こんにちは!事例Ⅰ担当のゆうです。
前回のゆうさいに続き、今回は私の1次試験勉強法を実体験に基づいて紹介します!
ちょうど1次試験を受験した年の今頃は、GWに受けた予備校の模試でA判定をとって安心し、海外旅行に行き羽を伸ばしすぎ、勉強から遠ざかった日々を送っていました。一度下がったモチベーションを元に戻すのはとても難しく、7月に過去問を久しぶりに解いてみたところ、7科目合計で327点しか取れず慌てて勉強する羽目になりました。
本当はこの時期から取り組んでおけばよかった…と思うことを中心にポイントを3つご紹介します。
目次
1次試験を初めて受験する人で、7科目全てに精通している人は少ないと思います。
本来であればテキストをじっくり網羅してから問題演習と進めたいところですが、この時期以降はもうそんな悠長なことは言っていられないのでとにかく問題演習の数をこなしました。
■■インプット■■
私は通信講座の「STUDYing」と「中小企業診断士1次試験一発合格まとめシート」を利用して1次試験の知識インプットを行いました。
まずはSTUDYingの講義を倍速で聞き流し、全体像を把握します。(スピードテキスト等の読み込みでもOK)
その後、すぐに過去問演習を行い、間違えた問題を中心にまとめシートで知識を補完しノート等にまとめていく。
インプットはこの程度に留め、演習を通して科目内の初見の知識をどんどんつぶしていきました。
■■アウトプット■■
アウトプットは言わずもがな過去問演習です。
STUDYingのアプリには5年分の過去問が入っているので、通勤時間や寝る前などちょっとした時間にもアプリを使用して過去問演習を繰り返し正答率を上げていきました。
また、予備校のファイナル模試も申込みましたが、中だるみ真っ最中だったため、提出はせずセルフ模試にしました。(模試の順位等が良くなかった時、さらにモチベーションが下がるのを避けるため)
私は令和5年に1次試験を受験し、7科目合格で1次試験を突破しました。
結果は下記の通りです。
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経済学:40
財務会計:54
企業経営理論:77
運営管理:70
経営法務:60
情報システム:72
中小企業経営・政策:84
合計:457
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数字に弱く暗記科目に強い典型的なパタ―ンです。
過去問演習や模試を解くにつれて、企業経営理論など得意な科目は安定して高得点がとれていったのに対し、経済学や財務会計はどう頑張っても60点取れる世界線を想像すらできず途方に暮れていました。
最初は苦手科目の経済学や財務会計を頑張って伸ばそうと時間をかけて勉強していましたが、なかなか点数が伸びないこともあいまって、勉強のモチベーションがどんどん下がっていきました。
そこで、苦手科目に重点を置いた勉強を5月でストップし、以降は得意科目の強化を中心に勉強しました。
できないものはできない、7科目合格なら40点以下を取らなければいいだけのこと!
と、割り切った判断ができたことが合格の大きな要因だったと振り返ってみると感じます。
ここまで勉強を進めてこられた皆さんも、そろそろ自分の得意不得意が見えてくる頃かと思いますが、ここから先の苦手科目の克服には期限決めて取り組むことをおススメします。
自他ともに認める短期集中タイプの私が全力でおススメするのが、中小企業経営・政策の直前期の詰め込みです。
最初は得意とも苦手ともしなかった科目でしたが、一番良い結果がでました。
直前1週間はダンシ君を常に流し続け、STUDYingの直前模試を受け、白書にも目を通しました。2日目一番最後という体力的にも精神的にも一番しんどい時間の科目ですが、休み時間みた内容がそのまま試験問題に出てくることもあるかも!と思って最後まで諦めずに知識を詰め込み続けました。
診断士試験は戦略も勉強スタイルもまさに「ふぞろい」な試験のため、万人に当てはまる攻略法はないと思います。
自分に合った勉強スタイルがまだ見つからない方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
次回は「たいすけ」が一次試験勉強法を公開してくれます!彼がどんな風に勉強してたのか私も興味津々です!こうご期待ください!