中小企業診断士試験の独学受験での合格の秘訣ブログ

NPVは捨てる?捨てない?

同友館
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皆さんこんにちは、事例Ⅰ&事務局担当、自信のないあなたの味方、はるかです。

朝晩がだいぶ涼しくなってきて、本格的に秋の訪れを感じますね。

さて、今日で二次試験までちょうど残り1カ月です。みなさんはこの1カ月という期間をどう感じますか?

まだまだ課題がいっぱいで何からすればいいのか……。

事例Ⅳも並行してやらなきゃだけど、事例Ⅰの知識ももう少し補充したいし……。

事例Ⅲの切り分け方だってまだ不安だし……。

ええ、ええ、わかりますよ。その気持ち。

焦っているのはみんな同じです。

しかし、今日くらいは闇雲に過去問を解く手をいったん止めて頂いて、

この1カ月でどのようにして合格ラインに持っていくかという戦略を立て直してみてはいかがでしょうか?

中小企業が限られた資源で利益を最大化するために策を練るように、残り1カ月と少ない期間で合格率をあげるには何が必要なのか。

現段階でのご自身の位置を確認した上で戦略を立て直すことは非常に重要なことだと思います。

もしかすると、あなたはみんなが解けない(解けなくてよい)難問を必死で解こうとしているのかもしれません。

ということで今日は、その中でも得手不得手が二極化すると言われている事例Ⅳについて、苦手代表としてお話していきたいと思います!

それでは、いってみましょう。

ふぞろいメンバーで分析してみた

皆さんは事例Ⅳの過去問を解いていて、

「こんなの本当に解けるようになるの?」と感じたことはないでしょうか。

私は常々感じていました。(自慢にならないことを大声で言いますが。)

そりゃ何回も繰り返せば解けるようになると思うのですが、

これ、本番で出たら恐らく太刀打ちできないな、というレベルの過去問って、意外とありませんか?

実力不足だといえばそれまでなのですが、一概にそうとは言えないと思うんですよね。

なぜなら事例Ⅳでは毎年必ずといっていいほど、超難問が1~2問出題されているからです。

まあ、これを聞いても、自信のない事例Ⅳ不得手な私は

とはいえ、合格する人は惜しいところまで解けてたりするんでしょ?)と思っていました。

では実際はどのくらいの正答率なのかみていきます。

令和元年度 第3問(設問3)

記載の機械設備に替えて、高機能な機械設備の導入により原材料費および労務費が削減されることによって新製品の収益性を向上させることができる。~~(省略)~~これによって原材料費と労務費の合計が何%削減される場合に、高機能の機械設備の導入が<資料>記載の機械設備より有利になるか、(a)欄に答えよ。~~(省略)~~

令和元年度中小企業診断士 2次試験問題

この問題はなんと、255人中9人の正解で正答率3.5%という超難問でした。

さらに、「ふぞろいな合格答案エピソード13」に掲載してあるメンバーの再現答案をみてみても、6人中3人がほぼ白紙で、減価償却費のみ算出が2人、解答はしたが不正解だったのが1人でした。(ちなみにこの6人の得点開示の平均点は64.3点で、全員が60点を超えています。)

つまり、60点以上を獲得するにあたってこの問題は解けなくてよかった問題なのです。なんなら時間をかけずに、白紙or部分点狙いで早めに切り上げて他の設問に時間を費やした人の方が判断としては正解だったといえると思います

例年の傾向をみてみても、このようにNPVは複雑な計算になることが多く、正答率も低いものが多いです。

しかし、注目してもらいたいのは第3問の(設問1 )と(設問2)です。

(設問1)で各期のCFを(設問2)で回収期間と正味現在価値を求めるのですが、これらの問題は6人中5人がピタリと数字を合わせています。捻りはなく定番の問題ですが、この正答率は苦手組からすると正直驚きです。

ちなみにこの6人の属性はさまざまで、事例Ⅳが得意だと答えている人はたったの2人でした。

では、令和元年度の事例Ⅳ全体の難易度はどうだったのかというと、ふぞろいメンバー21人全員の平均点は68.1点で4科目で最も高く、20人が60点以上を獲得していることから、例年に比べてやや易しかったのではないかと推測します。

そして、ふぞメン事例Ⅳの最高点は81点で次いで79点は2人もいますが、最低点は59点と決して低くはありません。

と……いうことは、

事例Ⅳ全体の難易度が下がると、得意な人はピシャリと数字を合わせて高得点になり、苦手な人と差がつきやすくなるうえ、

苦手な人でも正当なNPVの計算くらいはできないと合格基準は超えないということです。

つまり、苦手な人が確実に60点を獲得するためには、

超難問を理解できるようになることより、定番の問題が出れば間違いなく戦えるという状態をつくっておく方がベストな戦略ではないでしょうか?

もちろんご自身の得手不得手によって今からすべきことは変わってくると思います。得意な人は事例Ⅳで確実に稼ぐために強化するもよし、基礎ができているなら他の科目に時間を割くのもよしだと思います。

残りあと1カ月です。あなたはどんな戦略で挑みますか?

今日はこの辺で。では、また。明日はいけぽんです★


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