を攻略したい！という気持ちはよくわかりますし、人間誰しもできることならばそうしたいものですが、おそらくそういうスタンスでやればやるほどこの「事例Ⅳが得意な（はずの）ポンポロがやってしまった失敗」を再現してしまうのではないかと思うわけです。

「電卓に頼りがち」や「簿記問題をなるべくならショートカットしたい」というのも、なるべく効率的に勉強したいと思うが故に、誰しもがやってしまうことなのではないでしょうか。気持ちは（自分もそうだっただけに）よく分かります。でも、その気持ちはめでたく一次を無事突破した時までグッと抑え、時間もないですが、

・これから一ヶ月間は電卓を捨てる

・基礎の会計基準などをもう一回読みなおしてみる

・(簿記検定を取得した人であれば)簿記問題をサービス問題とするためにざっと簿記3級テキストを読み直してみる

ということを財務会計対策としてやってみてはいかがでしょうか。結構大変ですが、

これに関連する問題はほぼ100％出題されておりますし、対策が不十分な受験生が多い

中、少しでも点数が稼げるかもしれません。ご検討してみてくださいね！

次回はストレート生のとりっちの回です。そんな事言っても時間がないのがストレート生、追い込みシーズンに彼女はどのように一次試験に取り組んだのか！？お楽しみに。

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