中小企業診断士試験の独学受験での合格の秘訣ブログ

【直前期】この時期やっていたこと【一年目編】

同友館
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 先日の夏セミナー・懇親会にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。個人的ハイライトは「ヌワンコというH.N.の由来は何ですか?」というご質問を頂戴したことです。それに対し全く面白くない解答をしてしまい、大変申し訳なく思っています。

 みなさんこんにちは、ヌワンコ(H.N.の由来は大学時代のあだ名)です。

 夏セミナーに参加された方から「この時期どのような勉強をしていましたか?」という質問がありました。私は二次試験を2回受験しており、1回目は独学、2回目は予備校(+独学)です。そこで今回と次回に分けてそれぞれ1年目、2年目にやっていたことを書き出してみたいと思います。

前置き(ヌワンコさんの家庭の事情)

 いきなり本題から脱線しますが、正直に告白すると「1年目で受かるか微妙だな」と当時は思っていました。なにしろ一次試験が終わるまで問題すら見たことないし、大学受験も一浪して受かったので「二回で受かるのが自分のジンクス」くらいに思っていたのです。

 とはいえ手を抜けない事情もあり、以前のブログでも述べましたが「あなた(ヌワンコ)真面目に勉強するの?」と思われていたので、真剣にやらないと翌年の予備校等の学費も出してもらえない可能性があったからです。

(この一文、「誰に」が明記されていませんが、事例Ⅰよろしく類推していただけると幸いです)

 

 別の視点で見てみましょう。ヌワンコ家におけるお金の流れの在り方について、家族を「事業」と見立ててPPM『風』でまとめると以下の通りです。

 妻(共働き)は【花形】です。そこに疑問を持ってはいけません。
 ヌワンコさんは【負け犬】になって事業整理の対象にならないといいですね、ハハハ(乾いた笑い)。

 

 そんなわけで(どんなわけだ)、一次試験の翌日から二次試験の対策を独学ではじめました。上では冗談めかして書いていますが、ストレートでの合格を目指して3カ月間、自分を追い込んでひたすら勉強をしていました。その結果「できること」「できないこと」を見極められたことが、翌年合格することができた要因の一つになっています。

事例Ⅰ~Ⅲでやっていたこと

 すき間時間(通勤時間など)をインプットに充て、始業前(7時に出社し始業までの2時間を活用)と休日をアウトプット(過去問を解く)に充てていました。

 インプットとしてはふぞろいブログ、一発合格道場のブログを読んだほか、以下の書籍も読んでいました。

 

事例Ⅱ:『スモールビジネスマーケティング
    『小が大を超えるマーケティングの法則
    『引き算する勇気
※いずれも出題委員の方の著書ですが一冊を選ぶのなら『スモールビジネスマーケティング』でいいです。
 知識というより「筆者の考え方」を理解するのが重要なのでさらっと読めばOK。

 

事例Ⅲ:『ザ・ゴール
    『すぐに役立つ生産管理の基本としくみ

 

 アウトプットは過去問(直近5年分を2回転、平成29,28年度についてはさらにもう1回転)を解き、ふぞろいで採点・解説を読みながら考え方を覚えていきました。平成26~27年の事例については詳細な解説がなかったのですが、ネットで調べると先輩診断士が解説を記したブログなどもあり、大いに助けられました。

事例Ⅳでやっていたこと

 二次試験対策には事例Ⅳに一番多くの時間を割いており(事例Ⅳ:事例Ⅰ+Ⅱ+Ⅲ=7:3くらい)、平日の昼休みと終業後、休日を充てています。使用した問題集は


事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
意思決定会計講義(イケカコ)
『2次事例Ⅳ 対策問題集(TACのオプション講義で貰える)』
※イケカコはやらなくて大丈夫です。有名な本ですがぶっちゃけ試験3カ月前に手を出すものではなかった…
※TACの問題集の入手方法は各自で調べてください(笑)

 

 

 二次対策に使った時間は移動時間の読書なども含めて250時間くらいだと思います。試験の一週間前になりようやく「この設問では何を答えないといけないか」が分かるようになり、解答を大外ししなくなりました。

結局どうだったか

 それについては得点開示結果を見ていただきましょう。


 事例Ⅰ:63点
 事例Ⅱ:60点
 事例Ⅲ:55点
 事例Ⅳ:57点


 後半になるにつれ点数が下がっていますが、完全にガス欠を起こしています。
各事例で起こる想定外の出来事に全神経を傾け続けることで、段々と体力と精神をすり減らしていきました。そして事例Ⅳで事件が起こります。

 試験開始してから30分後、体がガタガタと震えて止まらなくなります


 「寒い、冷房効きすぎなんじゃないの?


そう思って周囲を(疑われない範囲で)見まわすもそんな雰囲気はない。


 おそらく極度の疲労とストレスが体調に影響したのだと思いますが、ルーベンスの絵を見たネロ少年のごとくお迎えの天使が見えそうになった瞬間でした。


 気持ちと体調を立て直しているうちに試験時間は終わり、「自分の力をすべて発揮できなかった」という悔いを残し平成30年度の試験は終わったのです。

合格に足りなかったもの

 そんな平成30年度の試験、敗因は2つだと分析しています。

① タイムマネジメントスキル
 80分間の試験時間の使い方が固まっていないため、とにかく余裕がなく80分間ずっと気を使っていないといけなかった。翌年に気がつきましたが80分間の中には「脳を使わない時間」や「脳をフル回転させる時間」、あるいは「手と脳で別の処理をする時間」など様々な時間があります。80分間の中でメリハリをつけることで体力や気持ちに余裕を生み出すことが重要なのだと感じました。


 同じことは一日の中でも言えます。仮に100の体力があったとして各事例に25ずつ配分しようとすると最後の事例Ⅳで体力が切れます。私は「事例Ⅳに50の力を残すこと」を目標にし、そのためにどうやってⅠ~Ⅲで余計な体力や精神力を使わないようにするか、を重要視するようになりました。

 

② セルフコントロール
 80×4=320分のすべてが自分の想定通りにいくわけではありません。題意の見落としや書き間違え等のミスも起こりますし、試験問題についても「見たことのない出題」や「何を問われているか分からない問題」等のイレギュラーが発生します。


 私は事例Ⅳの第3問で「固定資産の投資規模と費用構造の特徴を答えよ」と見た時に「そんなの分からんわ!」と逆ギレを起こしました(笑)。おそらくあの時に気持ちが切れてしまい、私は合格の可能性を自ら手放したのだと思います。分からない問題であれば「きっとみんなも分からない問題だ」「勝手な推測を入れず確実に言えることで解答を構成しよう」と気持ちをポジティブに切り替えなければいけなかった。

 

 それもこれも実戦不足によるところが大きく、私は模試等を受けることなく「ぶっつけで」本番に臨んでいました。

 勢いでいける人もいるのですが、どうやら自分はそういうタイプではなかったようで、リハーサルの重要性を痛感したのです。

最後に

 とはいえ、この年の試験は意味のあるものでした。自分の思考プロセスは間違っていないことが確認できたことは収穫であり、【得点開示結果】と【ふぞろいによる再現答案フィードバック】によって再確認できました(ですので今年受験するみなさんも、【得点開示請求】と【再現答案の作成及びふぞろい等への共有】は是非やってくださいね)。


 繰り返しになりますが、(結果は残念でしたが)自分のできることとできないことの見極めができたのは、3カ月間真剣に過去問と向き合ったからだと、自信をもって言えます。


 二次試験の勉強を始めたものの「来年受かればいいかな」とあまり勉強に身が入っていない方はいないでしょうか。断言しますが、ここから試験までの直前期は力が一番伸びる時期です。その時期に力を尽くさないのは勿体ないですし、来年以降の合格の可能性も下げてしまうと私は思います。

 あと2カ月弱、限界まで頑張ってみませんか。大丈夫、命までは取られませんから。
 

 さて明日は大阪からこーしの登場です。予定通りにいけば【こーし(サラリーマン編)】が始まるはず。


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