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どうも、のきです。
早いものでふぞろいメンバーとしてのブログも最終回です。
ここではあまりぐだぐだと語ると老害と呼ばれかねないので、ここではあっさりと。
含蓄のある素晴らしい言葉はラストリレー後に待っているふぞろい15メンバーによるブログに全て渡しちゃおうと思います。
では、行きますよ〜。
目次
よくこの議論が起こるので、最後の場で私の考えを示したいと思います。
所詮、「過程」
わざわざ過程の前に「所詮」と付けるあたりが私のひねくれている性格をよく表していますね(笑)
なぜそのようなことを私がいうかを少し補足します。(でないと誤解されそうなので……)
診断士試験を受験する前の私は正直いまの会社員のままでなんとなく出世して、なんとなくそれなりの給料をもらってやっていければいいやという考えでした。
しかしながら、診断士の受験勉強をして、そして合格した後、ふぞろいのメンバーを含む、本当に多種多様な人たちとの交流の場を得る中で少し考えが変わり、
「あ、自分の人生の前に広がっている世界って、まだまだ色々な分岐が存在しているんだな」
と考えるようになりました。
かつては30歳を過ぎたら転職市場では話にならないと言われていた時代から、今となっては人材難で様々な業界からとにかく人が欲しいとオファーが来る状況と聞きます。
そんな中で、自分の人生の先を勝手に一意に決めてしまうのってなんだかもったいないなと思ったわけです。
そう、資格試験に合格した自分、今年1年間診断士の活動をしてきた自分、そしてふぞろい等で診断士受験生支援を行ってきた自分も、全ての「これまで」が「これから」の人生の先に潜在的にある分岐の中のひとつでしかないと考えるわけです。
そんな大きな人生という枠組みの中で考えると、「所詮」だなと思ってしまったのです。
資格試験に合格して、その資格を生かすも殺すも自分次第。
なんならあえて殺すという判断をすることだって将来あるかもしれません。
合格しているからそんなことが言えるんだ、という方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
ですが、おそらく私は昨年合格していなくても「所詮、今年受からなかっただけ」と考えたのかなと思います。
そう考えてみるとなんだかふっと肩の力が抜けるような気がしないでしょうか?
「じゃあ、合格したお前さんは『これから』どうするのよ?」という問いが出てくると思います。
私は
「もう少しだけ、人生の先の分岐の幅を広げるための活動をする」
ということにしました。
会社員は続けます。ですが、自分の可能性をさらに広げる活動に時間とお金を投資するということを考えています。
その上で、私はこのような考え方を持てるようにしてくれた診断士試験、そしてふぞろいメンバーに感謝をしながら楽しんでいこうかなと思います。
唐突ですが、私が好きな言葉があります。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。心に望みおこらば困窮したるときを思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
勝つことばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり」
徳川 家康
私はこの言葉に小学校6年生の時に出会いましたが、大人になったいまだからこそ家康公が言っていたことがわかり始めた気がしています。
「堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え」あたりはおそらく三方原の戦いの失敗を踏襲していると思いますが、艱難辛苦を経験してきた非常に含意に飛んだ言葉です。
たまたま診断士試験は1回で合格することができましたが、これまでの私の人生は決して順風満帆ではありません。
そしてこれからも多くの「負け」を経験していくと思っています。
その時にこの言葉を思い出して、人生の分岐を楽しんでいきたいなと思っています。
最後に、残念ながら今年の診断士試験に合格できなかった方に上の家康公の言葉を送って締めたいと思います。
勝ちを知っていることよりも負けを知っている方が強いんです。
ぜひ、来年こそは診断士試験合格という過程を通過されるのを願っています!
さて、最終回はのき節全開でお送りしました。
尖った言い方ともあったと思いますので、心証を悪くしてしまった方もいるかと思います。
ふぞろいメンバーとしての最後のブログということで一診断士の戯言としてご容赦していただけるとありがたいです。
さて、最後までこんな感じで終わります。
明日は、やっとこさ話ができたね💖、こーへいです