中小企業診断士試験の独学受験での合格の秘訣ブログ

2ヶ月で合格する2次試験

同友館
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こんにちは。大人の学び直し実践家のYumaです。本日は、昨年私が行った2次試験の勉強を説明します。

私は、大変意識の低い受験生であって、明日やろう、あすやろうと思いながら試験直前の2週間まで2次試験の勉強を開始できませんでした。合格はしたものの開示請求した得点は合格最低点ちょうどの240点であり、まったくもって受験生の皆様に何かをお伝えできるあれやこれやは持ち合わせてはいないのですが、コストパフォーマンスの観点だけは誇れるというべきでしょう(?)。意識の中くらいの皆様を励ます意味を込めて恥をさらす次第です。

8月から10月第1週まで:勉強法の勉強

1次試験合格後、本格的に勉強を開始するまでに何をしていたのかというと、2次試験の勉強方法を勉強していました。上述したとおり私の実質勉強期間は2週間でしたが、この準備期間を含めたら2ヶ月勉強した……という含みになります。

独学派の私は勉強方法からして自分で研究しなければなりません。この勉強法の勉強のフェーズが愉しく、それが本格着手を遅延させた原因ともなりましたが、様々な書籍を読んだり、またメルカリやヤフオクで予備校の模擬試験やテキストを購入し、依るべき方法論を模索しておりました。以下がそのリストです:

  • 「一発合格道場」9代目執筆メンバー『中小企業診断士試験 一発合格: 独学では辿り着けない、予備校では教えてくれない、診断士試験の真実とノウハウ』Kindle
  • 野網美帆子『「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策: 中小企業診断士2次試験対策』Kindle
  • 斎尾裕史『中小企業診断士2次試験 世界一やさしい答案作成術』同文館出版 ※絶版のため当時メルカリで高値がついていましたが、新装版が発売されているようです:『過去問で効率的に突破する! 最新版「中小企業診断士試験」勉強法』
  • 寺嶋直史『30日でマスターできる 中小企業診断士第2次試験 解き方の手順』中央経済社 ※こちらも改定版が発売されているようです:『30日でマスターできる 中小企業診断士第2次試験 解き方の黄金手順〈2020-2021年受験用〉』
  • TBC受験研究会講師陣 『速修2次テキスト (TBC中小企業診断士試験シリーズ)』早稲田出版
  • 関山春紀、川口紀裕『中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識』同友館
  • 予備校のテキスト(TAC、AAS) ※買うつもりはなかったものの、メルカリで受験が終わったであろう方がまとめて出品していたもの中に含まれていた。

以上を読んだ私は、以下のようなマップを思い浮かべており、事例ⅠからⅢについては、残された時間から、2次試験に特化した知識も方法論も不要と思わせてくれる斎尾本、知識習得を含めた方法論を提示する野網本とを組み合わせて勉強しようとしました。また、事例Ⅳについては、散見する限り評判の良かった『30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集』を1週間で完成させようとしたのでした(すでに計算が合わないですが、この段階ですでに10月に突入していたため)。

図:2次試験対策本のざっくり印象マップ

10月第2週:事例Ⅳの勉強

上述した「30日完成」本を1週間で取り組みました。一次試験の記憶の残滓を振り返りながら何度か取り組み、多くの分野についてはなんとかなるかなという手応えを感じました。しかしながら「投資の経済性分析」については苦手意識が払拭できませんでした。もし本番で出題されたらスキップしちゃおう……と大胆に切り捨てることにしましたが、結果としてこの作戦が当たりました。

詳しくは『ふぞろい13』をご参照いただければと思いますが、本番で当該分野から出題されたものの難易度がかなり高く正答できた方がほとんどいないという結果だったのです。この設問に下手に時間を割かず他の設問に時間を投入できたことは事前の策略が上手くはまったと評価できます。これも『ふぞろい13』の特別企画をご参照いただきたいところですが、出題頻度と難易度の2軸で勉強すべき分野に優先順位をつけるのは、特に時間が少ない方におすすめの戦略です。

10月第3週:事例ⅠからⅢの勉強

上述した斎尾本と野網本の方法論をベースに、『ふぞろい12』『同11』『同10年データブック』を使用して過去問に取り組みました。この直前1週間は職場の理解もあり(?)丸々休暇を取得できたので、順繰りに過去問に取り組み、各事例6年分くらいまで取り組んだところでタイムアップとなりました。

やらなかったこと(やれなかったこと)(やりたかったこと)

やったほうがよいんだろうなーと思いつつやれなかったこと、あるいは合格後ふぞろいメンバーの話を聞いてそこまでやるべきだったんだーと焦ったことは以下のとおりです:

  • 「ファイナルペーパー」作成。第一に時間がなく、第二に試験業界用語に嫌悪感を覚えることもあり、そのようなツールは作れませんでした。ただし、B6版の情報カードに知識や知見を書き出して見返していたので同等のものは蓄積されていきました。
  • 模擬試験。メルカリなどで各予備校の模擬試験も入手しましたが、そこまで手が回りませんでした。
  • 受験生支援ブログの閲覧。……なんというか申し訳ないですね。ただ、理解できない学習概念をキーワードで検索すると理解の仕方、暗記の仕方などが出てくるので、ピンポイントな活用をしていました。
  • 一次知識の100文字要約。野網本に紹介されていたメソッドで、やれば確実に力がつくことと信じますが、やれませんでした。
  • 80分間の時間制限下での答案作成。結局80分間で答案を書ききることは本番が初めてでした。問題の読解から下書き、作成までの時間配分もその場で決めていたくらいの体たらくで、これは本当におすすめできませんが、他の試験の受験経験が豊富にある方なら、まあなんとかなるかもしれないという印象もあります。
  • モチベーション向上施策。過去のブログにも記載したことがあり、また受験生の皆様からもご質問いただくこともよくありましたが、ご覧の通り超短期決戦のため、モチベーションが低下する暇がありませんでした(!)。
  • 再現答案作成。答案の骨子は問題用紙に書いておいたのであとでやろうと思っていましたが、いざ取り掛かるとなにも書いてない設問があったり(記憶が美化されており実際には直接答案用紙にえいやっと書き付けてしまったものもあった模様)で再現度が低くなってしまいました。皆様にはぜひ早期な再現答案作成と共有をお願いしたいと思います。

上記は、逆に言えば余裕がある方はぜひやるべきリストになろうかと思います。

終わりに・秋セミナーの宣伝

以上、なんらかのヒントをご提供できたか甚だ疑問ではありますが、反面教師としてであれ参考にしていただければ幸いです。兎にも角にも優先順位付けこそがリソース貧者の最大の武器であります。

さて、上記の勉強の結果、本番試験では事例ⅡとⅣは60点を超えましたが、事例ⅠとⅢは下回る結果となりました。今思うと、1次試験から連続する知識事項について、その網羅的な理解と事例に即した適用の訓練が足りなかったと感じるところです。昨日から募集を開始した秋セミナーでは、春夏同様の相談会に加えて、知識の瞬間的なアウトプットとその適用についてワークショップを行います。とりわけ独学者・初学者の方の刺激になるセミナーになりそうですので興味のある方はご参加ください。


あしたは令和の島耕作・こーしの登場です。


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