中小企業診断士試験の独学受験での合格の秘訣ブログ

実務補習に行ってきた~試験勉強にムダなことはない

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花粉が飛び始めるこの時期、私も含め花粉症の人は勉強にも生活にも支障がでますよね。なんとか乗り切りましょう。チャンスを逃すな!多年度合格ナビゲーターの、おはこです。

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さて、2次試験に合格した後、診断士として登録するには、15日以上の「実務従事」または「実務補習」が必要なのをご存知ですか?

私は先日、実務補習の5日間コースを受けてきました。
そのときの取り組みが診断士試験と連続性があって、ムダな試験勉強はなかったんだなあと感じました。

今日は、実務補習の観点で、試験勉強がどう役立ったのかをご説明します。

実務補習とは

診断士として登録するには、中小企業の診断・助言をする「実務従事」か、経済産業大臣の登録機関が行う「実務補習」を、2次試験合格後3年以内に15日以上行う必要があります。

私が受けてきた「実務補習」とは、実際の企業の協力で経営診断の実践をさせてもらうインターンシップのようなものです。

期間は、1カ月半ほどの短期間で15日間の要件をクリアする「15日間コース」(5日間×3社)と、2月・7月・9月など時期を分けて3回受講する「5日間コース」(5日間×1社)があります。私が受講したのは、5日間コースの1回目です。

ベテラン診断士の指導員(1人)のサポートを受けながら、受講者5~6人のグループで取り組みます。

5日間といっても集合するのが5日間で、自宅作業日を含めると2週間ほどかかります。

実務補習の流れ

実務補習はおおよそ5つのステップで進みます。

【1】事前調査(約5日間・自宅作業)

指導員からメールで診断先企業が提示され、各自企業のホームページや業界情報を調べます。

【2】企業訪問/診断報告書の方向性検討(2日間・集合日)

集合初日は都内の貸会議室で、全体オリエンテーションと班のメンバーの顔合わせをします。午後にはさっそく企業を訪問し、社長に3時間ほどお話をうかがいました。

2日目は同じ会議室で、全員でSWOT分析をして、診断報告書の方向性を議論します。周りの班のやり方を見渡すと、ホワイトボードやポストイット、Googleドキュメントでの共同作業など様々でした。

ちなみに、今回の実務補習(東京)の最初の2日間は木、金曜日だったため、私は仕事を休む必要がありました。

【3】診断報告書の原稿作成(7日間・自宅作業)

このあと7日間かけて、それぞれ自分の担当パートの原稿を書きます。全体で90ページ程度の報告書のため、1人15ページ程度となります。

【4】原稿のすり合わせ/診断報告書の製本(2日間・集合日)

初顔合わせから1週間後の土曜日は、会議室に集合して内容面のすり合わせをします。指導員のアドバイスを受けながら各章の方向性を合わせていきます。

日曜日は形式面のすり合わせです。Wordの原稿をマージ(合体)して体裁を整え、誤字脱字チェックや表記の統一をして、オフィス街の印刷屋で製本しました。

【5】診断先への報告と診断協会への報告書提出(1日間・集合日)

月曜日の午前中に企業を訪問し、報告会を行います。午後は会議室に戻り、診断協会に報告書を提出。無事受理されれば修了となります。

試験勉強は裏切らない

以上の各ステップでは、診断士試験で勉強したことをフル活用しました。

【1】事前調査では、実務補習テキストが配られ予習します。テキストにはSWOTやPPM、マズローの欲求段階説、QC7つ道具などお馴染みの理論が出てきます。テキストを読んで、実践向けに頭を整理し直します。

【2】企業訪問では、経営戦略や組織人事、マーケティング、財務・会計などの各分野について、社長にヒアリングをして整理します。いわば、2次試験の与件文を作るようなものです。

そして、企業訪問で得た情報をもとにSWOT分析をして、課題や企業の向かうべき方向性を考えます。これは2次試験の設問を自分たちで設定するようなものです。

【3】診断報告書の原稿作成は、2次試験の問題を解き、解答を書くプロセスといえます。報告書の項目は①現状分析、②課題設定、③改善提案が基本となっていて、2次試験の設問構成と同じです。

1次試験の知識も役立ちます。私の担当したテーマ「事業承継」も、1次試験で出題されていました。
たとえば、中小企業経営・政策の平成29年度第18問は「事業承継ガイドライン」についてです。この問題は私の手元にある「2018年版 過去問完全マスター」ではCランクですが、私の原稿ではしっかり書く必要がありました。
中小企業経営・政策は暗記が大変ですが、やっておいて損はない科目です。

また、1週間という短期間で制度を理解し報告書にまとめるには、ベースとなる幅広い知識が必要です。1次試験はホント大切です。

【4】原稿のすり合わせでは、2次試験で設問間の整合性をとるかのように、各パートの方向性を合わせます。「ここがわかりにくい」「論理が飛躍してる」など表現面も指摘しあいます。

【5】診断先への報告は、口述試験のようなものです。診断報告書の内容を説明したあとは、社長からどんな質問があるか分かりません。持っている知識を駆使して、丁寧に説明することを心掛けます。

指導員の先生からは「診断士業界の常識は、診断先企業の業界では非常識と考えておくように」という助言がありました。御託を並べず社長に伝わる言葉で説明するのは、2次試験と同じですね。

このように、実務補習では試験勉強で学んだ知識やノウハウを大いに活用しました。診断士試験にムダなことは1つもなかったと、実感しました。
ぜひ診断士になったときをイメージしながら勉強してみてください。私がどこまで出来ていたかは自信がないのですが……。

明日は、「浅はか×気分屋×注意散漫=精神年齢はいつまでも5歳」と本人は言うけどもそんなことないよ、あんた十分しっかりしてるよ、じょーきの登場です。


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