1次試験、リスク回避のために行ったこと

同友館
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皆さんこんにちは。
言葉で心をほぐします、事例Ⅳ分析チームリーダーのかもともです。

息子氏、無事生後半年を迎えました。離乳食はその後豆腐、ブロッコリーと進んでいます。

閑話休題。
去る7月24日(土)・25日(日)、「ふぞろいな相談会」と銘打ってセミナーを開催しました。
参加された皆さま、ありがとうございました。
セミナーに参加して、得るものが何か一つでもあったなら大変嬉しく思います。

さて、1次試験が1ヶ月後に迫ってきました。
ということで本日は1次試験の「過去問演習の方法」と「問題を解く順番」について、リスク回避のために私が行ったことを取り上げます。
少し細かな話にはなりますが、試験対策の参考にご覧ください。

 

過去問演習の方法

私は、基本的に1次試験対策では同友館の『過去問完全マスター』を使っていました(詳しくはこちらの記事ご参照)。
ただし、1次試験直前の段階で各科目を年度ごとに解く機会も設けました。
というのも、過去問完全マスターは論点ごとの掲載ということもあり、以下の点が心配だったからです。

・90分(科目によっては60分)のタイムマネジメントの練習ができない
・「苦手だけど頑張って解けるようになった論点」ほど、当日躍起になって頑張ってしまいそう(沼にハマりやすそう)

年度単位で過去問(加えて私の場合は模試)に取り組むことで、直前期には「分からない問題に時間をかけ過ぎない練習」をしました。

 

問題を解く順番

上で話題にした時間切れによる失点リスクについては結構対策を講じまして、問題を解く順番も細かく決めていました。
以下、私の場合を紹介します。失点リスクの回避に加えて、少しでも点数をもぎ取るための工夫としてご覧ください。

 

経済学・経済政策

ミクロ経済→マクロ経済→最初の2問

この科目の中ではミクロ経済が得意だったので、弾みをつけるために最初にミクロ経済を解いてからマクロ経済に進みました。
また、毎年最初の2問は知らないと解けない問題(日本・米国・欧州がどれか当てる系)の可能性が高いので、最後に解くようにしていました。(最悪、時間がなければ鉛筆コロコロでもOKと割り切り)

 

財務・会計

計算問題を先に

計算問題が得意、知識問題が苦手だったので、知識系の難問で考え込むことを避けるために計算問題を先に解きました。
(私の場合、難問かどうかのレベル感を判断できる自信もなかったので、とにかく計算問題での着実な得点を優先)

 

企業経営理論

最初にマーケティング論、最後に労働法規

自己紹介に書きましたが、マーケティング論は現職とリンクしており得意意識があったので、最初に解きました。
法務系は苦手なので後に。(経済学の最初の2問と同様、最悪鉛筆コロコロでもOK

 

運営管理

設問順

唯一、特に手を加えず頭から解きました。

 

経営法務

設問全体をざっと見て、直前に詰め込んだ「短期記憶」で解ける問題を先に

法務は苦手だったので、目標は最低限の10マーク(40点)の確保
試験開始直前まで足掻いて暗記して、少しでも得点につながる可能性を高めました

 

経営情報システム

最後の2問(統計関連)を解いて、後は設問順

大学で統計を勉強していたので、最初に解いて弾みをつけるようにしました。

 

中小企業経営・中小企業政策

設問全体をざっと見て、直前に詰め込んだ「短期記憶」で解ける問題を先に

法務ほど苦手意識はありませんでしたが、中小企業経営の単純な暗記からはさっさと解放されたかったので、設問順(中小企業経営→中小企業政策)で解きました。

 

上記を基本の順番としつつ、分からなかったらさっさと飛ばすことを念頭に置いて進めました。
また、設問順で解かないので、マークがずれていないかは結構小まめに確認していました。

ややこしいと思う方もいるかもしれませんが、1次試験は沼にハマると解けるものも解けなくなってしまうので、リスク回避の方法として、今回紹介させていただきました。

明日は、事例Ⅳチームメンバーにつなぐのは久々です。くろがお届けします!

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