1次試験体験談(ソーイチ編)

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ど~も! ソーイチ(事例Ⅳ&企画担当)です。4月1日付で診断士登録されました。まずは、今の仕事にしっかり生かせるように、頑張っていきたいです!

 今回は、私が実践した1次試験の勉強方法について書いてみます。スマホ中心+参考書を1冊のみに絞った低コスト勉強法は、果たして吉と出るのか凶と出るのか。気になる方は、是非つづきをご覧くださ~い!


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ふぞろい16メンバーのブログは2月20日スタート!

どうぞお楽しみに!

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最近のできごと

 ところで先週、長女の中学校入学式がありました。いや~、感慨深い! 「親」という字が木の上に立って見ると書くように、子供を静かに見守る姿勢がよしとよく言われますけど、やっぱり一番上の子って何かと心配で、なかなかそうはいきません。木からスルスル~っと降りていって、つい口うるさく注意してしまうことも多く、挙句、こちらもイライラしてるとついカッとなって喧嘩に発展しちゃったりなんかして、大人気ない接し方しかできない自分が本当に恥ずかしいです。

 親としては葛藤も多々ありますが、長女には、とにかく前だけを見て、色々な経験をしながら人生をたくさん楽しんで欲しいと思います。

私の1次対策スタイル

 さて本題です。出題の科目数や範囲が広い診断士試験は、対策も人それぞれですよね。独学もよし、予備校や通信教育もよし。どの方法だって間違いではありません。でも、自分が選択した道が正しいかどうかって、勉強期間中は割と分かりにくいものです。合格して初めて、「あぁ、これで良かったんだ」と理解するパターンが多いかもしれませんね。

 私の試験対策は、独学+過去問中心でした。使った参考書はこちらの通り。

診断士試験対策で使用した参考書セット

 こと1次試験に関しては、2回目に受けた「中小企業経営・中小企業政策」科目の対策用に1冊のみ(写真の一番上に乗ってるやつ)で、それ以外は過去問+ネット検索が主な勉強スタイルでした。

 普段の仕事が忙しく、家族と過ごす時間もままならない生活を送っていたので、少なくとも1次試験はスキマ時間のみで突破しようと決めていました。毎日の通勤に、バスや電車を乗り継いで片道2時間ほどかかるので、その間に、スマホ片手に勉強できること。これが、私の勉強方法を決める際の条件だったという訳です。もしそれでダメなら、潔く諦めるつもりでした。

学習ポイントの絞り方

 勉強のやり方ですが、まず過去問を解き、次に「診断士 〇年度 1次 解説」などと検索してヒットした解説ブログをチェックしていきます。そこで納得できないことや知らないキーワードがあれば、さらにググるといったシンプルな流れです。ただ、この方法だとポイントを絞ることが難しいので、私は、間違えた問題だけ重点的に復習していました。

 ある程度過去問を解いた方なら分かると思いますが、1次試験って、4~5択から、実質2択に絞れるような出題形式がよく出てきますよね(注:昨年は少し傾向が変わりました)。例えば、こんな感じ。

(a)ソーイチは見た目は大人だが、中身は子どもだ。
(b)ソーイチは見た目は大人だし、中身も大人だ。
(c)ソーイチは見た目どおり幼い。
(d)ソーイチは見た目は幼いが、中身は大人だ。
(e)ソーイチは宇宙人だ。
※正解は(a)笑

 私の場合、(a)か(b)を選べた問題もほぼ正解ということにして、さらっとネット解説だけ読んでスルーしていました。出現したキーワードが完全に分からなくても、文脈とか、出題趣旨から何となく正答が分かることもあるので、2択に絞れたら実質勝ち。期待値的には7割以上得点したのも同然として扱っていました。

 やや無理やりかもしれませんが、でも、一応理由はあるんです。試験って、勉強したところが必ず出るとは限らないので、知識の裾野を広げた方が自分にとっては有効だと思っていました。なので、1次試験については、正解した問題と2択に絞れた問題はさっさと飛ばして、完全に間違えた問題だけ徹底的に復習し、限られた時間でとにかく数多くの問題に触れることを優先したというわけです。

1次試験は独学でも受かる

 結果はどうだったかと言うと、1回目の1次試験(令和2年度)は全科目平均6割ゲットできたのに、「経営法務」でたった1問足りず、足切り不合格となりました。宅建をとったときの知識を生かせず、相隣関係の問題を落としたのが悔やまれました。ちなみに最近、民法の大改正があって、この相隣関係の扱いも変わったはずなので、要チェックです!

 2回目の1次試験は、前回4科目合格していたので、残る3科目を受験し、なんとかパスできました。ちなみに、科目合格した得意科目を得点源として再度受けるか迷いましたが、次は難化する可能性もあるので、残る科目のみに集中することにしました。この戦略は当たったと思います。また、どうしても「中小企業経営・中小企業政策」だけは暗記のポイントが絞れなかったので、参考書を1冊購入して対策しました。1回目の時は、中小企業白書をひたすら読んでいましたが、これは悪手でした。(笑)

知識の裾野を広げよう

 如何でしたでしょうか。まとまった勉強時間がとれなくても、また、スマホ片手にネット検索を繰り返すだけでも、それなりの結果を得られるということがお分かりいただけたかと思います。もし、同じような勉強方法を選択しているけれど、このままでいいのだろうかと不安になっている方がいれば、私の体験談が参考になれば幸いです。とにかく、復習のポイントを絞って効率化しながら、知識の裾野を広げることが大事ですよ!

※歩きスマホはNG※

 ではまた!! 明日は、爽やかシティボーイ「とも」の登場です。彼はきっと、もっとスマートに試験対策してたんだろうな~。明日のブログもお楽しみに(^^)/

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