試験終わってから何をしよう…MBA進学のススメ

同友館
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こんにちは!やますけです!

読者の皆さま、2次試験本当にお疲れ様でした!

初めての方もそうでない方も、この長丁場で心身ともにかなり疲弊していることと思います。

まずは頑張ったご自身の体を、そして次に支えてくれた周りの方々を、心ゆくまでねぎらってあげてください(←大事!!私はできていなかったなと後悔していますので…)。

これまでのブログでは直前対策など真剣に読んでいただく内容が多かったですが、今回は少し肩の力を抜いて、「2次試験終了後の過ごし方」についてお話しさせていただきます。ソファやベッドでくつろぎながら読んでいただけますと幸いです!

特に、中小企業診断士の養成課程やMBAに興味がある方には、参考になる情報があるかもしれません。

試験直後の絶望

「やっと終わった…もう活字を見なくて済む!」と、半年間頑張った自分をセルフでねぎらいました。

その日の夜は絶対に疲れているにも関わらず、次の日が仕事ということも忘れ、趣味のポケモンに熱中。翌日もぐっすり眠り、心ゆくまで怠惰な日常を過ごしました。

そして火曜日の夜、重い腰を上げ、世間でいう「再現答案」を作ろうと問題用紙を広げたのですが……。

ここで問題です。私の身に降りかかった不幸とはなんでしょう?

①明らかにとんちんかんな日本語を書いていたであろうメモが見つかる

②メモ用に破ったはずの最終ページを紛失(1事例分)

③ハイになっていたのか、そもそも何を書いたのか全く思い出すことができない

正解は……

①〜③すべてです。

本当にやってしまいました。

先に投稿されたたいすけのブログにも再現答案作成のススメについて書かれていますので、まだ拝読されていない方は、この続きを読む前に、早急にたいすけのブログをご覧ください。

合否を待つ?それとも受験する?

もともと日本語能力に自信がなく、中学生の国語ドリルから2次試験対策をしていた私に、合格の確信があるはずもなく、再現答案作成の失敗も相まって絶望の真っただ中でした。

そこで10月頃から検討していた養成課程への進学を考え始めました。

養成課程とは…

中小企業診断士の養成課程は、第1次試験合格者が、登録された機関で講義と実習を履修することで、第2次試験と実務補習が免除され、資格登録できるルートです。

【メリット】

  1. 確実に資格を取得できる: 難関とされる第2次試験を受ける必要がないため、合格が確実になります。
  2. 実践的なスキル習得: 座学に加え、企業診断などの実習を通じて、現場で役立つコンサルティング能力を体系的に学べます。

【デメリット】

  1. 費用負担が大きい: 受講料が高額(200万円~300万円程度)になるケースが多く、大きな費用負担が伴います。
  2. 時間的な拘束が長い: 6ヶ月以上の長い期間、決められた時間割で受講する必要があり、仕事や家庭との両立が難しい場合があります。
  3. 入学試験がある: 養成課程の受け入れ機関によっては、入学試験(面接など)が課されます。

Geminiさん、ありがとう。

合格発表を待つ前の段階で、私は以下のような葛藤を抱えていました。

✓2次試験は採点基準が不明確な試験で、再現答案を作っても合否の確信が持てない

✓私の解答には不確実性が多すぎる…(再現答案の失敗も含む)

✓合格発表までただ待って、次のアクションを起こすのでは遅すぎる

悩むことも苦手な私は、考えることに疲れ、「養成課程がある大学院(MBAプログラム)」を受験することに決めました。

進学のススメ

火曜日に決意したものの、願書提出の締め切りまでは1週間もありませんでした。安息の時間はどこへやら……志望理由や職務経歴を爆速でまとめ始めました。必着締め切りの学校には、貴重な有休を消化し学務課へ直接提出しに行ったのも今となってはいい思い出です。

受験内容は、①経済に関する小論文と②面接の組み合わせが多かったです。1次試験を突破された皆さまであれば、日頃からニュースのワードやトピックを調べ、それについて自分の考えを持っておくことで、十分対策できるはずです。

その後の合格発表で、大学院から合格をいただき、さらに本命の診断士2次試験も(ギリギリ)受かっていました。

最終的に「入学するか否か」という判断フェーズになりました。せっかく診断士資格を取れたのに、養成課程ではないMBAへ進学してまで学ぶ価値はあるのか?と自問した結果、結論、入学してよかったと思っています。

正直、仕事との両立はとてもしんどいですが、それ以上に大きな学びがあります。

具体的には、「知識を実務に転換できること」と、「自分の得意なことや専門性がより明確になること」です。

診断士資格の勉強で得られる知識は非常に価値がありますが、財務会計の証券投資論など「実際に現場でどう使うか」が分かりづらいものも多いと感じていました。MBAで、そのような知識をより汎用的に使いこなせるようになるため、得た知識の階層をもう一層上げることができると感じています。

また、研究開発という出自で、資格取得後も「どんなコンサルを、どんな仕事をしようか」という明確なビジョンがなかった私ですが、授業や受講生との関わりの中で、「こんなことをしよう」という出口(入口?)が見えてきました。

今、具体的にやりたいことが決まっている方はその道を突き進むのが一番ですが、「資格を取得してからどうしようか、何を専門にしようか」と悩んでいる人にとっては、MBAでの学びはとても良い経験になると思います。

終わりに

少し長くなってしまいましたが…この辺で終わりにしようかと思います。

今後もセミナーなどいろいろ計画していますので、そちらでお話できるのを楽しみにしています。ぜひX等をチェックし、ご参加いただくことを心よりお待ちしています。

最後に……再現答案はお早めに!

そして、ふぞろいへの提出もお願いいたします!!!!!(←めっちゃ大事)

次は笑顔がチャーミングなけいです!乞うご期待!!!

再現答案提出フォーム

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