みなさん、こんにちは。ストレート合格ナビゲーターのさやです。 前回のブログ、自己紹介の記事はこちら☆
どうやら他のふぞ9メンバーは実務補習が佳境のようですね。私は今回(2月)の実務補習には参加していません。
現在は、先輩の独立診断士の声掛けで、「ものづくり補助金」申請のお手伝いをさせていただくことになり、奮闘中です。申請者となる企業を5社訪問し、経営者の方へ補助金の説明や申請書作成の為のヒアリングを行いました。正直めちゃくちゃ大変ですが、とてもやりがいのある仕事です!
また、結果が出たら報告させていただければと思います。
近況報告が長くなりました!ここからが本題!!

今日のお題は、「二次試験の対策はいつから始めますか?」
『そんなの早く始めるに越したことはないよ~?』と言う方、ホントにそうでしょうか。
二次試験は、一次試験と異なり知識を問う問題ではありません。時間を十分に掛けたからと言って二次対策がしっかり出来ている気になっていると、大事故を起こしかねない試験です。それに、胸に手を当てて自分に問うて下さい!「本当に一次試験の対策は万全ですか?二次対策の余裕ありますか?」
じゃあ、どうしたらいいの?との問いに、今回提案したいのが
目次
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えぇ、当たり前です。(←前回ののらのパクリw)
でも、この当たり前のこと出来ていない人、結構多いと思います。
A「一次試験前に、二次試験対策もしっかりやるぞ!」
B「二次試験対策は、一次が終わってから必死で追い込むぞ!」
あなたはどっち?決めかねてモヤモヤしていませんか?
これキチンと決めておかないと、最悪のパターンとして、
何となく両方とも中途半端に勉強を進め、結果的に一次対策不足で一次試験を通過出来ない…何てことにもなりかねません。
たった1点足りないだけでも、たった1問のミスだったとしても、今年二次試験を受けることは出来ないのです。
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昨年私も頭を悩ませました。
試験の構造上、『絶対評価でマークシート方式』の一次試験と『相対評価で記述方式』の二次試験を比較すると、二次試験の方が難しいように思えます。だからこそ、二次試験対策は早めに始めた方が良さそう。だけど、そもそも自分は一次通過も危うい状況。「二次試験の勉強する時間なんて取れるのか?」「一次試験に集中すべきか?」…等々をグルグル考えました。
この問題、私の場合は「一次試験とはなんぞや?」「二次試験とはなんぞや?」そして、「自分ってどういう人間?」を分析し、戦略を立てることに決めました。
戦略を立てた期間は1か月(勉強を開始した2月中旬~3月中旬まで)。
1か月の間にしたことは、まず基礎的な勉強、これは主に一次試験対策です。そして一次試験、二次試験の過去問を1教科・1事例ずつ解いてみること。
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結果は…
一次試験って難しい。これを7科目?!想像以上に大変。自分の社会人としての知識ってこんなにも役に立たないものなのね(涙)。時間がいくら合っても足りない気がする。
二次試験も難しい。だけど、自分には二次試験の方が向いてそう。何より問題を解くのが楽しい。楽しいことには短期間で集中できる性格だしな。ヨシ!二次試験対策は、一次試験が終わってから巻き返そう!それまでは一切忘れよう!w
となった訳です。
具体的には以下↓のような出来事がありました。個人的な話(&長い)なので、興味のない方は次の★まで読み飛ばして下さい。
【一次試験】
「選択肢のあるマークシート方式だしな」とすこーしだけ舐めてかかっていた一次試験(とりあえず財務会計を1年分解いてみた)はもうボロボロで、まぐれ当たりも含めて40点ギリギリ。「難し過ぎる」「時間足りなさ過ぎる」。
【二次試験】
二次試験については、ある有志団体の勉強会に参加(事前に80分で事例Ⅱの解答作成)。
その勉強会では、現役の診断士の方がほぼマンツーマンで、二次試験のイロハを教えて下さいました。恥ずかしい話、「3Cって分かる?」→「な、なんとか」、「4Pって知ってる?」→「し、知りません」と言うレベルでしたw。だって、まだ企業経営理論のテキストすら開いたことありませんでしたから。
そんな右も左も分からない状態でしたが、その診断士の方からは「センスがある。だから二次対策は一次が終わってからで十分間に合う。今は一次の勉強に集中しなさい。この勉強会にも一次試験が終わるまで出入り禁止」との有り難いお言葉をいただきました。
今考えると、知識が足り無さ過ぎて一次試験通過も怪しいので、とりあえず一次に集中させるためのお世辞だったような気もするのですがw、この言葉で私は自信を持って一次対策に集中することができました。
実は、この診断士の方こそが、冒頭でお話した私が今「ものづくり補助金」申請のお手伝いをさせていただいている独立診断士の方だったりします。ご縁ですね。
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この戦略、私にとっては功を奏しました。
一次試験の結果は本当に本当にギリギリ滑り込みセーフ。
そして、一次通過後まっさらな状態から始めた二次対策でしたが、当初の予想どおり短期集中で非常に楽しく濃密な受験生ライフを過ごし、実力不足は多々あったかと思いますが、勢いに乗って合格することが出来ました。
但し、これは私の場合。もちろん、もう既に一次試験対策が万全で、基礎がしっかり出来ていて二次試験対策も同時に進めた方が効果的な方もいると思います。
ちなみに、私の勉強仲間に「一次試験は通過点」と言い切り、当初から一次と二次の対策を同時に進め、一次試験の直前期も二次を勉強していたツワモノがおります。彼はもちろん抜群の安定感で一次二次ストレート合格していきました。
不明点・ご質問などはコメント欄にお寄せください☆
明後日は、ストレート合格ナビゲーターのかおりんの登場。
自らをガリ勉と評する努力家かおりんが「1日何時間勉強する? 」の疑問に答えます。
どうぞお楽しみに☆
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そうなんですか・・・。
もう思いっきり巻き込まれてしまって、2次に手を出しまくっている私は一体・・・。
これからもよろしく!!
「2次に手を出しまくっている…」とありますが、一次試験対策が順調であれば問題ないと思います^^
二次試験対策の方がやはり奥が深いので、両方楽しんで勉強してください。但し、くれぐれも「二兎を追いかけて…」となりませんように☆
ありがとうございます。Kappaも理系なので、多分、経済は得意かもです(微分→限界、Δ→今期-前期・・・ 概念は簡単(といっては失礼かもですが数Ⅲに比べれば)なんですが、翻訳が難関です)。
暗記系、苦手です。中小と法務どうやったら覚えられるんだろう。
さやさんにあやかれることを願っています。
ちなみに2次試験、キーワードや論点のみならず、文章力が重要な採点基準っていう噂があるのですが、さやさん的にはどう思います?
あっ、Kappaさんも理系なんですね^^
では、経済は荒稼ぎしちゃってください!!
中小や法務などの暗記系科目は「類似点」と「相違点」を意識されると記憶に残りやすいですよ。
ご質問の2次試験の採点基準については、あくまで個人的意見ですが、「文章力」で加点があるとは考えにくいと思っています。但し、採点者も人間なので、わかりにくい文章だと書いた本人の意図とは異なる捉え方をされる可能性はありますよね。ですので、採点者に自分の意図をしっかりと伝える「文章力」は、合格を掴むために必要な要素の一つではあると思います。
ご参考になれば幸いです。
中小、法務は暗記ですが、全体を見ながら楽しく暗記しましょう!特に中小は実務では大事ですよ。それを踏まえれば暗記できるはずでおます!
中小の鬼より
経済、得意なはずなんですけど・・・。
今日のTAC梅田校の経済の答練、知り合い4人に聞いたらがみんな70点以上。
76点のKappaはまだまだですね。頑張りまーす。
情報も荒れさえしなければ問題ない筈なんですけどねぇ。
うーん、全体を見ながら楽しく暗記できるこっしーさん。
語呂合わせとか使えませんかね。
再来週、尼崎市の補助金説明会とかにはいってみようかと思っているのですが役立つでしょうか。ちなみに、Kappaは大阪の貴公子の知り合いです。
補助金ですか!
直接的に試験に結びつくかは疑問ですが、興味が出て中小政策に力が入ると思うので、行ってみて下さい!
ちなみに大阪の貴公子て誰?そんなんいたっけな〜
ふぞろい8の「はらっち」さんって[大阪の貴公子]という通称じゃなくて、実は自称だったんですか? 最終ブログにそう書いてあったから、てっきり通称だったのかと(^_^;)。
巻き込まれ体質のKappaは、3月から、業務で、尼崎の、青息吐息の、とある一般財団法人の、再建を担うことになりました。補助金説明会参加はその第一歩なのですが・・・。「出来れば合格してからにして欲しかった」、というのが Kappaの正直な感想です。
こうなれば仕方がありません。先輩方の知恵に縋る気持ち満々です (^^ゞ。