鳥取にいます。
皆生温泉です。
冬の日本海、久しぶりに水平線を眺めた気がします。
砂浜近くの、海沿いの道を歩きながら、ふとこの10年くらいを振り返っていました。
そういえば昔、翻訳家を目指してた時期があったなぁ、、と。
パソコンだけ持って地方を転々としながら、カフェで翻訳したり、電車の中で翻訳したり。納品の責務は全うしつつも、納期以外の、その他何にも縛られず、ふらふらと好き勝手に生きていきたいなぁ、、なんて。
そのための勉強は苦じゃないし、実力に応じて単価も上がっていくでしょう。
コミュニケーションは苦手だし、上司との関係も煩わしい。一人の世界に没頭できる翻訳の仕事は自分に向いてるんじゃないか、、みたいな。
随分若い頃の話です。
しかし時は流れて、
なぜか今は中小企業診断士を名乗っています。
何の因果か、経営に携わる仕事をするようになり、それなりに納得感のある日々を送っています。
人生分からんものです。自分で意思決定しているように思えて、実は何か巨大な、理屈を超えた力に導かれているような。
資格は取って良かったと思います。
仕事や付き合う人々も少しづつ変わりながら、また次の10年を考えています。
そして10年後は、
今は想像もできませんが、
また何かに導かれて、経営とは関係のない仕事をしているのかもしれません。
なんて、自然の近くにいるからでしょうか、ふわふわと思いを巡らせながら、特にメッセージのない最後のブログを書いています。
読者の皆様、関係者の皆様、1年間ありがとうございました。
お元気で。