一年間ありがとう！みゆきち編

祖父母の家から出てきた南部鉄器が錆だらけで庭に放置されていたのですが、よく見ると花柄の素敵な鉄瓶だったので、錆を落としてコーヒーを入れた鍋にブチ込んでコトコト煮込んだら見事に復活し、沸かした水ちょうまろやかサイコー！な今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。ゼロから始めて駆け抜けよう！ストレート合格ナビゲーターのみゆきちです、こんにちは。手をかけて長く使える道具って素晴らしい。
 

さて、いつもこんなアホな書き出しで始めていたこのブログも本日で卒業になります。
冒頭のネタに全力投球するのも終わりなんだなぁと思うと感慨深いものがありますね。

ふぞろい執筆やら実務補習やら研究会やら何やら毎日バタバタしていたあの頃から１年。
月日が経つのは本当に早いなぁ…しみじみ。とは思いません。

よく、年を重ねるごとに１年が早くなると言いますが、本当にそうでしょうか？

試しに昨日を思い返してみるとしましょう。「いや、何の変哲もない日だったし、夕飯も思い出せない。」という方が多いかもしれません。でも本当は朝目が覚めて、寒いからエアコンつけて、テレビをつけておはようニッポンを聞き流しつつ、あと５分…とか思いながら15分寝過ごしてあら大変、と省略しなければ確かに過ごした日々はあったはずです。

ではどうして省略してしまうのか。思い返すと一瞬なのか。
 
何の変哲もない日だからです。
 
人の記憶はすぐ手抜きをするので、類似事項はまとめられて省略されてしまいます。
でも新しく知ったこと、見つけたこと、感動したことなど「はじめて」は残ります。
 
 
学生時代に積んできた貯金だけではこれ以上進めない気がして、次の10年のための足がかりにと思って始めた診断士の勉強。「いつもならやらないことも、あえてやろう」と決めて参加したふぞろいプロジェクト。

正直に言えば、楽しいことばかりではなかったです。
沢山の人と関わる中で、自分に欠けているものや至らない点が見えて大いに凹みました。
しかし人の前に立って、人を鏡に自分を見たからこそ、食わず嫌いじゃなくて本当に苦手なことがわかったし、労せず人より得意なこともボンヤリ見えてきた気がします。

ふぞろい書籍執筆を始めとして、春夏秋冬のセミナー、ブログ、診断士関係のあれやこれやと様々なことに挑戦して、全く知らなかった世界を知りました。
 
 
この１年、本当に長かった。
 
 
最近時間が経つのが早いわぁなんて言っていたら、すぐ一生が終わってしまいます。それは困る。まだまだ私の人生は長いし、長くあって欲しい。
 
だからこそ、面白いと思ったことに挑戦していきたい。
何の変哲もない日じゃなくて、楽しく、大切に生きる日々にしたい。
 
そのためのパスポートとして「中小企業診断士」という資格は大きな力を発揮すると思います。資格を取ったからと言って何が出来るわけではないけれど、飛び込み台には立てる。そんな資格なのではないでしょうか。
 
 
ブログをご覧の皆様にとって、診断士に挑むことが正解かどうかはわかりません。
踏み出せば傷つくこともあるし、知らなかった方が幸せなこともあると思います。
きっと踏み出すことも立ち止まることも、どちらも正しくて、どの道を選んでも茨の道です。
 
 
ならば、自分の好きな道を選んでください。
 
 
皆様のこれからの日々が長く、充実したものであるように祈りつつ、これにて筆をおきたいと思います。長らくお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

いずれまたどこかで、私と道が交わることがあれば、どうぞよろしくお願い致します。
 
 
かしこ。
 
 
…と、いうわけで。
バトンを超絶怒涛の独学現役大学生❤ストレート合格ナビゲーター「かい」ちゃんに渡します。
スーパー大学生が最後に何を語るのか、お楽しみに！

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