ＧＷ、どん底からのスタート！　キャッチコピーは『泣いてもやる！』

2 5月, 2015 １次試験, ２次試験, 試験全般, ストレート生向け, 2年目生向け

こんにちは！　詰込の女王、あすかです。

５月になりました。ゴールデンウィークですね。みなさん勉強時間を確保できていますか？
「できていない」、というみなさん。大丈夫です。そんな自分を診断し、改善をこれから行えばまだ間に合います。

さて、今回の短期詰込ノウハウは、「キャッチコピーをつける」です。
キャッチコピーをつけることで、自分への決意表明と、やる気を上げるきっかけができます。

最初のブログでもお伝えしたとおり、あすかは予備校に通い始めて半年は講義には行くものの、ほとんど自宅学習をしていませんでした。「そろそろやらなければ」と思ったのはゴールデンウィークのちょっと前でした。

あすかは自宅学習を始めるひとつのきっかけとして、ゴールデンウィークの終わりに、とある予備校の１次試験の模試を受験することに決めました。それまで自宅学習をしていませんので、点数が取れないのは覚悟の上でした。目標は「各科目40点を切らないこと」です。同じ模試を受ける友人は60点を目標にしていました。あすかは点数重視ではなく、「７科目の模試を受ける」という強制力を働かせることで、「７科目を総復習する」という必要性を作ったのです。

これによりゴールデンウィークの勉強内容は「模試前までの休みのうちに7科目を総復習」に決まり、各科目３時間の計画を立てました。休みの日が3日間あったので、１日７時間ほどの計算になります。しかし、前回のブログで書いたようにあすかの性格を考えると「ここで踏ん張らなければ合格できない」と思ったのです。

ここであすかはゴールデンウィークの勉強に対し、キャッチコピーをつけました。

『泣いてもやる！』

これこそが、そのときのあすかの意気込みと、決意を示したぴったりの言葉でした。

１日７時間の自宅学習は思った以上にしんどく、何度もやめたいと思いました。快晴の気持ちのいい気候の中、部屋の中でじっとしているのが耐えられなかったのです。しかし、そのたびにキャッチコピーを思い出しました。『泣いてもやる』んだ、と。

ゴールデンウィーク終わりの１次試験模試の結果は最悪なものでした。７科目合計得点247点、290人中220位でした。各科目の点数は２科目が40点越え、５科目が40点を切るという惨憺たるものでした。「各科目40点を切らないこと」という目標は達成できませんでした。

それでは、キャッチコピーの意味はなかったのでしょうか？

そんなことはありません。『泣いてもやる！』という意思を明確化したことでさらにやる気がわきました。なぜなら「泣くほどつらくても診断士に合格したい自分がいる」ということに気付いたからでした。

そこからのあすかは必死で勉強を始めました。自分を診断し、勉強の改善計画を立てたのです。そこからのキャッチコピーは『それぐらいやらないと追いつけないと思え！』でした。それまでコツコツと自宅学習をしてきた友人たちと大きく差が開いてしまっていたので、追いつく必要がありましたし、自分の立てた計画をやりきる、という二つの意味合いを兼ねて決めたものです。

これ以降、「勉強疲れたな、遊びたいな」と思うたびに、このキャッチフレーズを思い起こし、「追いつくぞ！」「計画をやりきるぞ！」と再び頑張れたのです。

そうして勉強した結果、5月初めに247点であった7科目の合計点は、6月終わりの予備校の模試では419点まで上がりました。ここでいったん燃え尽きそうになったのですが、再びキャッチコピーをつけました。それは『油断しない！　本番で点が取れなきゃ意味がない！』でした。その結果は本試験の点数に表れました。本試験は7科目合計461点。油断せずに勉強できたおかげです。

このように、キャッチコピーは自分の状態、目標に合わせると良いです。これは数字で表した（定量的）のものではなく、感覚的（定性的）なものがより良いと思います。たとえば、『週25時間勉強する』という定量的なものではなく、その定量的目標や計画を達成するためにどのような行動をするか、どのような考えを持つか、といったことです。

『時間は作らないと空くものではない』といった叱咤激励系、『やればできる』といった応援系、『もうやるしかない』といった吹っ切れ系など、くじけそうになった時に自分が「あぁ、そうだ、がんばろう！」と思えるものが良いですね。

ぜひみなさんもキャッチコピーを考えてみてください。自分の勉強への意識が明確になり、モチベーションが保てますよ！

さて、次回は「勉強の計画」についてお話します！　お楽しみに。

明日は、メモ魔はらっちの登場です。ここまで、「切り口メモ」「勉強法メモ」が登場しましたが、次はどんなメモが出てくるのでしょうか？

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