中小企業診断士試験の独学受験での合格の秘訣ブログ

テリー流 事例Ⅰ~Ⅲ「80分間解答プロセス」の大公開!!

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読者のみなさま、こんにちは。名古屋から情報発信!頑張るあなたと伴走します!ストレート合格ナビゲーターのテリーです。

先日のオンライン夏セミナーならびにオンライン懇親会にご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。また、残念ながら満席で参加できなかった皆さま、秋セミナーも今後計画していきますので、引き続き当ブログをチェックください。

さて、本日は夏セミナーでもよく質問をいただきました「80分間の解答プロセス」についてご紹介したいと思います。『ふぞろいな合格答案13』の「第3章合格者による、ふぞろいな再現答案」の中でも、当日の詳細をご紹介しておりますが、書ききれなかった部分もありますので、今日はお話したいと思います。

大公開というほどの内容ではありませんが、まだ解答プロセスが定まっていない方や試行錯誤されている方の参考になれば幸いです。最終的には、自分にあった解答プロセスをもって、本番を迎えていただければと思いますが、まだ2次試験まで約2ヶ月ありますので、いろいろと試していただくきっかけになればと思います。

それでは早速いきましょう~!!

80分間の解答プロセス(事例Ⅰ~Ⅲ)

早速ですが、80分間の解答プロセスをズバリ紹介します。事例Ⅰ~Ⅲまでは共通です。最終的にはこの解答プロセスで試験当日をむかえたわけですが、いろんな人のやり方を聞いたりしながら辿りついたもので、一から編み出したものではありません。簡単に言うと、他人の真似をしながら、自分流にアレンジしていきましたので、誰かベースとなる人の解答プロセスを見つけることが手っ取り早いかもしれません。

1.開始前に時計の針を、〇時00分にあわせる。

2.事前作業 1~3分

3.設問要求解釈 5~7分

4.与件文読み 10分

5.設問紐付け・解答骨子作成・優先順位付け 15分

6.解答用紙への書き込み 40分

7.見直し 5分

TOTAL 80分

では、順番に見ていきます。

 

時計の針を、○時00分にあわせる。

かなりの少数派だと思いますが、開始の合図がかかる前に、事例Ⅰであれば10時00分に、事例Ⅱであれば12時00分に時計の針を設定するようにしていました。というのも、解答を書き始める時間を、開始後約35分後と設定していたため、時計の長針が“7”に差し掛かったぐらいで、進捗状況を確認していました。実際、事例Ⅰの開始時刻は9時40分になりますので、解答を書き始める時刻は10時15分になるのですが、事例毎に何時何分と頭の中でいちいち考えなくてもいいように、事例を解く際は、必ず〇時00分に設定していました。

これを真似する方は少ないと思いますが、1つだけ注意が必要です。〇時00分に設定したはいいものの、設定したままで、時計の針がまわっていないことに気づいて焦った経験があります。軽くパニックに陥りましたので、そうならないように注意しましょう。

 

事前作業

設問要求解釈に移る前の事前作業です。具体的な流れは以下の通りです

①受験番号を解答用紙に記載

②ホチキスの芯を外し、設問ページだけを定規で破り、分離。

③与件文の文量や設問数・解答字数をチェック

④与件文の第1段落を読む(業種・会社規模・事業内容等を把握)

⑤与件文の最終段落を読む(事例企業の今後の方向性・課題・社長の思い等を把握)

 

まず、受験番号は必ず記入するようにしましょう。これを書かずに提出すれば、即アウトになりますので、受験番号は最初に書くことをオススメします。つぎに、設問ページを定規で破って、分離をします。与件文と設問を見比べる際に、別れていた方が作業しやすいと個人的には思います。模試を受けるまでは、あまり意識していませんでしたが、周囲の受験生がビリビリと分離しているのを見て、自分も真似するようになりました。

つづいて、設問をみる前に、事例企業の大枠を把握するようにしました。第1段落が長い場合もありますので、ここではさらっと見る程度です。また、与件文の最終段落も確認。ここに事例企業の重要なことが書かれてあるケースがあり、設問にも絡む可能性が高いため、必ず目を通すようにしていました。

ここまでが作業です。人によっては、与件文の段落番号を余白スペースに書くひともいますが、自分はあまり活用しませんでしたので、途中から記載するのをやめました。所要時間は1~3分程度になりますので、効率的にいきましょう。

 

設問要求解釈

設問要求解釈ですが、自分なりのルールを決めてやっていました。それは以下の通りです。

■設問要求解釈マイルール

答える要件:二重下線を引く

問われている要素:一重下線を引く

制約条件:四角囲みをする

時制:丸囲みをする

少し見づらいかもしれませんが、具体的なやり方はこの写真をご覧ください。

まずは、設問で何が問われているかを間違えないよう、答えるべき要件には二重下線を引くようにしました。「理由」なのか、「施策」なのか、「原因」なのか、問われ方はさまざまですが、出題者が何を求めているのかを外さないように注意が必要です。答えるべき要件を把握したら、問われている要素をチェックします。ここも外さないようにしっかりと確認しましょう。

設問要求解釈では、「答える要件」と「問われている要素」をおおきく確認しますが、くわえて、制約条件や時制にも注意が必要です。令和元年度の事例Ⅰでもありましたが「最大の」といったのが制約条件になります。また時制では、令和元年度の事例Ⅱで「2019年10月末時点」「2019年11月以降」とありますので、どの時期の内容が聞かれているか確認が必要です。こうした制約条件や時制を外してしまうと、大きく失点する可能性があるため、目立つように四角で囲ったり、丸囲みして意識していました。

ここまでは作業的な話になりましたが、個人的には「設問要求解釈で勝負が決まるといっても過言ではないほど、設問要求解釈は重要だと思っています。設問要求を料理のレシピだと例えると、そのレシピを見ずに、いきなり食材を買い行く(与件文を読む)のは非効率だと思うからです。時間が無制限にあるのであれば、いきなり与件文を読んでもいいかもしれませんが、出題者の意図を可能な限り想定した上で、与件文を読むことで、時間短縮にもつながり、的確に解答できるようになると思います。

1点設問要求解釈のポイントを挙げるとすると、第1問から順番に取りかかり、ひと通り全体の設問を見渡した後、各設問で関連性や繋がりがあるかどうかや、初めに想定した要求解釈に変化があるかないかなど、全体を俯瞰するようなことも意識することで、より深い設問解釈が出来たように思いますので、ご紹介しました。

設問要求解釈が終われば、いよいよ与件文を読みにいくことになりますが、その前に設問毎に色分けをするため、5色のマーカーを使ってラインしました。以下の画像は、令和元年度の事例Ⅰの私の問題用紙実物(汚い字はご容赦ください)です。マーカーを使用することに賛否両論ありますが、初めはシャープペンシルのみ、つぎにシャープペンシルとマーカー1本、そのあとは3色ボールペン、と紆余曲折をへて、最終的に5本のマーカーを使うようになりました。どの方法があうかは、一度試してみてください。

与件文読み

与件文を読む際のポイントとして、<しかし>・<それでも>・<ところが>・<けれども>・<それなのに>などの接続詞がきたら、そのあとの文は注意するようにしました。また事例企業の強み(S)や機会(O)を意識するため、必要に応じて記入をしながら、読み進めていました。

 

設問紐付け・解答骨子作成・優先順位付け

与件文を読み終わったら、つぎは各設問と与件文の紐づけをしていきます。要求解釈時にラインした色で、関連がありそうな与件文を同じ色でマーカーしていきます。解答要素が重なる場合もありますが、関係なしにラインしていきます。これも令和元年度の事例Ⅰの私の問題用紙実物をご覧ください。なんとなくのイメージを掴んでいただけるのではないかと思います。

ここで注意すべき点は、ついついラインを引くことに夢中になり、本当に大切な部分がどこなのか見失ってしまうことです。2次試験の勉強をはじめたころは、とにかく関係ありそうなところをひたすらラインした結果、関係する段落全部にラインしていることが多々ありました。そうすると、結局どこか重要なのか改めて考えることになり、ラインの意味がなくなってしまいました。何が重要なのか今一度見極めて上で、ラインを引くように心掛けましょう。

ある程度紐づけできた段階で、解答骨子を余白に書いていきます。私は、設問要求解釈同様、第1問から解答骨子を作成するようにしていました。例えばこんな感じです。

例:理由は、①____②____③____なため____になった。

  要因は、___________である。

  留意点(必要なこと)は、①____②____である。

ここで注意すべき点は、解答骨子があまり思い浮かばない問題は、後回しにして、とりあえず最後の問題までたどりつくことです。第1問で詰まってしまうと、それだけで時間がとられてしまうため、ある程度見切りをつけながら進めることが大切です。このあたりもトレーニングする中で、勘所を養っていくことをオススメします。

解答骨子の作成が出来たら、この段階でどの問題から書き始めるかをようやく決めていました。設問要求解釈時に解答の優先順位をつける方もいるかと思いますが、解答骨子を書いてみてからの方が、より取り組みやすい、取り組みにくいの判別がつきやすく、このタイミングで優先順位付けをしました。ここでもポイントを1つ。解答を書く順番は、必ずしも第1問から書く必要はないということです。書きやすい問題から書くことで、時間を効率的に活用できると思いますので、もし第1問から取り組んでいる方がいましたら、一度やり方を変えてみてはいかがでしょうか。解答骨子もお見せしたいところですが、あまりにも汚い字のため、割愛させていただきます(汗)。

 

 解答用紙への書き込み

優先順位をつけたら、その順番通りに書いていきます。と言っても、解答骨子をそのまま書くのではなく、実際にはもう少し肉付けをしながら書いていきます。この時、注意したいことは、ついつい初めに書く問題を丁寧にいきたくなってしまうことです。1つ1つの問題をできるだけ丁寧に書こうとするあまり、時間が足らなくなることが往々にして発生します。解答骨子作成のところでも言いましたが、解答用紙への書き込みも、ある程度見切りをつけることが大事だと思います。

 

見直し

最後は、誤字脱字がないかチェックを行います。それともう1度、受験番号の確認をして、終了です。

 

まとめ

本日のまとめをさせていただきます。

自分にあった80分間の解答プロセスを最終的には見つけよう!

他人のやり方をベースにカスタマイズすれば、解答プロセス構築までの時間が短縮できる!

試行錯誤した結果、生み出した解答プロセスに、自信を持とう!

本日も長文にお付き合いいただきありがとうございました。是非、自分なりの80分間の解答プロセスを作り、自信をもって当日をむかえていただければと思います。

明日は、ヌワンコの登場です。どんな内容をご紹介してくれるのでしょうか。お楽しみに!!


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