こんにちは、ぼにいです。
今年2次試験を受けられた方にとって、中途半端で気持ちが落ち着かない日々が続いていると思います。
今の時期、再現答案作成をほぼ終えて、受験校の模範答案や、他の受験生の再現答案を読みながら、一喜一憂(憂うことが多いと思いますが、ほとんどの方はそうですよ)されている時期だと思います。
去年の私も、「あそこ失敗したなぁ」「どうして、あの制約を読み飛ばしたんだ」と悪いところばかり気にしていました。
受験校の模範答案には、独自の解釈であったりかなり高度なものなど、それぞれのノウハウが活かされたレベルの高いものが少なくありません。
納得したり感心したりはしますが、自身を振り返ってみて、「そういう高度な答案が試験当日に書ける自分」に到達する日がいつになるのかを考えると、気が遠くなると思います。
そんな今、おすすめするのは「パーソナルベスト答案」を作ることです。
ここでいう「パーソナルベスト答案」とは、もう一度、しっかり時間をかけて試験問題と向き合って、今の自分の理解力や表現力をフルに活用して作成できる答案のことです。
各受験校の模範答案・口述試験対策資料、さらに中小企業診断協会から公表される出題の主旨を集めて事例ごとに整理し、共通点や相違点に注目しながら、自分が理解できる内容、自分が書けそうな答案をひとつ作ってみてください。
もちろん、試験当日に書いた答案内容と違っていてもOKです。
プロセスの中で、こういう考え方もあるのか、こういう切り口もあるのか、といろいろ気付くことがあるハズです。
こういう気付きを頭から否定したり、逆に無条件に乗っかったりするのではなく、まずはひろく受け入れながら吟味してください。
そうしながら、自分としてはどういう答案に仕上げていくのが、自分の身の丈にあっているのか、どういう答案ならロジックを理解して他人にも説明できるのか、といった視点で、自分と対話しながら絞り込んでいきます。
口述試験、来年の受験、どちらにも役に立ちます。
合否にかかわらず、ぜひお試しください。
これから2次試験の勉強を始められる方であれば、まずは平成19年度の問題・模範答案・出題の主旨を集めて、さらに「ふぞろい」をデータとして使っていただけると、さらに効果が高まると思いますよ。
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